(本日は頑固じいさんバージョン)
今朝、初霜、初氷。
冷え込みが身に染みる季節到来じゃ。
このところ、老骨に鞭打って、つるバラの誘引をはずす作業に取り掛かっておる。
庭は目も当てられんほどの散らかりようじゃよ。
つるバラっちゅうのは、解いてみると、結構長くてのう。
用心して歩かんと、そこらの枝を踏んづけてしまいそうじゃ。
枝をくぐろうとすると、棘にひっかかるわ、思いもよらん所で、枝につっかかるわ、た~いへんじゃ。
足の踏み場もないほど散らかっておる。
まだ、花がだいぶ咲いておったが、心を鬼にして切ることにしたんじゃ。
美人のばあさんでも居ったら、進呈したいのう。
軽く剪定しながら、作業を進めちょる。
すごいカイガラムシがおったぞ。
うまく写真が撮れんかったが、イセリヤカイガラムシ、成虫じゃろな。
時々ボタンには付くが、バラに付いたのは初めてじゃ。
バラに付くのは、バラシロカイガラムシが多いがのう。
ムシで思い出したが、この秋に、テッポウムシを2匹、退治したんじゃ。
ちょいとばかり自慢したい気分じゃ。
尖った鋏で、ぐいぐい幹を切り裂いて引きずり出したんじゃぞ。
思うに、本格的な寒さが来る前、テッポウムシは地表付近に居るのじゃなかろかのう。
秋のうちなら、こんなやり方が有効じゃろう。
穴を見つけて薬剤注入なんぞより、確実に退治できると思うがの。
もし気づかんままで、大きいギネを枯らしていたら、と思うとゾッとするのう。
(じいさんバージョン終了)
(現在、ギネはすっかり元気を取り戻しております。)
(来シーズンは、ギネのベーサルシュート発生を目指して、施肥に励みます。)
本日の美花紹介
コンテ・ド・シャンパーニュ(ER)
夕暮れ色、と言いたい。
1輪が貴重な、初冬のバラ。