「困った時はお互い様」    

NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

ジョンクロフォード(笑)

2012-09-06 09:12:26 | 会員日記
会員ページ(SNS)より、日記を紹介します


◆ジョンクロフォード(笑)

先日、用事があり両親と街に繰り出した。
その帰り道、繁華街を通り抜ける途中、

父「懐かしいな?。ここ良く来たんだよ。」

私「そうなの?どこ?」

父「キャバレー」

私たち(のけぞりながら笑)「あ、そ???」
(父はサラリーマン時代、この辺りで飲むことが多かったんだろう。)

父「そうそう、(脳梗塞後のろれつの回りにくい言葉で)
『ジョンクロフォード!』 懐かしいな?
ここは、どこどこの社長やどこどこの営業部長が好きだったんだよ。」

私「そうだったの。」

そこに母「遊んでたのね。」

父「でも、俺はダンスができないから…」

私「お客さんはダンスできるの?」

父「すごく上手なんだ。。。!!。。。。。。(沈黙)」

私が働いていた頃、その夜の繁華街に会社の人たちと(嫌々)繰り出すと、
父にばったり遭遇したことがある。
その時父は、私の会社の上司達にいきなり名刺を配りまくって、
「お客さんを待たせてますので」と言って、夜のネオン街に消えて行った。
父はお客さんに気がいってテンションマックスの感じだった。
私はちょっと恥ずかしかったけれど、父も頑張ってるんだな。と思った。
自分が会社勤めするまでは父を嫌悪するばかりだった。
ただ、お付き合いで午前様だからという理由だけではないのだけれど、
どれほど父が自由人だったとしても、
会社で父が自分を押し殺してまで頑張ってるからだと気付いた。
父がストレスを私達にぶつける訳も。

先日、父がサラリーマン時代に使っていたゴルフ道具を処分した。
ちょっとだけゴルフを習った私は、それを見て泣けた。
ぼっちいぼっちいゴルフ道具だった。
クラブにボールが当たった跡を見ると、
父がさほど上手くなかったことが見てとれる。
そう言えば、父、ゴルフはそれほど好きではなかったと思う。
母に、「道具を変えたいんだけど金がない。
練習したいけど金がない。」って言ってたかも。

踊れないキャバレー。へたくそなゴルフ。
私たち家族のために、頑張ってきてくれた父が愛おしかった。
そして、母の複雑な気持ちを感じて切なかった。。。


**********************
※ドネ会員ページ(SNS)は、
それぞれの方が自分の日常や家族のこと、思うこと、
情報紹介や意見等々、、「わかちあい」に共感した会員どうしが
自由にであうこと、交流することのできる場です。
自分のブログのリンクもできます。
安心して人とつながれる、気持をだせる、そんな場をめざしています。
会員同士のリサイクルコミュ二ティー、子育てコミュ二ティーなどもあります。
http://donationship.org/
会員募集中です。


★ブログランキングに参加しています★
 クリックいただけると嬉しいです♪(右上のバナー)


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 脱原発ハンガーストライキ:... | トップ | 待ってるよ もうすぐ芽が出... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

会員日記」カテゴリの最新記事