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Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

古美術品交換会

2024年04月20日 18時03分00秒 | 骨董市など

 今日は、私にとって、月に一度の、定例の、古美術品交換会の日でした。

 ここのところ、お天気も良く、暖かな日が続きます。

 今朝も良いお天気で、暖かくもありましたから、元気で出発です(^_^)

 先月は、町内会の仕事があったために行けませんでしたので、今回は、2ヶ月ぶりでの参加となりました。

 先月の参加者は少なかったということですが、今日は、例月並の参加者で、盛況でした(^-^*)

 それもあってか、今日は、私のお目当ての古伊万里についても、「伊万里 色絵 家屋・山水文香炉(江戸時代前期)」と「伊万里 染付 草花(シャガ?)・梅文中皿(江戸時代前期)」の2点を競り落とすことが出来ました(^-^*) 満足、満足の収穫でした(^-^*)

 この2点につきましては、少々汚れもありますので、綺麗にしてから、近日中に紹介いたします。

 なお、全くの場違いなのですが、たまたま、「砥石」が競りに掛けられましたので、それも競り落としてきました(笑)。

 ここは、古美術品交換会の会場なわけですから、こんな、古美術品でもなんでもない「砥石」などが競りに掛けられることは滅多にないのですが、私が、たまたま「砥石」を買いたいな~と思っていたところにタイミング良く登場してきましたので、飛び付いたわけです(爆)。

 これから、夏場に向かい、家庭菜園や庭の草取りをしなければならないわけで、そのための鎌や鋏などを研いて切れるように整備しなければならないわけですが、これまで使っていた「砥石」が摩耗したり変形してしまっていて、使い辛くなってしまいましたので、買い替えなければならないな~と思っていた矢先だったからです。

 この「砥石」は、荒砥と仕上砥の両方が貼付けられていて、1個で二つの役割を果たす優れものです。荒砥用の砥石と仕上砥用の砥石の2個を買わなくても済みますから、安上がりといえば安上がりだったかもしれません(^-^*)

 

競り落としてきた砥石(人造砥石)

上面半分が仕上砥用、下面半分が荒砥用


骨董市

2024年03月17日 13時27分00秒 | 骨董市など

 今日は、私にとって、月に一度の、定例の骨董市の日でした(^-^*)

 今日は、快晴という程ではなく、曇りがちではありましたが、暖かく、しっかりと春を思わせる日でした(^_^)

 今日など、もう、すっかり春を思わせますが、でも、また、寒さが戻るとか、、、。三寒四温で、だんだんと春本番となるのでしょうね。

 そんなことで、いそいそと出発です!

 会場内はというと、相変わらずで、かつての本格的な「骨董市」の雰囲気は少なくなり、古着の店が多く出店するようになっています。ただ、外人さんがチラホラと見られるようになりました。また、こんな田舎の骨董市なのに、中国人が、ガサゴソとガラクタをかき回し、どんどんと買い漁っている様子が見られるようになりました。

 以上のように、これまでとはチョット変わった光景が見られるようにはなりましたが、私の狙っている古伊万里などは、殆ど見るべきものはありませんでしたので、なにも買わずに終りました(><)

 今日は、何も買わずに終りはしましたが、ちょっとした収穫がありました(^-^*)

 それは、物の収穫ではなく、知識の収穫でした。その状況は以下のとおりです。

 

 ぶらぶら歩いていましたら、「あれっ、後期鍋島だ!」と思うものが目に留まりました。

 それは、次の写真のようなものでした。もっとも、次の写真とは違い、酒注1個には盃が5個付いていました。但し、酒注の形は、次の写真のような形のものではなく、更にその次の写真にあるような形のものでした。なお、酒注の注ぎ口の根本と盃5個の高台内には鍋島家の家紋の「杏葉紋」が描かれていました。

 

小木一良著「鍋島 後期の作風を観る」のP.191から転載

 

 

小木一良著「鍋島 後期の作風を観る」のP.192から転載

 

 それで、近寄って手にしましたら、新しいものであることが分かりました。

 そうしていましたら、店主が近寄ってきて、「それには、ちゃんと箱が付いているんですよ」と言って、奥のほうから木箱を出してきました。

 その木箱は、ちゃんと酒注1本と盃5個がセットで入るように作られていて、箱表には、販売している会社名や作者名が書かれ、箱の中には作者の陶歴栞(しおり)まで入っていました。

 店主は、「このような物に目を留める方は少ないです。これも、なにかの縁、勉強しますから、どうですか、、、」と水を向けてきました。

 それで、私も、参考品として買おうかなと、かなり、心が傾きましたが、心を鬼にしてパスしました(~_~;)

 小木一良著「鍋島 後期の作風を観る」のP.191には、「根引松文は人気文様であったと思われ、明治期作品も精巧社、鍋島家支援窯でいろいろ作られている。同文は現在でも大川内山の諸窯で製作されている。」と書かれています。

 以上のように、今日の骨董市で、このような物は現在でも大川内山の諸窯で作り続けられていることを実際に体験することが出来たわけです。その意味では、今日の骨董市では大きな知識の収穫があったということになります(^-^*)


古美術品交換会

2024年02月20日 19時15分10秒 | 骨董市など

 今日は、私にとって、月に一度の、定例の、「古美術品交換会」の日でした。

 今朝は、朝のうちは曇りがちでしたが、だんだんと良いお天気となり、また、暖かい日となりました。

 朝8時頃に出発しましたが、そんなことで、車のエアコンも点けず、また、コートも脱いだ軽装での出発となりました。

 古美術品交換会会場は隣の県にありますから、ちょっと時間がかかります。片道1時間45分ほどかかるんです。でも、こうも陽気が良くなりますと、ちょっとしたドライブ気分ですね(^-^*)

 ドライブ気分を楽しみ、目的地には無事到着しましたが、肝心の「目的」がね、、、。

 競りに掛けられる品物の数と質が悪かったのです(><) 特に、私の狙い目の古伊万里など、良い物はほとんど登場しませんでした(><)

 昔から、2月、8月は、「ニッパチガツ」と言って、経済活動が不活発で、景気も良くないと言われてきていますが、その通りでした。

 そんなことで、一昨日に続いて、今日も手ぶらで帰ってきました。

 収穫のない時は続きますね。来月に期待です。


骨董市

2024年02月18日 11時27分31秒 | 骨董市など

 今日は、私にとって、月に一度の骨董市の日でした。

 今朝は、お天気も良く、暖かく、春を思わせるような陽気でした。とても、2月の骨董市とは思えないほどの陽気でした(^-^*)

 そんなことで、気分良く、出発です!

 しかし、案の定、私の狙っている古伊万里などは、ほとんど展示されていません(><)

 それで、30分ほど散策して、結局は手ぶらで帰宅しました。

 それなら、「はじめから、そんなものだと分っているなら、わざわざ出かけて行かなければいいのに、、」と思われるかもしれませんが、骨董好きにとっては、出かけることに意義があるんです(笑)。

 骨董病に冒された者には、しばらく骨董にふれていないと、骨董病の症状が出てくるんですよね(~_~;) それが、骨董に接することによって発症が止まるんです(笑)。 まっ、骨董病の症状を抑える薬のようなものですね(笑)。

 そんなことで、今日は、収穫なしでしたが、明後日には古美術品交換会がありますので、明後日に期待を込め、また、骨董病の症状が出ないように、骨董病の症状を抑えるための治療を兼ね、明後日には古美術品交換会に行ってまいります。


古美術品交換会

2024年01月20日 17時24分28秒 | 骨董市など

 今日は、私にとって、月に一度の、定例の古美術品交換会の日でした。

 今日は、「大寒」ということではありましたけれど、また、お天気はそれほど良くはなく、曇りがちではありましたけれど、比較的に暖かく感じる朝でした。

 そんなことで、寒い思いをせずに、古美術品交換会会場へと向かうことができました(^_^)

 今日も、古美術品交換会会場には多くの会員が出席しており、盛会でした。

 でも、私の狙っている古伊万里につきましたは、相変わらず江戸後期~明治の物が多く登場し、私が食指を動かそうとするようなものは登場してきませんでした(><)

 でも、せっかく来たことですし、それに、明日、我が家の近くで開かれる予定の骨董市は、お天気が雨か雪になるという天気予報のために中止となるようですので、今日、ここで何か買っておかないと、明日も買えなくなるわけで、結局、来月まで収穫無しに終わってしまうな~との脅迫観念に駆られ(笑)、何か買って帰ることにしました(^_^)

 ということで、なんとか競り落としてきたものは次のようなものです。

 

伊万里 染錦 菊水仙文 小鶴首瓶

 

正面(仮定)

 

 

正面から右に約90度回転させた面

 

 

正面の裏側面

 

 

正面から左に約90度回転させた面

 

 

鶴首の口縁部分

金彩は殆ど剥落してしまっています。これは、比較的に残っている部分の写真です。

 

 

底部から見た面

 

 

高台部分

 

 

生 産 地 : 肥前・有田

製作年代: 明治時代初頭

サ イ ズ : 口径1.5cm 胴径9.1cm 底径5.4cm 高さ17.9cm