「困った時はお互い様」    

NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

「野菜カフェ」を応援します

2011-11-04 14:00:12 | ドネーションシップ
※福島原発事故による放射能の影響は途方もなく大きく、
3・11以降、ドネ会員ページのなかでたくさんの方がこの問題をとりあげ、
この場でも情報紹介なども含めてこの問題をずっととりあげてきました。
ドネとしてできることはないか、、という声もあがるなかで、
下記のような提案をして皆さんのご意見を聞きました。

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◆福島・野菜カフェへの支援について

原発事故の影響で広範囲の地域が放射能汚染のなかにおかれています。
福島市だけでも29万人が、
これまで法律で決まっていた
一般人の安全基準を越える空間放射線量のなかで生活しています。
国や行政は基準を緩和してこの事態を容認しています。
このままではいけない、こどもたちのいのちを守ろうと、
自主的に動きだした住民たちが、疎開や避難、
防護の知恵や情報の普及などの活動を始めています。

そのなかから「野菜カフェ」↓がオープンします。
http://kodomofukushima.net/?page_id=101
http://blog.goo.ne.jp/donationship/e/724d809181f502828c29637d0247fa93
西日本の有機野菜を提供すると同時に、
他はミニイベント会場としてキッチンを置き,味噌・酵素・醗酵食品(漬物他)
その他子どもたちの為に元気な野菜で作った食品を大人が作れる会場にします。
又そこでは,食のミニ講演会・健康相談会・避難疎開保養相談の他に、
内部被ばく軽減策などあらゆる情報提供の場として使います――ということです。

八百屋さんであると同時に、人や情報の出会いと交流と発信の拠点です。
こどもたちの内部被ばくを少しでも減らすために、
また(低線量で)被ばくしながら生き続けるしかない福島の現実を
いのち優先の方向に転換していくための拠点でもあると思います。

先日福島で、担当のスタッフの方からお話を聞きました。
野菜カフェの趣旨、メンバーの話に賛同・共感します。
今年度の「ドネ・プロジェクト」として、
野菜カフェの立ち上げを応援する緊急支援、わかちあい(寄付)できないだろうか。
福島の皆さんとつながりながら、福島の声を聞いて、
いっしょに子どもたちの未来のためにドネで出来ることをしていきたいです。
会員の皆様もご意見もお聞かせ下さい。

=====================================
★会員の皆さんが福島のことで何か自分たちも役立てたら、、と思って下さっていて、
次々と大賛成で賛同下さいました。
厳しいなかでの最初の立ち上げを支えたいという積極的な意見も多数あり、
時期や金額についても検討し、
緊急事項として理事会・寄付先検討委員会の議決をおこないました。
全員一致で、

野菜カフェに100万円の「わかちあい」(寄付)をする
野菜カフェのオープン(11/11)にあわせて実施することを決定しました。


★みなさんの意見です↓↓
○福島の原発事故ではこの地球上で今まで経験したことのないことが起こってしまいました。
ドネとしてできることをしていくのは当然のことのように思います。
「野菜カフェ」の趣旨に深く共感しています。
そこにつながって、支援していきたいと思いました。

○私もこの提案に賛成です。
野菜カフェの趣旨に賛同します。緊急寄付に賛成です。

○野菜カフェの提案は大変重要で大切であると思います。
私もこの提案にドネの一員として賛同します。

○私も賛成です。
ドネを通じて関わらせてもらえる事が嬉しいです。

○チェルノブイリよりもはるかに人口密集地の福島で
チェルノブイリよりもずっとゆるい規制値にされてしまっているので、
福島の子どもたちの被ばくと今後の病は本当に心配です。
3・11からもうすぐ8ヶ月だというのに、僕は何もしてしてこれませんでした。
「野菜カフェ支援」の提案に、
よかった―何かできる機会をつくってもらえた―と思います。
「八百屋であると同時に、人や情報の出会いと交流と発信の拠点です」―ということなので、
「寄付して終わりではなく…」というドネらしいわかちあいとつながりができる寄付先ですね。
「緊急支援」ということなので、(事情も知らずに…、ですが)
先方の都合次第ではドネ会(寄付先検討委員会)の前倒しもありかなぁと思います。

○僕も賛成です。
まさにドネーションシップわかちあいの名の通りの行動だと思います。

○ 賛成です。
もしも理事の皆さんの賛同を得られたとして、
11月11日の「野菜カフェ」の立ち上げ日に間に合わせる方法はないものでしょうか?
「野菜カフェ」のプロジェクトは厳しい中で進めておられるようなので、
できたら立ち上げの前にできないか。

○賛成です!!
福島に直接関わることができて嬉しく思います。
緊急支援ということで、「野菜カフェ」立ち上げ11/11の前にできたらいいと思います。
立ち上げの前には必要なものも色々と想定外にあると思いますし。
厳しい中だということならなおさらかと思いました。

○野菜カフェの趣旨に賛同します。
そしてドネの緊急支援に賛成します。
ドネとして繋がれる事が嬉しいです。
早く支援出来ればいいですね。

○私も賛成です!
福島のために何かできる事はしたいと思っていたので、とても嬉しいです。

○賛成です!福島の問題は、関心があっても、
なかなか個人で動いて協力することがしにくいことなので、
少しでも力になれれば嬉しいです。
会員さんも同じ気持ちでいるのではないかと思います。

○わたしたちも賛成です。
野菜カフェ、オープンまでに支援できたらいいですね。

○私達も大賛成です。
心を痛めるだけでなく少しでも何か出来る事があれば
とても嬉しいです。その為に動いてくださる事を感謝します。

○私も 大賛成です。
うまいことばがみつからなくて 
どんな言葉を書けばと 戸惑ってしまいますが・・・
困っている人に 分かち合うのは とっても大切なことだと思います!
これからもずっと 福島の人たちに寄り添って行きたいです!!

○賛成です。金額、時期ともいいと思います。
福島の人たちに少しでもお役に立てるのありがたいです。

○賛成します。こうやってリアルタイムで動いていける事って
意味がありますね、よろしくお願いします。

○ドネとして、福島の人たちのお役にたちたいと思っていました!
避難するのが最善の状況ですが、
さまざまな事情でそうはできない人たちの方が多いのが現状です。
避難できない状況の人たちを見捨てるのではなく、
少しでも力になれるのであれば何でもしていきたいと思います。

・・・・・・・・・・・・
※福島のこどもたちが置かれている現実、
放射能の不安のなかで、避難もできない状況のなかで、
野菜カフェが果たす役割はとても大きいと思っています。

ドネとしてその立ち上げを応援できることを誇りに思います。
会員の皆さまの分かちあいと支えあいへの思いを
こうして形にできることを嬉しく思います。
「わかちあい」(寄付)実施後にあらためてその報告します。
寄付の実施とともに、福島の方々とつながりながら、
福島からの声や情報をドネでも共有し発信していきたいと思います。
私たちひとりひとりが出来ることをやっていきましょう。(さき)


◆追記◆(2011,11,9)
11月7日、寄付の送金をしました。
11日、野菜カフェのオープンに福島に行ってきます。
福島の皆さんの声を聞きたい、伝えたいです。

◆追記◆野菜カフェ「はもる」がオープン!
http://blog.goo.ne.jp/donationship/e/82fb1418166e27a4690991f279f54601


◆追記◆ーその2
「はもる」は西日本の有機野菜を販売する八百屋としての経営は厳しく
2013年8月末日で閉店しました。残念でしたが事故後の大変な時期に
子どもたちのいのちを守るための内部被ばくの問題についての情報発信や
保養や避難、被曝防護のための情報提供や交流の拠点として役割を果たしました。

※原発事故から3年が過ぎた現在も被災者避難者の困難は続いています。
原発事故は終わっていません。
事故前であれば「放射線管理区域」と呼ばれ一般人は立ち入りできないようなる場所に
子どもたちは暮らすことを余儀なくされています。
ドネは今後も福島からの情報や福島の方々、避難された方ともつながりながら、
自分たちに出来ることを考え続けています。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
会員さんのコメントです (運営事務局)
2011-11-09 17:06:33

○現場にいないと、時間が経つと共に関心が薄れがちなものですが、
こんな形で自分も関われることに感謝です。ありがとうございます。

○ドネの会員になって良かったと心から思います。
皆でで心を繋げて一緒に福島を支援出来れば嬉しいです。

○福島のために、何かをしたいと思いつつ、何もできないもどかしさ。
でも、こういう方法でお役に立てたら、うれしいです。

○嬉しいです!
気持ちはあっても自分では何ってできないもどかしさ。
ドネに繋がれたことを誇りに思います。
いろいろな繋がりを作ってくださってありがとうございます。
ドネは何があっても福島を見捨てない!

○私も少しでも役に立てられるのがとても嬉しいです!
忘れませんよ、福島のコト!

福島の子どもを守るための署名 (さき)
2011-11-10 00:08:47
下記請願書へのネット署名です↓
http://www.avaaz.org/jp/save_the_fukushima_children_1/?pagelink

*******************************
<請願書>
内閣総理大臣 野田佳彦 殿

私たち憂慮する市民は、日本政府が、 未だに高放射能汚染地区に閉じ込められている福島市の子ども達を守るため、 早急に行動をとるよう強く要請します。 特に、渡利地区の住民に避難の権利があることを認識し、 安全地域に移住したいと望む人々に緊急の支援を提供するよう求めます。 子ども達、孫達の未来がかかっています。もはや時間はありません。
**********************

今現在、福島市とその付近では、数千人の地元住民が、高レベル汚染地区に閉じ込められています。黒い雨が空から降り、地元の農作物は汚染され、津波によって住む場所をなくした家族やその子供達は避難することもできません。それでも政府は彼らを助けることを拒んでいます。

そこで福島の女性たちが動きだしました。日本中から数百人のサポーターが集まり福島の子供たちが避難するための支援を野田総理大臣に求めるため、東京の経済産業省前に座り込み、訴えています。私たちも彼女達と供に訴えることができます。


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