私は年間30本程度、映画館で映画を見ている。数年前までは70本ほど見ていたが、時間がなくなってきたので、最近は往時の半分以下。
それでも、見るべき映画は見落とさないようにしているつもり・・・というか、そういう映画だけしか見られなくなくなっているのも事実。
で、前置きが長くなったが、この数年の中で、最も衝撃を受けたのが今日見てきた「ユナイテッド93」
これほどまでに、最初から最後までドキドキしながら映画と接した記憶がない。
ワールドトレードセンターのニュース映像は、フラッシュバックする人がいる加減で、最近は使用制限をどこの報道ももうけているのだが、これほどまでにすさまじくせまったことは、リアルで見ていたあの時の記憶以上のもの。
そして、「映画館」のあのスクリーンでした伝わらないものなのだ。
例えばスターウォーズといった娯楽作ですら、テレビならば伝わる情報はスクリーンに比べて10分の1か2.
ドキュドラマという、まさにドキュメンタリーを見ているかのごとく作られていく手法に感動し、その壮絶なシナリオ(正確には脚本は存在しない)に圧倒され、こころに重くのしかかった。
このドラマが訴えているものを日本人がどこまで痛烈に感じることができようか?
アメリカはいまや世界の警察ではなく世界の国家犯罪集団と化している。その犯罪に対する明確な報復が9・11。日本は関係ない・・・だろうか?バカな安部が総理になって9条が改正され、国軍が中東に派遣された場合、間違って1人殺せば、日本もそと時から、この報復対象となる。そして、この映画が現実になる。そういうメッセージでもある・・・そう感じたのは私だけなのか?日本が侵略戦争なんてするわけがないから・・・なんて思っていないだろうか?中東派遣は相手国からすればアメリカと同じ侵略者に見えるのだ。だからこそ、スペインでイギリスでテロが起きているのだ。
国民よ、この映画を見て、メッセージを受け取って欲しい。決してアラブ人憎し・・・という間違ったメッセージで受けとらないで欲しい。
そして、憲法改正、安部内閣にNO!を・・・