思いっきり、ふざけています。
タイトルの、ラブアンドサンダーて、何なの ?
しかし、見たら分かります、ラブとサンダーです。
またまた、ちょこちょこ、有名な俳優さんが出ています。
コロナの間で、皆さん暇だったのでしょう。
私がびっくりしたのは、クリスチャン・ベール が悪役をやっていて、
最後の最後に気づきました。
どっかで見た人やなーと、ずっと考えていました。
演技は、やっぱり、うまかったです。
後、私が気にいったのは、ストーリーとは全く関係ない、
船を引っ張るのに出てきた、馬鹿でかいヤギです。
そのヤギの鳴き声が、ただただ馬鹿でかい声で、ギャーと意味なく叫ぶ。
いやー最高です、大好物です。
こういう馬鹿馬鹿しさは、さすがアメリカ映画です。
この、思いっ切りの良さは、なかなか真似出来ません。
主人公の、ソー役クリス・ヘムズワース も完全に吹っ切れてます。
ラッセル・クロウはもっと吹っ切れています。
筋肉ムキムキヒーローは、脳みそも筋肉であると、見せ付けまくっています。
やっぱり、ヒーローは、こうでなくっちゃ、変に悩んだらダメです。
しかし、クリス・ヘムズワースもちょっと老けました。
男前度も、ちょっと下がってしまっています。
私は、メンインブラックの時のスーツを着て、サッパリした時が、
007のショーンコネリー並みにかっこよかったと思います。
もうええ加減、そっちの路線に変更してもいいと思いますけど。
普通に見ていたら、馬鹿馬鹿しいアメリカンジョークの映画ですが、
クリスチャンベールが、最後までこの映画の崩壊を無理矢理せき止め、
ラブを、ちゃんと意味のある物にしています。
やっぱり、悪役はいいですねー。
バットマンですけどーー。