goo blog サービス終了のお知らせ 

言いたい放題 100の事

最近硬派になってごめんなさい

映画批評というブログ

2007-06-30 23:26:17 | Weblog
今日、ようやく「選挙」を見てきました。
もちろん、ドキュメンタリー映画のことです。

で、この映画を人々はどう見ているんだろうか?
そんなことで他人のブログを見てみたら、
少しがっかりしました。

例えば「こんな映画見ちゃいけない!」
http://d.hatena.ne.jp/otello/?of=15
では、
「彼は政治家という職業を体験したかっただけなのだろうか。」
とコメントを締めくくっている。

この人は、
いったい映画の何を見てきたんだろうかと。
映画を見れば、
自民党という村社会の中で、
普通の感覚は失われ、
例えば「妻」と呼ぶことを否定され、
その「妻」が働くことを否定されて、
結局地盤のない新人が、
わずか1年半で、
なにもなしえず、壁の前で自民党政治に
絶望した?

ま、
こんなことから、
当選の可能性もなく、
自分らしさを失ってまでして、
選挙にでて借金を作りたくなかった。
こんな感じではないでしょうか。

当たらずとも遠からじ・・・であることは、
「映画」を見れば、容易に想像がつく。

夫婦で葛藤していたあの映像から、
「彼は政治家という職業を体験したかっただけなのだろうか。」
などという言葉が出てくるとは、
申し訳ないが、少々悲しい思いです。

この人の名誉のために言えば
「ルワンダの涙」とか、
いい映画をたくさん見ているし、
それなりいいコメントをしている日もありますから・・・。
たまたま・・だったのかもしれませんね。

しかし、この程度のことも読み取れないないのはどうして?
イマジネーションってどこにいったんでしょうか?

今、ブログで何でも発信できるからこそ怖いのは、
誰でも評論家社会となって、
きちんと評論が伝達されにくくなり、
いうならば、
1億の絵と、2万円の絵が、
同じショーウィンドウに並び、
それを見比べる力が、
市民から失われていこうとしていることではないだろうか?

商品を見る力のない骨董品店で、
価値を見極める力のない客が買い物をしているよう・・・。
ブログランキングなんてのがあるから、
この世界もダメになっていくんしょうか?
ITリテラシー教育が必要だろうなぁ・・・。
アクセスランクだけをアップさせるむなしい努力をするのは、
視聴率をあざとく取りに行く
バラエティ番組のようで、
寒い。

BENNIE K と「スポレート歌劇」

2007-06-27 00:29:04 | Weblog
土日は全く異なる音楽を楽しんだ・・・?

ひとつはベニーK。
コカコーラのCMで有名になった女性2人のユニット。
初めて見たライブだったが、
落第点でした。
まず、オナニーだったな。特にラッパーCICOがお荷物ってところかな。
まず、舞台を総合的に見せる努力が足りない。
照明なんて、学園祭並だし、PAもプロと呼ぶには恥ずかしい。
歌詞がわかんない。
クリアに聴けるけどわざとわからないようにしているんではなく、
ただ、ラップも下手だし、低音の出し方がだらしないから、
会場では意味が伝わらない。
ラップで歌詞が伝わらないのは「死」だよね。

アンコールでシーモが登場してかろうじて半分程度わかったが、
それでも、PAは最低だったな。

普段からCICOの勝手な振る舞い・・だけど、
もう少し考えないと、
このユニットは消えるだろうね。
かっこよさを履き違えている。
ヒットもないし、
第一、きている客は2デイズに2日とも来るようでは、
広がっていかない。
客もオナニーだ。

それにしても、
おしゃれな客より、おたく系が多いのにも少し驚いた。


さて、翌日曜は、イタリア「スポレート歌劇-セヴィリアの理髪師」
を見た。

古典とはそういうものだ、と言えばそれまでだが、
歌舞伎をつまらないと思う人がいたとしたなら、
きっとそれ以上につまらない。(歌舞伎は楽しいよ)
舞台装置は貧乏くさいし、
肝心のメンバーが「下手」
声が続いていないもの。

もっと夢を与える装置にするべきでしょう。
だって、歌詞なんか、
くだらない繰り返しばかりなんだから。
みんなどんな話かなんて知っているんだから、
だからこそ、
見せてなんぼ!でしょう。

知的好奇心は何も揺さぶられなかった。

2日間、
駄作を見たからこそ、
いい作品に出会ったときの感動があるんでしょうね。

自分をなぐさめる。

(ジャズしかしらないと思っていた人!残念でした!)


自民党支持者

2007-06-21 22:38:04 | Weblog
今日、NHKが教科書問題を伝えていた。
沖縄戦で、日本軍が沖縄の人をいかに「死」に追いやっていたか。
そして、その事実をたった一人の元軍人の「証言」で、なかったこととして教科書から削除したかを。

今回の選挙は、もともと憲法9条を争点としていたはず。
この9条が改悪されれば、
この教科書問題のように、
軍隊の残虐な行為、
つまり沖縄国民20万人を殺戮した、
そう、自国民をむざんに殺していった軍隊が、
復活し、
その殺戮をなかったこととして、
沖縄の人が、
「勝手に自殺していった」こととする、
歴史を勝手に書き換えるようなことも、
平気でしていくということなのさ。

なぜ、
歴史から学ばないのか?

自民党が、今どこに向かっているのか、
なぜ国民は見ようとしないのか。

結局、
国民なんて、
大半が
無知で、
無能で、
オオバカ野郎
ってことなんだろうね。
自民党を支持する人の気が知れない。

たとえ、自分の生活を一時的に有利にしてくれる
そういう組織であったとしても、
でも、
自分の子孫がどうなっていくのか、
つまり、
孫の代には、
必ずや、
戦場にかりだされ、
死んでいくことを、
なぜ、
今の見の前の、
些細な利益のために、
支持するのか。

それほどまでに
愚かなのはなぜ?

本当に悲しい。

このような議論のときに
「だって、他の党だってだらしないでしょ。」
などと、全くくだらないことを平気で言う人もいるが、
憲法の問題ほど大事な問題が他にあるだろうか?

残念なのは、民主も改憲論だということ。
しかし、
共産でいいのか、社民でいいのかというと、
全く頼りにならない。
少なくとも、
理想だけでは話にならない。

結局、
民主を改憲から護憲に誘導するしかない。
そういう議論が早くなされなければ、
日本は、
悲しい運命をたどるだけ。

30年後に戦争に加担する国になり、
国内でテロが相次ぎ、
多くの国民が死に、
そして、
あの選挙がターニングポイントだったと言わせていいのか。

命を大事にする国に・・・!



月を愛でる

2007-06-20 21:56:09 | Weblog
小さいがベランダがある。
そこからは遠くにテレビ塔と名古屋駅の高層ビルの上の方が顔を出しているのが見えるのだ。
初めてそのベランダにデッキを置き、
酒を飲む。

風が通り抜け、
そう、
僕の体を通りぬけ、
気分は爽快。

西の空に5日?月を眺め、
音楽は近所の生活音。

猫が鳴き、炊事のガチャガチャが流れ、
風が歌を歌う。


たまには、
こんなロマンチックな時間を過ごすのもいい。

モリゾーはパクリだった!

2007-06-19 22:37:13 | Weblog
どっちがモリゾーでどっちがキッコロかは知らないが、
なんとも、
パクリキャラでしたとは・・・。

実は、ワゴンセールで見つけた、980円のジャズのDVDで発見したんです。

1975年のモントルージャズフェスのライブビデオ。
実際にはアメリカのTV局制作番組のDVD販売。
流石に著作権はミッキマウス様の年齢に合わせ、
70年に延長されたので、
このライブのライツも残っているんでしょが、
ま、1枚売れて100円程度だから、
まぁタダ同然で買ったソフトでしょうが・・・。

そのDVDは、980円なんて信じられない!
2万円くらいの価値はある!
ディージーガレスビー
ポールデスモンド
ヒューバートローズ
秋吉敏子&ルータバキン

そしてそして、
ビルエバンス。
ピアノの連弾まであって・・・

いやー、拾い物でしたね。


そうそう、
そのモントルーのステージにモリゾーそっくりのキャラが大きな看板としてステージの真ん中にいたんです。

ただし、
目だけでなく、
口も描いてあったので、
少しは違うかんじですが、
全体からすれば、
そっくりさん。

ま、完全にモリゾーはパクリですね。
あいちの万博の最大の汚点として今後問題にならねばいいですが。
国際問題に発展するものね。
それとも買った?

誰の作品だったんでしょうか?


FM-i の怠慢

2007-06-12 23:54:28 | Weblog
大好きなFM局が、今だらしない。

そりゃ、聴取率週間だろうけど、
JAZZの番組にJAZZ以外の曲を半分も流すのは止めてほしいね。

ひょっとして、ディレクターはJAZZを知らない世代?
だって、
マイケルフランクスとか平気でかけたり。


ところで、この局にはたしてどれほどJAZZのCDがあるんでしょうか?
いささか疑問に。

だって、かかる局は定番中の定番か、
NOW JAZZみたいなどうでもいいアルバムにまぎれこんだ「駄作」がよくかかる。
きちんと、ジャズアルバムを購入してほしい。
そして、
たまには名盤をかけたらどうだろうか。

B級が多すぎる。
残念。

地下鉄の遅れ

2007-06-12 23:49:23 | Weblog
名古屋市の地下鉄は朝夕のラッシュは2分間隔。
昼間は4分間隔で動いている。(東山線)
で、今日7時半頃(3分間隔)ホームで7分待った。

こんな場合どうする?
普通「あれ?変だなぁ」で始まり、
「ようやく来た」で終わる。

しかし僕は、改札で「ぼー」っとしている係員に聞いたら、
「はぁ。急病人がでて、それで4分ほど遅れているようです。」
だって!

彼は、業務をきちんとこなして言える?
客からの質問に答えられたので正解?

いや、
まともに仕事をするならば「アナウンス」すべきだし、
「急病人ならしかたないね。まとう」になるはず。

多くの客が「怒り」の顔になっていたのだし。

状況を判断する「力」が消えてきたのか?
それとも、
彼個人の能力の問題なのか?

日本文化

2007-06-10 22:43:22 | Weblog
ヨーロッパの知識層は、
皆、日本文化に造詣が深い。

歌舞伎や相撲、日本舞踊に能楽・・・

日本のメディアで働く人には、
いわゆる教養人が少ないので、
欧米駐在も、
伝えることと言えば、
日本のアニメがブームとかいう程度。

でも、
むこうで知識人から、日本文化に尋ねられて、返答に困るような場面もしばしば。

だって、梨園のこととか聞くんだもの。
答えられない。
そりゃ、年2回は御園座で歌舞伎は見るけど、
梨園までは・・・。

ところで、
6月は、名古屋では日本舞踊の発表会が毎週のように行われている。
しかし、踊る人は、60歳をはるかに越えた女性と、10歳未満の子どもばかり。
だから、見るにあたいしない正直「下手」な踊りばかりだ。
日本舞踊や日本文化に共通するのは「型」
しかし、
年とった人ばかりなので、
数人で舞うと、ばらばら。
つまり、肉体的に衰えているので、
静止ができない。
次の動作が遅れる・・・。
こういう弊害ばかり。

見せるつもりならば、
せいぜい50歳までの、
できれば45歳までにして、
あとは引退をされるべきでしょう。
足元のふらつく踊りなど
だれば見たいのか!

歌舞伎もそうですね。
いくらなんでも、
60すぎて、舞うのはやめてもらいたい。
色気だって、カサカサですし・・。
正直気持ち悪い。

名古屋には、西川、五條、赤堀、藤間、内田、工藤、の各流派そして独立系の竹内菊、山路曜生らがいて、盛んなはずだが、どこもジリ貧。
新たに習う人がいない状況。
全国的に同じことが言えるが、
日本の伝統文化の後継者が育ってこないのだ。


せめて、質問されたときにこまらないだけの教養(見ることだけど・・)は身につけておきたいなぁ・・・。
(これは、欧米に仕事として行く、政治家や経営者にむけて・・ですがね)

イエローモンキー

2007-06-08 23:45:27 | Weblog
ヨーロッパで学んだことは多い。
そのひとつが、なぜ日本人がイエローモンキーと言われるかがわかったことだ。

モンキー、猿のような歩き方をするのが日本人だというのだ。
歩くときに
日本人は、まず
ねこぜであると言うこと。
肩甲骨を前に出し、あごがでて、足を着地させるとき膝が曲がっており、
足を着地させたとき、つま先が外をむいている。

そっか、日本人がかっこ悪いのは、ルックスではなく、姿勢が悪かったのだ。
だから欧州人種にすれば、
イエローなモンキーという見たままだったのね。

そう呼ばれないためにも、今すぐイエローモンキー脱却をしなければいけない。
答えは簡単。
すべてをやらなければいい。
すぐに自分の姿勢をみつけてくださいな。



マイレージという環境行動

2007-06-07 21:54:59 | Weblog
マイレージと言えば、航空産業のある種の代名詞にもなりつつありますが、ここで言う「マイレージ」は全く違う環境キーワードです。

ヨーロッパを視察して、環境に対する市民の取り組みが、日本のそれとは根本的に違うことを痛感した出来事。それが「マイレージ」でした。

今、水を購入する人が多いのですが、
その水はどこの水でしょうか?
フランスだったり、カナダだったりしていませんか?
では、その水を運ぶのに、どのくらいのエネルギーが消費されているでしょうか?そして、そのためにどれくらいCO2が排出されているか?

ヨーロッパでは、スーパーの食品売り場にこの「マイレージ」つまり、その食品がどれくらいの距離を運ばれて売り場に届くのかが書いてあるところが増えています。どうせ同じ食品ならば、マイレージの短い食品を買う。それは即ち鮮度も高くなるし、地元の農業を支援することにもなり、そして、不必要な物流を押さえることになる。

これをそのまま日本に導入するのは、今すぐは無理でしょう。
しかし、
できるだけ、国産ですむものは国産におきかえ、
水ならば、
環境を破壊する深層水でなく、外国産でない、国内の水で十分ではないのか。
そして、その考え方が進めば、国内の農業振興にお金を使うべきだということが国民の間に生まれてくる。
北海道を再生するのは、やはり国産の飼料で生産する家畜であるだろうし、
例え業者であったにせよ、東北の農業を守るために、後継者のいない農地を国が賃借するとか、遠洋でなく近海漁業を促進するための投資。
これらによって、食料自給率を今より10%程度高めていくこと。

これこそ、究極の環境政策です。

この文章は、このまま転載していただいて結構です。
この考え方が、国民に流布することこそが意味があるので!

ジャンゴ