ポートランド日記

米オレゴン州ポートランドでの生活模様

パン事情⑤Fressen

2009年05月29日 | パン事情
早起きした土曜日、目と鼻の先のファーマーズ・マーケットへ。陽気が良くなってからは、一段と人の入りが増して、今日も歩くのが精一杯の大盛況。

以前買ったミントが勢い良く育っているけれど、下の葉っぱが枯れてきたなど心配要素があったので、買ったお店に持って行って直接指南を仰ぐ。とりあえず、育ちすぎのため、鉢を大きなものに替えるようアドバイスを受ける。

その他、ルッコラのようなコクのある葉っぱやからし菜のようにピリリッとする葉っぱなど色々な種類の菜っ葉をサラダ用に少しずつ買ったり、地元産のじゃがいもを袋ごと買ったり。

またまたサンドイッチ熱(というか新たなパン屋の開拓熱)が再熱して、初めてのパン屋さんでまあるい素朴なパンを購入。“Fressen”は、渡米してカリフォルニア等を中心にパン産業に携わってきたドイツのパン職人が、故郷ドイツやお隣オーストリアの素朴かつ伝統的なパン作りを再現しようと思い立ち、始めたお店。材料は全て地元産のオーガニックのみ使用。

今回購入の“ポテト・ブレッド”は名前の通り、本当に一口大のじゃがいもがコロコロ入っていて、生地は固めながら、噛むごとに味わいがある。このパン屋、独自の販売窓口は持ってなくて、各地のファーマーズ・マーケットや、地元の独立系スーパー(前項参照)を中心に卸を展開。お店を構えずともやっていけるというのは、地元産品を支持する風土のあるポートランド故のビジネスのあり方。


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