ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

モコ助の災難

2022-12-14 22:19:43 | モコ助先生


 ある晴れた日、ソファで気持ちよさそうに寝ているボサボサのモコ助を見てそろそろカットしないとなあと思い立った。
 いつもは休みの日に二人でやるのだが、天気も良くてなんだか気分も良かったので一人でやってみるかと思ったのである。




 
 先ずは浴槽でシャンプーされるモコ助。
 前は洗い場で丁寧にやっていたが、最近は面倒くさくて浴槽にぬるま湯をためてそこへ投入したモコ助を頭からバシャバシャと洗う。



 赤ちゃんをお風呂から取り上げるようにバスタオルでグルグル巻きにして、部屋を移動し、ドライヤーで乾かす。

 良い感じにモコモコとなってきたら、次はいよいよカットですね。
 一番厄介なのが足先のカット。
 口が届くのでハサミを持った手を咬もうとして抵抗するんです。
 覚えはないけど、前によっぽどなトラウマがあるのかなと思う。

 で、前にアマゾンで見た、「犬のグルーミング用ハンモック」を思い出した。
 どんな暴れん坊の犬でも吊り下げられては戦意を喪失するらしくされるがままなんだそうです。



 残念ながら注文しても届くのは数日後。
 今、カットに燃えているオジサンはすぐにやりたいのである。

 なので、ふと思いついた。
 手ごろな布があれば、自分でも簡単に作れるのではないかと・・。

 で、古くなった作業ズボンの太ももあたりをハサミで切り抜いて広げてみるとなかなか良い感じ。
 目測で足が出るくらいの穴を4つ開けて紐を付ければ出来上がり。

 さっそくそれを持って2回のトリミングコーナーに連れ去られるモコ助さん。

 最初に背中やお尻、頭の部分をバリカンで羊みたいにグリグリと刈っていきます。
 ところどころ力を入れすぎると禿げて虎刈りになりますが、本人はたぶん気づいていないでそのまま続行。

 気を使うのは目、耳、口などの顔まわりですね。
 特に目の周囲の毛をハサミで切る時には怪我をさせたら一大事と息を止めてカットしていきます。



 動いたら危ないと本能が警告しているのか、流石のモコ助もこの時ばかりはジッとしてうごきません。

 そして、さあ、いよいよ、先ほど完成したばかりの「小型犬用トリミングシート自作第1号」の出番。
 きょとんとしているモコ助の四つ足を穴に潜らせて体を包むと、4隅の紐を「エイヤ」とカット台のアームに引っかけた。

 罠にかかったタヌキみたいに不安そうにしているが、カチカチ山みたいに鍋にしようって言うのではないので安心してください。



 早速、小さな足先を手に取り、肉球の周りに伸びた毛をジョキジョキとハサミで切っていきます。
 おぉ、いつもと違いモコ助の抵抗が無いおかげで苦労せずにトリミングが終了したのでありました。

 そうなると人間、欲が出るもので、フフフと不敵な笑いを浮かべながら犬用爪切りを取りに降りるオジサン。

 爪切りは前犬のマックの時に苦い思い出があるので、今回はyoutubeで犬の爪切りのコツも学習済みである。
 肉球の先に併せて平行に線を引き、そこまでカットするのが丁度いいのだと・・。

 学習したとおりに、思い切りよくパチンと爪を切る。
 一瞬、モコ助がビクッと動く。
 「大丈夫、大丈夫・・ほら、綺麗に・・・ん?」

 爪先からポトポトと赤い物が・・

 一瞬、手の動きが止まったオジサンは見なかったことにして、モコ助を地上に降ろすとバタバタと片づけをして、水で洗ってお薬をつけて、血が止まるまでずっと抱っこしていたのでした。

 しかし、結局、血の付いたタオルでモコ助の災難が相方さんにバレてしまい、今後はオジサンによる宙づりも爪切りも禁止令が出たのであった。









サニージャーニー

2022-12-11 22:48:48 | 日記


 家にいるとテレビをつけている時間が増えます。
 ただリタイアしたのがちょうどコロナが始まった頃で、連日のワイドショーでは「感染者数が・・死者数が・・」なんて憂鬱な話題だけだし、バラエティに変えてみると今度は若い芸人さんたちがオーバーなアクションと大きな声で騒いでいるばかりなので、あまり見なくなりました。

 なので、その頃から自分の好みの動画をyoutubeで探して見るようになったんですね。
 で、最近は車中泊とかキャンプに興味があるので、「クーピーチャンネル」とか「ケンキャン」とかいろいろ見ていたんですが、一番更新を楽しみにしていた動画は、沖縄から北海道まで軽キャンピングカーで旅をする婚約者同士のカップルチャンネル、「サニージャーニー」でした。

 カップルと言っても、視聴回数を稼ぐためなら何でもありのキャピキャピカップルと違い、訪問した地域の食や観光名所をじっくりと紹介してくれて、私がかって住んでいた奄美大島や与論の美しい自然も綺麗に見せてくれたし、沖縄の地上戦で犠牲になった人たちのお墓や知覧の特攻記念館の前では今の平和は大きな犠牲の元にあることをしみじみと訴えたりもします。

 熊本では大地震の時の様子や今も残る傷跡を説明してくれますが、感心するのは金銭的にも余裕がなかろうに、地元のガイドさんにお願いして正しい情報発信を心がけているところですね。

 そして、もう一つの魅力は彼女の「みずき」さん。
 普段の会話や態度に人の良さが滲み出ており、一見、まじめかと思いきや、海辺や山の中ではいきなり海賊の船長やディズニーの主人公に憑依し、歌い、そして踊り始めるという、少し天然のかわいい女子です。
 そりゃあ、彼氏のコーヘイ君が3回もプロポーズをしてやっと射止めただけのことはあります。

 「youtubeはギャンギャン言うだけで苦手」と言っているうちの相方さんも「この二人は他のユーチューバーと違って見ていて楽しいね。」と言うほど。

 ところが、四国まで北上した頃に彼女が急に体調を崩し、検査入院することになりました。
 そして次の動画でキャンピングカーの中の二人が報告した内容とは・・

 ・精密検査の結果、彼女がステージ4の膵臓がんと診断されたということ。
 ・治療しなければ4カ月、治療しても長くて2年と言われたこと。

 若いのに、幸せな婚約旅行の最中というのに・・・なんて残酷な・・

 なのに本人は時折、一生懸命に笑顔を見せて淡々と説明して、心配のコメントをくれた人に感謝します。
 コーヘイ君は「みずきが助かるためならなんだってやる」と決意します。

 私と同じ気持ちの人は全国でもたくさんいたようで、いちユーチューバーのことなのに、間を置かずして「めざまし8」やネットニュースで取り上げられ、話題にもなりました。

 中には「視聴回数を稼ごうと嘘を言っているだけ」と、心無いことを言いふらしている人もいるようですが、そんな人たちは二人の動画も見ていないし、人となりも知らないで言っているんだろうと思います。

 今から大変な治療が始まる訳だけれども、どんな状況でも前向きな気持ちで頑張っている二人をずっと応援したいと思ったオジサンでした。

 ちなみに、コーヘイ君は今回の診断を受けて、考え直した方が良いという彼女とお母さんの気持ちも聞いた上で、改めて4回目のプロポーズをしたという泣ける話もありました。

 頑張れ!若いふたり!
 奇跡を起こせ!







階段から宙を舞うオジサン

2022-12-09 23:11:16 | モコ助先生


 昨日の午後のこと、2階のベランダに干した洗濯物を取り入れて階段を降りるオジサン。
 途中の踊り場付近でふと足元に紙くずを発見する。

 ちょっと体を反転させ、少ししゃがんで片手で拾おうとした瞬間・・・
 後ろの足が階段から滑り、体ごと後方に傾く。
 落ちていく瞬間、窓から差し込む光と白い天井が見えましたね。



 「ヤバい!」
 後頭部から落ちるのだけは避けたいと、階段に少しだけ触れた片足を軸に体を反転させる。
 すると今度は目の前に床が見えて、瞬間的に上半身を再度回転させたみたい。

 結局、柔道の受け身みたいな恰好で体全体で「ドドーン」と物凄い音とともに床に着地(落ちたとも言う・・)
 初めて本格的に階段落ちしたなあ、「銀ちゃ~ん」とは叫ばなかったが・・



 こういう時って直ぐには動けないもんですね。
 体もびっくりしているのか、そのままの体制で思わず「あ~、うぅ~・・」とか声が出てしまいました。
 そして、ゆっくりと足を交互に動かしてみて、手を挙げてグーパーをしてみる。
 最後に後頭部を手で撫でてみてケガも出血もしていないことを確かめて、やっと一安心。

 相方さんがいたら居間から飛び出してくるところでしょうが、中にいるのはモコ助さんだけ。
 おそらく大きな音にびっくりしてソファの上に立ち、耳をピコンと開いたまま階段の方を見ているに違いない。

 そうなるとちょっとモコ助を試してみたくなり、このまま動かないでいたらどういう反応をするんだろうと思った。
(階段から落ちたばかりでこういうことを考える65歳もどうかと思うが・・)

 いつも遠くから呼ぶ時のように手を「パンパン」と2回たたいて待っていると案の定、「トコトコトコ」という足音をさせながら近づいて来ました。
 薄目で見ていると、なにやら全く動かない飼い主を見て固まってしまった様子。
 しばらく観察していると、次第に「キューン、キューン」と鼻を鳴らし始めるモコ助さん。


 それでも動かずにいると、なぜか倒れている私の脇の間にピョコンと入り込んで来て、腕に顎を乗せてオジサンの顔を伺っている。
 たぶん訳が分からないけれどもとりあえずオジサンが動き出すまで近くで見守ってみようと思ったようです。



 それでもまだ動かない・・・暇なオジサン。
 ただ2、3分すると何事もなかったように脇の間から飛び出して、またトコトコと居間に帰って行きました。
 その後も1分置きくらいに近くまでやってきて様子を伺っては部屋に帰るを繰り返すモコ助。

 もはやこれまでと、体を起こしあぐらをかいて、「モコ助~」と呼ぶ。
 モコ助はさっきまでと違い脱兎のごとくバタバタと駆けてきて、目の前で「クルクル」と回転し喜びの舞を踊ると、ぴょこんと膝の間に収まったのであります。



結論
 ・階段を降りる時には必ず手すりを持ちましょう。
 ・トイプードルに緊急時の過剰な期待は求めないようにしましょう。
 ※ ただ心配してくれるだけ・・それだけでもかわゆいからそれで良いのです。





情報と引き換えに3万円をゲットした日

2022-12-05 22:43:00 | 日記


 そのうちにぃ・・と思っていた「マイナポイント」の手続き・・
 何事も期限ギリギリまで追い込まれないとスイッチが入らないおじさんでしたが、ここに来て某大臣から「近いうちに紙の保険証は廃止してマイナカードに統合するよ」とか、さらには免許証も・・という話も聞こえてきました。

 申請が面倒とか、個人情報が盗まれるなんて噂も飛び交い、未だに普及していないマイナカードです。

 まあ、個人情報の提供については今のデジタル社会では普通に起こっていることで、例えば面白そうなスマホのアプリを見つけてダウンロードすると、大抵は「開発者がカメラやメールの内容等々にアクセスできる権限に同意しますか?」とか聞かれる。
 それが嫌で「NO」だったらアプリやサ―ビスの使用を諦めるしかないわけで、あちらも無料のサービスを提供する代償として個人の情報を提供してもらい、それを経営戦略に利用するわけなのでありますね。

 例えばアマゾンで買い物したり、ネットで何かを検索するだけで、この人の性別はどっちで何歳でどういう映画が好きで何に興味を持っているかなんて情報が吸い取られて、頼みもしないのに密かに興味ありそうなCMが画面に表示されてドキッとしたりします。(私だけ・・?)

 なので、その情報が怪しい使い方をされそうな怪しい会社の怪しいアプリ、サービスには手を出さないようにするのが無難ですね。

 さて、今回のマイナポイント申請は、保険証利用申請と銀行口座紐付けで一人15,000ポイントをゲット、夫婦二人で30,000ポイントが付与されました。
 手順をネットで確認したら家に居ながらスマホの操作だけで完了しましたが、専用アプリをダウンロードしたり、いろいろと情報を入力したりするのでスマホに慣れていない方はマイナポイント申請スポットが設けられている施設で担当者に聞きながらやった方が良いかもしれませんね。


 
 

オーレー!オレ、おれ、俺!

2022-12-02 14:03:38 | 日記


 あぁ、気が付けば、またまたブログ更新を大分サボってしまいました。
 心配のコメント、申し訳ありません。
 この10日間、書きたいことはいろいろあったので下書きはしたけれども、さあ、イラストはどうしようか・・となる。
 別に文章だけでも良いんだけれど、なんか自分的に「ヘタウマイラスト」を挿入しないと書いた気分にならず、ずるずると放置されている私のブログなんです。

 ただ今日は違う!
「書かなければならない戦いがここにある!」状態でした。
 目覚ましを4時にセットし何とか起きて暗い居間のソファに一人陣取る。
 テレビの前には60過ぎのにわかサポーターおじさんと、いつもより2時間も早くに眠りを妨げられた一匹の毛むくじゃら君9歳。

 そうです! ワールドカップ日本3戦目!

 そして・・・「日本、無敵艦隊、スペインも撃破!!」

 今の世の中でこういうニュースは一気に国内を盛り上げますね。
 毎日の変化のない生活の中で「最近、体調が・・」とか「歩くの面倒だなあ」とかぼやいているオジサンも49インチの色鮮やかな画面の中で「ズコーン」とゴールが決まった瞬間には思わずガッツポーズが出てしまうのですよ。

 「よし、俺もまだまだ頑張らねば!」と、体の中を一気に血液がほとばしる。
 毎日飲んでいる降圧剤や養命酒や漢方の成分もいつも以上に吸収されて体に良いかもってもんでございます。

 今の日本、我々の心の中に何年も漂っているこのどんよりとした停滞感。
 病気の人も、コロナ禍で苦しんでいる人も、これを機に「やればできる!諦めたら何もおこらない!」と思って、さあ、足を一歩前に踏み出すことにしましょう!!