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楽しくいきましょう、神戸 大阪

なかやまきんに君、お笑い活動は「アルバイトレベル」

なかやまきんに君のボケは、吉本新喜劇の王道を行っていると思います。

一部の天才的なお笑いの方々以外は、吉本芸人のお笑いは、

ほとんどすべり芸です。

昔は関西だけで認められていた芸風が、

やっと関東の方々が理解できるレベルにたどり着いたからだと思います。

昔は東京の人は、かなり関西人を嫌っていました。

露骨に関西弁を嫌がる人もいました。

それを変えたのは、さんまさんです。

あの、わざとらしい大阪商売人言葉をガンガン使いまくって、

東京の人の脳に焼き付けた。

さんまさんのお陰で、すべり芸のベテランの村上ショウジさんや、

寛平ちゃんが、東京の人にも理解できるようになりました。

最近は、逆に大阪も標準化されてきたせいか、

こういうすべり芸を理解できない人が増えてきたように思います。

すべり芸で、爆笑をしようと思ったら、3手先ぐらいまで読まないと、

本当の面白さを噛みしめられません。

そこまで、深く理解力を高め、とにかく、とことん楽しもうとしなければ

クスッと程度はいけても、爆笑まではいけません。

みなさん、こんな暗い時代だからこそ、大爆笑をしましょう。

なかやまきんに君の、筋肉パワー ! と、ヤー ! だけで、

涙を流しながら、膝を叩き、机を叩き、他人の肩を叩き、

腹をよじりまくり、ひーひー言い、死にそうになりながら声をからし、

もだえ苦しむまで楽しみつくしましょう。

そうすれば、体にお笑いのエッセンスが染み付き、

なかやまきんに君が出てきただけで、条件反射で大爆笑ができる、

大笑いエリートになれるのは確約されます。

そこまで行くと、日常の些末な事でも、お笑いの翻訳変換が出来るようになり

なんでやねん!の裏拳一発で、スーパーヒーローとなれる事でしょう。

前にも書いたと思いますが、シュワルツェネッガーさんが映画の宣伝で

来日した時に、なかやまきんに君が、壁を破って飛び出た時に

超怪訝な顔をしていて、なかやまきんに君がすべり過ぎて、

いたたまれないようになっているのを見て、大爆笑しました。

あれぞ、ワールドワイドなすべり芸の極みです。

これからも、場違いな所に無理矢理出て来て、

真面目に嫌われるすべり芸を極め、

またまた、東京人に嫌われる所まで辿り着いてこそ、

東京出戻り芸人を極めた月亭八方師匠と同じ、吉本芸人の鑑です。

なんでやねーーん!

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