西安から成都へ移動。飛行機で45分ぐらいだったか。
空から見ていて、西安と比べて緑の多さとまぶしさ、そして建物の多さに驚く。
成都へは世界遺産「九賽湖」への経由地点としてただ一泊するだけなのだが、飛行場で案内者がホテルまで送迎してくれる手はずとなっていた。しかし「歓迎○○先生」と自分の名前を書いた紙が見当たらない。成都の旅行者に電話するが「案内者はもう居る」しか言わない。「案内者が居ないんだ。おれたちゃあどうすりゃあいいんだ!」と言うと電話を切られる。
むかついていると電話がかかってきて「俺はゲートに居る。どこに居るんだ!」とお怒りの声。ようやく見つけると車の運転手だ。旅行会社の人間ではないことが服装でわかる。
「俺はずっと待ってた」
などの応酬をいきなり始める。そうすると言われたら言い返す文化を学んだこっちも
「こっちこそずっとそこに居た」
と始める。
暫く言い合い、とにかく小型バスに乗る。高速で市内まで走るのだが、この運転手クラクションにずっと手を置いていて、とにかく鳴らす。全然鳴らす場面でなくても鳴らす。エンジン音がうるさいので気にならないが、何のために鳴らすのか聞いてみたい衝動にかられるほど鳴らしつづけていた。
ビルが立ち並び、大きなカーディーラー、百貨店が道路沿いに建ち並び、更にETCのレーンがあったことに驚く。多くの人がざわざわと動いている。都会だ。
成都は四川料理の本場だ。その美味しさは北京の四川料理店の多さでわかる。歩道上には真っ赤な唐辛子を売るリヤカーが多い。美味しそうな桃、プラムを売る屋台も多い。
早速近くの食堂に入り、坦坦麺を頼んだ。すごく赤い。そして油がなみなみと入っている。
北京の麺はふやけていて、粘っこい糸状の粉を食べてるみたいなのだが、麺にコシがあった。唐辛子と油の味だけかと思いきや、底深い味がする。辛いが美味い。北京のは辛いだけで味がしないのだが、「やっぱ本場は違う」、これが観想だった。
夜は「陳マーボー豆腐店」とタクシー運転手に言ったら何の問題も無く到着。地元でも有名なのだ。何でも確か1866年に陳というおばさんがマーボー豆腐をここで発明し、店を出したのが始まりなのだとか。
17:00ぐらいに入ったら、客は居なくて、多くの従業員がテーブルに突っ伏して寝ていた。入っていくとようやくのろのろと起きだす。「大丈夫か」と思いつつもマーボー豆腐を注文。
きたきた。巨大な皿に真っ赤で油ぎとぎとのが。唐辛子のオレンジ色が何とも美しい。恐る恐る食べる。美味い。辛いだけじゃなくて奥深い味がする。初めて食べた味だった。感動しながらご飯にかけたりして全部平らげる。一口ごとにウンウン感動の声をあげる自分達を見て、従業員がしかめっ面をして怪しんでいた。
う-ん、四川料理、恐るべし。
空から見ていて、西安と比べて緑の多さとまぶしさ、そして建物の多さに驚く。
成都へは世界遺産「九賽湖」への経由地点としてただ一泊するだけなのだが、飛行場で案内者がホテルまで送迎してくれる手はずとなっていた。しかし「歓迎○○先生」と自分の名前を書いた紙が見当たらない。成都の旅行者に電話するが「案内者はもう居る」しか言わない。「案内者が居ないんだ。おれたちゃあどうすりゃあいいんだ!」と言うと電話を切られる。
むかついていると電話がかかってきて「俺はゲートに居る。どこに居るんだ!」とお怒りの声。ようやく見つけると車の運転手だ。旅行会社の人間ではないことが服装でわかる。
「俺はずっと待ってた」
などの応酬をいきなり始める。そうすると言われたら言い返す文化を学んだこっちも
「こっちこそずっとそこに居た」
と始める。
暫く言い合い、とにかく小型バスに乗る。高速で市内まで走るのだが、この運転手クラクションにずっと手を置いていて、とにかく鳴らす。全然鳴らす場面でなくても鳴らす。エンジン音がうるさいので気にならないが、何のために鳴らすのか聞いてみたい衝動にかられるほど鳴らしつづけていた。
ビルが立ち並び、大きなカーディーラー、百貨店が道路沿いに建ち並び、更にETCのレーンがあったことに驚く。多くの人がざわざわと動いている。都会だ。
成都は四川料理の本場だ。その美味しさは北京の四川料理店の多さでわかる。歩道上には真っ赤な唐辛子を売るリヤカーが多い。美味しそうな桃、プラムを売る屋台も多い。
早速近くの食堂に入り、坦坦麺を頼んだ。すごく赤い。そして油がなみなみと入っている。
北京の麺はふやけていて、粘っこい糸状の粉を食べてるみたいなのだが、麺にコシがあった。唐辛子と油の味だけかと思いきや、底深い味がする。辛いが美味い。北京のは辛いだけで味がしないのだが、「やっぱ本場は違う」、これが観想だった。
夜は「陳マーボー豆腐店」とタクシー運転手に言ったら何の問題も無く到着。地元でも有名なのだ。何でも確か1866年に陳というおばさんがマーボー豆腐をここで発明し、店を出したのが始まりなのだとか。
17:00ぐらいに入ったら、客は居なくて、多くの従業員がテーブルに突っ伏して寝ていた。入っていくとようやくのろのろと起きだす。「大丈夫か」と思いつつもマーボー豆腐を注文。
きたきた。巨大な皿に真っ赤で油ぎとぎとのが。唐辛子のオレンジ色が何とも美しい。恐る恐る食べる。美味い。辛いだけじゃなくて奥深い味がする。初めて食べた味だった。感動しながらご飯にかけたりして全部平らげる。一口ごとにウンウン感動の声をあげる自分達を見て、従業員がしかめっ面をして怪しんでいた。
う-ん、四川料理、恐るべし。
> 多くの従業員がテーブルに突っ伏して寝ていた。入っていくとようやくのろのろと起きだす。
服務員のダレダレ感も。
水煮魚の次は、麻婆豆腐ですか!一度、食べてみたいものです。
「和食ってこんなに美味しかったんだ!」って感じでまだまだ和食の洗礼を受けてて水煮魚を思い出す暇が無いですが、将来はわかりません。その時は輸出、宜しくお願いします!