三國万里子さんの『冬の日の編みもの』から、コクーンマフラー。
これ、本が出たときからシーズン毎に1本ずつ編んでますが、
記事にしてなかったですね。
編地がとっても面白くて、このぽっこぽこがたまらない。
簡単な編み方で、安定したぽこぽこが出てくるので、
もっともっと、もう一段もう一段、と編み進めていけます。
これも人手に渡ってしまったので、今では確認できないのですが、
これ、指定段数まで編んでるのかな?ちょっと短めですね。
本当は長めに編んで、首にぐるぐる巻くと可愛い。
去年は淡いピンクで長めに編みました。
編み図なしでガシガシいけるので、
出先の作業にも向いています。
糸が太いので、バッグの中パンパンになるかもしれないけど(笑)、
ながら作業や時間つぶし(?)にはもってこいです。
三國さんの作品、好きです。
ごつごつさの中のひねり、繊細、洗練。
タウンに持ち込む、編み込みや模様編み加減に至極納得するというか、
衒い(てらい)や奇抜に逸れない、ど真ん中を攻めた末の変換というか、
しかも、編みやすく工夫されたものが多いですから、
そろそろウエアに挑戦したい!という方も、
まず彼女の本は見てみる価値があると思います。
私、この中のケーブルのドルマンセーターも編みました。
ただ、ドルマンセーター的なものは、サイズ感が意外と大事ですので、
気を抜かずに、ゲージは編んでみて確認した方がいいですね。
びろーんと面積増えていくデザインですし(締めどころがない)、
当然、脇の下はタプタプする構造ですから。
私も実は、このドルマンセーターでは失敗してしまいました。
指定糸で編んでなかったし、表記上のゲージだけで進めたものだから、
なんかバランス悪く大きくなっちゃいましたね。
縦横の比も大事です。
でも、ちゃんと編めばとても素敵だと思うので、
やはり、感覚で完遂させられるほどの経験がなければないほど、
いい糸で、きちんと編んでいく方がいいと思います。
自分にも教訓。
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