ポートランド日記

米オレゴン州ポートランドでの生活模様

お寿司事情②Sabro's

2009年08月18日 | 寿司&和食
ポートランドでは、至るところでスシ屋やベントー屋(弁当はBentoで通じる)、特にテリヤキを扱ったエセ日本食屋を見ることが出来るけれど、ここ“三郎寿司”は、市郊外の住宅地にあるというのに、平日でも開店前から行列の出来る有名店。

現地の友人にも“お寿司なら、サブローには行った?”とか、“寿司ならサブローが一番!”という声が聞かれ、一度は行ってみたいと思っていた。

行列覚悟で行ってみると、案の定、店先に既に15人くらいがたむろしていて、予感的中…。ただ、ラッキーだったことに、グループ客が多かったようで、2人組の我々は10分程度待っただけで店内に。

お店はお世辞にも広いとは言えず、超満員状態。入り口すぐにカウンターがあり、店主と思しき日本人(おそらくサブローさん)と他の板さんが寿司を握っている。とりあえず握り一皿と軍艦巻きを単品でオーダー。

ようやくウワサのお寿司とご対面!と思いきや、デカッ!写真だと分かりづらいけれど、普通のシャリの下手すると3倍はあろうかという大きさ!そのシャリに負けじとデーンと盛られた大振りなネタ。“握りは一口大”というお寿司の鉄則を真っ向から打ち破る大きさ!かっなり食べづらいのだけど、ネタも大きい上に分厚く、ケチケチした感じがなくて、満足度120%。しかも、どこで仕入れているのか、ネタもどれもかなり新鮮でおいしい。

ちなみに一番高い握り盛り合わせで15ドル。これ一皿で大人二人お腹いっぱい。量がアメリカン・サイズだってことは事前に聞いていたから、オーダーを少なめにしたのだけど、他の客は知ってか知らずか、半分以上残して、みんなパックに入れてお持ち帰り。お寿司はその場で食べるのが一番だと思うのだけど…。

ネタの良さ、お得感、満腹感で、シャリのでかさ&食べづらいという反則技も帳消しって感じ(笑)。回転寿司と殆ど変わらない値段でこの満足感、“本物の日本の寿司”とは言えないけど、現地人にウケる理由が理解できるし、日本人でもまた行きたいお店。





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