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上海に戻って来ました

2011-09-23 11:22:11 | 会員日記
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◆上海に戻って来ました

8月の下旬に、実家のある東京に戻ってました。
でも、まる2週間東京にいるのが不安で、1週間沖縄に行ってました。

沖縄、よかったです。
沖縄のきれいな海に浸かって(?)いたら、
中国の汚れやら何やらが、
すっかり浄化されて、きれいになった気がしました。

海から出たら、体がかる~くなっていました。
小学生の時に戻ったような、感覚でした。

それで、東京では中国で必要な書類を作り、
上海に戻ってきました。

今回、初めて、上海に戻ってきた時に、
「やっと、自分の場所に帰ってきたー!!」と感じました。

いままで、こんな事を感じたことがなかったのですが、
だんだん中国が、魂の奥深くまで根づいてきた気がします。

日本もいいけど、中国もいいところたくさんあるよ!と、
堂々といえるようになってきました。

日本には、中国人がたっくさんいますが、
多くの中国人は、日本化してしまって、
中国人のいいところを失くしてしまってる人も多い気がします。

そんな様子を見て、中国に帰ってきて、
「はぁ~やっと帰ってきた、ほっ。」と思ってる自分がいて、
不思議でした。

今になって、いままで死にそうに大変だったけど、
がんばってきてよかった~。
がんばって耐えた甲斐があったと、思いました。

その、中国のいいところというと、
人が優しい、情があるというところです。

道で人がケンカになったら、絶対に止める人がいる。
殴るとか暴力になったら、止める人が当たり前にいます。

人と人との関わりが、普通で、健康的です。
困ってる人がいても、知らん振りな人もいるけど、
助けてくれる人も、たくさんいます。

無理をして生きてる人が少ないので、
こっちも気をつかわなくてもよく、ストレスが少ない。

あからさまに、笑われたりすることもあるけど、
それで笑った方もすぐ忘れる。
何しろ、自然体な人が多いですから。

ケンカしても、根に持たない。
ケンカや言い争いで、
自分の言いたいことを遠慮なく出すので、その場で終わる。
なので、後々まで、気まずい思いをしないですむ。
その辺の執着がない。

次に会った時は、もう普通に付き合う。

正義感が普通にある人が多い。
悪いことに対して、
それはけしからん!と言ってくれる人がたくさんいます。

悲しんでいる人には、慰めたり、
一緒に悲しんでくれる人がたくさんいます。
(おばちゃんとか、暇な人が多い。)

親が子を想う気持ちがとっても強く、
子が親を想う気持ちもとっても強い。
何があっても、愛するということを、
何度か見てきました。
本当に、無償の愛というか、
裏切られても、裏切られても、
それでも、愛するというか、
(これは、義弟と義父母のことですが)
絶対に見捨てない。

というような人々。

ね、すごいでしょ中国人。と言いたくなるのは、
中国が好きな外国人みんななんじゃないでしょうか。

中国人自身は、このすばらしさに気が付いてないと思います。
彼らにしてみたら、ごく当たり前のことなので。

日本に戻った時に、日本人(と言っても私の兄弟や親戚)を見て、
「はぁ~、何でこうなんだろ??」と思ってる自分がいました。

私の考え方や、感覚が中国人になってるので、
いまの日本人の感覚がよく分かりませんでした。

すぐ、人に責任をなすりつけて、
自分さえよければいいというような言動をしてしまうところとか、
親戚や家族であっても、
本音を言わないでその場さえ取り繕えばいいとか、
私から見たら???でした。

家族や親戚の、心の闇やかげりを
思い切り見せられた、今回の日本でしたが、
逆に、中国のいいところ再発見にもなり、
中国と深いご縁ができてよかった~♪と、心から思いました。

もちろん日本人の全部が、
私の家族のようではないと思ってますが、
悲しいことに、全体としてそんな傾向にあるのかもなーと思います。

いま、大勢の中国人が日本で暮らしています。
中国人にしてみたら、ごく当たり前に人を想う気持ちが、
日本で花開いたらいいな~と思います。

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