徒然USO800

時事ネタ漫画や同人活動報告やら雑多な漫画日誌です。

ガネーシャの課題

2008-10-04 22:11:46 | Weblog
「ランキングに頼らず自分の感性で本を選ぶこと」

 ベストセラー本「夢をかなえる象」がテレビドラマ化された。6月頃に話題につられて購入して読んでいた。けっこう面白かった。小説のようでもあり、「こうすれば成功する!」という「HOW TO本」のようでもあるよくわからんジャンルの本ではあるが。この時にすでに帯にテレビドラマ化と書かれていたのだがこんなのどうやって映像化するんだ?と思っていた。CGで象を描いて合成するのかと思っていたら結局人間が演じるという極めてオーソドックスなやり方になっていた。しかも別々の主人公で2時間ドラマと連続ドラマの二本立てだという。なんか変則的だが話題づくりにはいいか。これでまた本が売れるのかな?
 ちょうどこの本を読んだ頃NHKのクローズアップ現代で「ランキングに依存? 本の危機」というのをやっていた。本の出版数が年々増える中、本の選び方がランキングを頼りにする傾向が強くなっていると言う。書店の側も本を買う方もとにかくランキングだけで売る本、買う本を選んでいる。ランキングから外れた本はさっさと返本されるらしい。危機感を持った書店の店員さんたちが企画した読んで欲しいという本を選ぶ「書店大賞」でも1位以外の本は読まれないという。
 うーん・・ これってどうかな〜。洪水のように溢れる本の中からこれは!と思う本を選ぶのは確かに大変でランキングで選べば大きな失敗もなく面倒でもないのはわからんでもないが・・ でも面倒だからこそ面白いんではなかろうか。わしも書評やら世間の評判で買う場合もあるがやはり本屋でいろんな本を手にとってあーでもない、こーでもないと見てまわって面白そうな本を探して買うのが大好きだ。場合によっては表紙の絵を見ただけで買ってしまう場合もある。CDをジャケット買いするのと同じだな。もちろんその結果失敗したなと思う場合もあるがその場合はブックオフに持っていくか図書館に寄付したりする。
 せめて本くらいは自分自身を喜ばせるために自分の感性で選びなさい。そこまでマニュアル人生送ってどうする。ガネーシャだって「自分のために世界を楽しめ」と言っている。読書を楽しむのは自分自身だ。

ガネーシャ:「て、自分かて思い切しランキングで選んでるやん!!」
わし:「いや、それはほら・・ あんまし目くじら立てると頭禿げんで自分。」

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