あさのあつこが選ぶミステリー集

あさのあつこが選ぶミステリー集
あさのあつこ：選
学研　2007　中学生のためのショート・ストーリーズ　１


赤髪連盟か。
私は、赤毛連盟って名前のほうが馴染みがあるなぁ。
と言っても、実際に読んだのはこれが初めてなんですけどね。

その、赤髪連盟を始め、お馴染みのお話が６編収められています。

しかし…。
「灰」は、ホントに毛色が違うなぁ。



　ミステリーとは単に謎解きとか不思議な物語だけど指すのではなく、未知なることを知る、そのきっかけとなるものもまたふくまれると私は思います。

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関連リンク
Wikipedia あさのあつこ

ほたる館物語２ ゆうれい君と一子

ほたる館物語２　ゆうれい君と一子
あさのあつこ
ジャイブ　2004　カラフル文庫


老舗旅館の一人娘。
それだけで、もう既に彼女の運命は定まったも同然。

本当に彼女はそれを意識していなかったのだろうか。
その歳で？

きっと幸せだったのですね。




「おばあちゃん、うちにお上手言うてほしかった？」

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過去の感想文
ほたる館物語　１

ミュージカルスパイス こそあどの森の物語 ５

ミュージカルスパイス　こそあどの森の物語　５
岡田淳
理論社　1999


ミュージカルにするかどうか別としても…。

たまには、大きな声で歌ってみたいときもある。
恥ずかしがらずに大きな声で、元気よく。

皆で歌えば…こんなに楽しいことはない。




「なるほど、スキッパーは、そういうふうに想像しているのね」
　スミレさんがうなずくと、ギーコさんがつけくわえました。
「そういうふうに、たのしんでいるんだ」

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Wikipedia　岡田淳

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過去の感想文
ふしぎな木の実の料理法　こそあどの森の物語
まよなかの魔女の秘密　こそあどの森の物語 ２
森のなかの海賊船　こそあどの森の物語　３
ユメミザクラの木の下で　こそあどの森の物語　４

髑髏は知っていた テレパシー少女「蘭」事件ノート ５

髑髏は知っていた　テレパシー少女「蘭」事件ノート　５
あさのあつこ：作　塚越文雄：絵
講談社　2003　講談社青い鳥文庫


要は心の問題。

人間らしく、人間らしい心を持って、真っ直ぐに生きていこう。
歩む道は、でこぼこで、曲がっていたとしても、心は真っ直ぐに。

でも…人間らしさってなんだろう




「化け物！」

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Wikipedia あさのあつこ

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過去の感想文
ねらわれた街　テレパシー少女「蘭」事件ノート
闇からのささやき　テレパシー少女「蘭」事件ノート
私の中に何かがいる　テレパシー少女「蘭」事件ノート
時を超えるSOS　テレパシー少女「蘭」事件ノート　４

黒グルミのからのなかに

黒グルミのからのなかに
ミュリエル・マンゴ－：文　カルメン・セコヴィア：絵　ときありえ：訳
西村書店　2007


生と死と。
死と生と。

死がなければ、生もなく。
生がなければ、死もまたない。

しかし、人は死に抗う。
人は抗わずにはいられない。
それが生。

運命に抗う実力行使。

結局、成功しちゃったってことだよなぁ。




そうとわかるや、ポールは死神にとびかかり、カマをうばいとって、
そばにあった大きな石で、その刃をめったうちにしました。

NO.6 #1

NO.6　#1
あさのあつこ
講談社　2003　YA! ENTERTAINMENT


気持ち悪い。
そんな整然とした世界なんて気持ち悪い。

だけど、気づかない。
その中に、浸ってしまっている人間は気づかない。

外にいるからこそ分かること。
外を知っているからこそ分かること。




　観察しろ。調べろ。見詰めろ。目をそらすな。知りえることすべてを知識として九州しろ。そして、記憶せよ。記憶せよ。記憶……。

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Wikipedia あさのあつこ

サイコロジカル 上 兎吊木垓輔の戯言殺し

サイコロジカル　上　兎吊木垓輔の戯言殺し
西尾維新：著　竹：イラスト
講談社　2002　講談社ノベルス


推理するものは、なにも事件だけではないし、
事件といっても、犯罪だけとは限らない。

そんな小説があったって構わないと思いますよ。




悲劇とは事件が起こることではない。
何も起きないことこそが、悲劇なのだ。

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関連リンク
Wikipwdia 西尾維新

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過去の感想文
クビキリサイクル　青色サヴァンと戯言遣い
クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識
クビツリハイスクール　戯言遣いの弟子