オジサンは長い行列に並ぶのが苦手なんです。
以前は卵98円の特売日に夫婦してスーパーの長い行列に並んでは有難く2パックの卵をゲットしていましたが、最近はコロナも終息していない中で何も並んでまで買わなくても良いかなと思うようになりました。
最近スーパーではレジの方の行列も以前より長くなってきたような気がします。
いろんな物が値上げになる中でスーパーの特売、タイムセールスなどがあると一気にお客様が増えるのでしょうか。
店員さんたちはどんなにお客が多かろうが、笑顔で「234円、ピッ、98円、ピッ・・、袋はお持ちですか?、ありがとうございます、125円、ピッ・・」なんて熟練のレジ技を見せてくれるのであります。
でも、そんな中でおらが町にもついに「セルフレジ」なるものが登場しました。
オジサンはいきなり使う勇気が無いので、まずは普通のレジに並びながらも目だけはセルフレジの方をチラチラと横目で見つめてはシミュレーション
を繰り返し、「よしやれる、おれはやれる!」となってから、意を決して初めてのセルフレジに挑戦したのでありました。
商品をグルグル回しながらやっとバーコードを探し出してまず第1の幸せを感じ、次に「ピッ」という音と共にスキャンが成功し「298円」という音声を確認して第2の幸せを噛みしめるという、まさにオジサン版「僕にもできるもん!」状態です。
でも中には訳も分からないままにセルフの行列に並んでしまい、始めてみる機械を前にして呆然と立ち尽くし、「ちょっと、レジの人がいないんだけどぉ~」と近くの店員さんを呼んだりしている高齢の御婦人がいたりもするのであります。
そうです。
セルフレジってお客様サービスのひとつのようではありますが、どう頑張ってもレジのお姉さんの方が早い、圧倒的に早い・・・
まあ、思うにこれもスーパーの方の業務効率化や職員さんたちの働き方改革の一環なのでしょうから客の方も素直に受け入れましょう。
オジサン的には、セルフレジを使うのは普通レジの方が物凄く混んでいる場合か自分の買い物が数点しかない場合に限るのかなあと思うのです。