ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

コロナ鬼はどこまで恐れるべきなのか?

2021-02-02 23:56:22 | 新型コロナウイルス感染症


 今日は節分でした。
 今、世界中を騒がせている鬼と言えば、間違いなく「新型コロナウイルス」でしょう。
 もう1年以上も人々の心に暗い影を落とし、保健所、医療機関は疲弊し、そして観光業、飲食業、それに携わる職業の人たちに大きなダメージを与え続けています。

 何度も書いていますが、全く正体が判らなかった3月、4月の頃は封じ込め対策として今のようなひとりひとりの感染者を探しだすことに全力をあげることが必要だったでしょう。
 しかし国中で感染経路不明、あるいは患者調査で浮かび上がった無症状の感染者が多くを占めるようになった今の段階(封じ込め期→感染拡大期)では、保健所の調査や検査、隔離により封じ込められる段階ではなく、インフルエンザのように全ての医療機関で患者を受け入れて重症者、死亡者をできるだけ減らすことに全集中するべきだし、過去の新型インフルエンザ対策もそうだったはずです。

 これが1類感染症のエボラウイルスやマールブルグ病のように致死率が80~90%もあるような感染症であれば例え経済が死んでも徹底的に強制隔離やロックダウンを行うべきでしょうが、今回のコロナはインフルエンザ並みの病原性で、感染者数に至ってはインフルエンザよりもはるかに少ない状況です。

 今、「医療崩壊」だと問題になっているのは、国や県からお願いされて患者を受け入れている極わずかの感染症指定医療機関等が大変な事になっているのであって、法的に受け入れる必要が無いその他の一般医療機関まで逼迫しているわけではないのです。

 報道等によって必要以上に恐怖心を持たされたことで、混乱だけが拡がっているようですが、早く「指定」を外して、本当に医療が必要な高齢者や重症化リスクの高い人たちが安心して入院治療をできるようになれば良いなと思っています。