加賀の潜戸鼻へ釣りに行った

朝も早くから、一人で加賀の潜戸鼻へ釣りに出かけた。大物を狙ったが、釣れたのは小魚ばかり。アジ102匹。コメサ、スズメダイ、石鯛の子、イスズミ合わせて72匹。合計174匹。釣り場所は、申し分ないけれど、釣りはじめてまもなく、１艘の小船が、磯から手の届くほど近くに網を仕掛けた。これでは、大物が磯に回れない。空荷で帰るわけにも行かず、釣れた小魚をクーラーに入れ、帰ろうと、おい子にクーラーを乗せ背中に担いだら、ズッシリと重かった。あの崖と山道を、竿袋、餌バケツ、道具箱、クーラー、スパイク長靴スタイルで登るのは、たいへん。家に持ち帰ると、妻と母は美容院へ行っていた。携帯で、

私「小魚沢山持ち帰ったけど。どげすーだー」

妻「姉さんの所へでも持っていったら?」

私「姉さん、迷惑だから、僕が調理するわ」と言うことで、ウロコを落とし、頭をはずし、腹を割り、尻尾を落とし一連の作業を終えるのに、２時間ぐらい掛かった。

帰宅した妻が、後片付けをしてくれて、コメサ、スズメダイは圧力鍋で、骨がボロボロになるまで煮込み、佃煮風にしてくれた。アジは何時もの通り南蛮漬け。アー今夜のビールが待ち遠しい。