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言いたい放題 100の事

最近硬派になってごめんなさい

都会のネズミ、田舎のネコ

2007-11-26 23:43:18 | Weblog
今、都会に住む人と、田舎に住む人の、一日に歩く距離はどちらが多いか。

もちろん、都会でしょう。
全くデータに基づかずに書きますが、
それほどでたらめとは思っていません。

通勤で電車やバスを何度乗り換えていますか?
乗り換えに何度階段を使いますか?
あきらかに都会のネズミは沢山歩かされます。
乗り換え駅を間違えると一駅分くらい歩くことも。
デスクワークの人間でも、
普通に1万歩くらい歩くことになるでしょう。

それに比べ、田舎は・・・・。
まずどの家にも車が複数台あります。
自家用、妻用、農作業用軽トラック・・・・
こんなの当たり前の風景ですよね。

駅や職場に行くのに車は当たり前。
買い物だってスーパーまで車。
役場、病院・・・どこに行くにも車。

車まで10歩、降りて20歩・・・
これじゃあネズミにネコは勝てません。

小学生の運動能力比較で都会と地方で、地方が負けるのとの因果関係は分からないけど、
田舎の人よ!もっと歩こうぞ!

ワレリーゲルギエフ

2007-11-07 00:39:18 | Weblog
今、最も注目される指揮者のひとり、
ワレリーゲルギエフの指揮するマリインスキー歌劇場管弦楽団のコンサートに行ってきました。

彼のコンサートは始めてでしたが、
噂通りのアグレッシブな指揮で堪能できました。

約100人の楽団員を見事に統率。
だいたい、指揮台も使わず、動き回るために、ビオラの1列目は、客に尻を向けて演奏するという見たこともない形状。
バイオリンをビオラと見まがうような音色にしてしまい、
小さい音はとことん小さくし、
なぜか第2バイオリンを気にし・・・・

そして、上出上入りという前代未聞ぶり。

演奏中に髪型を気にするし(もう気にするほどないでしょう!)
クラリネットの間違いに目がとがるし・・・


まあ見ていてあきない指揮でした。満席に近い客のレベルも高かったし、いいコンサートでした。


一昨日は松岡伶子バレイ団の定期公演。
こちらもすごかった。
ラ・バヤデールというあまりなじみのない演目でしたが、
第3幕の演出のすばらしさ!

暗めのブルーの照明が幻想的。そこにバレリーナが中央右よりから一人づつ出てくるのだが、ジグザグになったスロープを一定間隔で音楽にあわせ規則的に踊りながら進んでいく。ジグザグに交叉するところでは左右反対になるのにまったく踊りがシンクロするので、幾何学模様が美しい。これを約100人がゆっくるゆっくり降りてくる。ステージに降り立てばそこにも幾何学的に整列しながら客席にゆっくり迫ってくる。一人でも転んだら台無しなのに、見事だ。
これだけのステージをひとつの団員だけで成立させられるのは今は全国でも多分ここだけだと思う。
よく訓練されていたし、演出が最高でした。

芸術の秋。楽しんでいます。