「遊び場ガーデン」でのバラ遊び、ご一緒にいかが?

バラの庭での庭遊びをお見せします!

バラの挿し木

2012-11-21 19:46:48 | バラ

腰が痛いので、そろりそろりと庭の作業をしている。

本日はビニル温室の中(日中は25℃)で挿し木にいそしんだ。

水揚げした後、ルートンをまぶして挿したもの

オキシベロン400倍に浸しておくもの(透明容器とアルミ容器)

オキシベロン400倍に1時間つけてから、ルートンをまぶして挿したもの

 

本当は条件をいろいろ変えて比べたい。

そのためには、条件の良い挿し穂を多数そろえねばならない。

バラは挿し木の活着率があまり良くないからね。

それに充実した、挿し穂にちょうどよい枝となると、数は限られる。

今までに失敗したのは数知れず。

うまくいけば3割~5割というところか。

もちろん、100%成功する種類もある。

 

今までやってみて、挿し木で成功率の高かったのは、

アップルブラッサム(S)、アルバ・メイディランド(S)、ホワイト・メイディランド(S)、イングリッシュ・ヘリテジ(ER)、ジャルダン・ド・フランス(F)、ジ・インジニアス・ミスタ・フェアチャイルド(ER)、ロサ・ガリカ・オフィキナリス(G)、ブルー・フォー・ユー(S)など。

黄色や杏色は成功しにくいが、ザ・ピルグリム(レモン色濃淡 ER)やゴールデン・セレブレーション(山吹色 ER)は、まあ、成功しやすいと言えるだろう。

今回は今まで成功したことのない、パット・オースチン(杏色 ER)でトライ。

パットの大株にテッポウムシが入ったため、跡継ぎを作っておかねばならない。

地植えの株にテッポウムシが入ると、穴を見つけるのは難しい。

だから、半分以上はダメになると分かっていながら、毎年挿し木でスペアづくりを試みる。

さて、結果が出るのは一月先か、それとも数ヶ月先か。