湯治庵の日々

癌・頑強・爺・自律・自由・自在

褒めて褒めまくると・・・

2007年08月22日 | 湯治庵の日々

>>健康記録<<                                

抗がん剤の使用はガンを細胞を殺す、増殖を抑えるための化学療法である。正常細胞がダメージを受けるのは当然で、長ければ長いほどその毒素が蓄積してくる。
3週間ほど前から出始めた手足の先の軽い痺れが続いているのも蓄積の影響だろうと考えられる。髪の毛も次第に薄くなって来ている。
インスリン投与により血糖値コントロールは上手になってきた。

「癌とニラメッコ」と言う題名は手術前に前の「パークゴルフ」などから変えた。最初は「癌と闘う」とか、「闘病記録」とか深刻な名前が浮かんだが止めた。
共存共栄とはいかないが、今後ニラミを効かせながら監視し「暴れ始めたらこちらだってお灸を据えるよ」といったような意味で題名を決めたのである。
その後インタ-ネットWEBすると、癌闘病者の記録や日記は辛く悲しい叫びで生々しく埋め尽くされていた・・・。

>>Terryの散歩路<<                               

テリーは何故自分が大相撲の横綱朝青龍(26)事件?に関心があるのか?考えてみた。

高砂親方(元大関朝潮)と朝青龍の関係は、親子の関係と考えることもできる。また国と国民との関係に置き換えても面白いのではないか。
現在の日本の親子関係や日本人の価値観を象徴する普遍的事件として関心を抱くからだ。

一回だけの経験で「子供は褒めて、ほめて、育てるべき・・・」と考える人がいる。
現在の高砂親方(元大関朝潮)は学生横綱、アマチュア横綱など総なめにして角界に入りトントン拍子に出世したエリートである。
その間褒められ続け特別扱いされ続けてきたという。

子供のころから「勉強ができると何でも許されるんだ」本人も思い込み、回りもおおめに見てきた結果、社会という大海原に出て座礁した例は掃いて捨てるほどある。
右も左も分からない純朴なモンゴルの子供を、相撲部屋という極小空間のなかで褒めて培養したらどんなことになるか大体は分かるだろう。
高砂親方(元大関朝潮)は自分の経験から
「自分も褒められ、褒められ出世した・・・だからモンゴルの子供もおんなじだ」と考え生活や相撲指導したに違いない。

狼や、虎に育てられた人間の実話。
発見されたとき立って歩かないで獣と同じ四つんばいになっていたという。
環境がその生物を育てる。
人間の家庭や人間社会、国に当てはめてみれば
親を見れば子供が分かり子供を見れば親が分かる」ということになる。

拝金国家は拝金国民をつくり、フニャフニャ人間はプライドを持たない国をつくる
日ごろ多発する様々な事件を目にし、聴いてそう思うのですが・・・。

「自立と共生」http://www.tetsuaki.net/

コメント
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