5番の刺繍糸

趣味の針仕事・庭仕事・料理を中心に、日々のあれこれを綴ります。

カゴにパッチワークのふたを...

2008年02月14日 | パッチワーク&キルト


昨日、夕食後、アトリエのクロゼットを覗いていると、
小さな持ち手付きのカゴが出てきました。
100円ショップで、何かに使えれば...と買ったものでした。

大きさは10.5cm×10.5cmですので、本当に小さなものです。
はじめはお針箱にしてもいいなと思ったのですが、糸切りバサミが入らなかったので、却下。
サニタリー入れなどにちょうどいいような、あるいはポプリを入れてもよく香るでしょう。



小さかったので、ちょちょいとつくってみようと思いました。
本格的に何をつくるか、それを考えながらまずは手を動かしていようと。
でもこれは、そんな考える時間もなくすぐに出来てしまいましたが。(^ー^;
昔から母がパッチワークでこんな風にふたを付けて、筆記用具を収納していましたので、
今回もつくっていて、なんだか懐かしさを感じました。



まずは、厚紙にカゴを伏せて寸法を取りました。
そして、この寸法から2mm控えたものもつくります。
この2枚の厚紙がふたの芯になりますよ。
自然素材の為、四つの隅も辺も同じ形ではありませんので、
定規を当てるより、こうして直接型を取った方がいいのですね。

上の写真、ブルーチェックのボックスがお針箱です。この箱はお菓子が入っていました。
もうそろそろ、入魂の一品でお針箱をつくりたいな。



まず、布はこれとこれ、しかも真ん中にはこのバラのモチーフをと決まっていて、
このカゴのふたをつくることにしたのですが、その他の配置については、
最初、この大好きな小花プリントを縦横の十文字に持ってこようと思っていました。
単純に、一番面積が大きいところに使いたいと思ったのです。
しかし、裁断して実際に並べてみると、真ん中のバラと小花が辺で接してしまうと、
なんだかうるさくて、ゴチャゴチャとまとまらない印象になりました。
この写真のような配置に入れ替えてみると、これはすんなりと受け入れられる。
たったこれだけのパターンなのに、やはり組み合わせ方というのは大事なのだと、改めて思いました。



裏は、小花柄を思いっきり。
小さい方の厚紙に布を当てて、布用のスティック糊で貼った後、
カゴとのつなぎ部分と取っ手部分の紐をはさみ付けながら、ふたの裏にまつりつけます。

それにしても、この布たくさん買っておいてよかったー。(´- `*)
『 
どの布にする? 』で一度ご紹介した布なのですが、
一番最初の写真の、下から2番目と3番目の布を今回使いました。
パジャマでもつくろうと思って、在庫分を全部買っておいたのですが、
こうして雑貨にしてみると本当に素敵で、数多く形にしておきたいと思ってしまいます。



ふう... かなりこの雰囲気好きだわ。.☆.。.:*・°
ちょっと色落ちしたような、スモーキーなアンティーク調...
この大きさ(小ささ)だから、という可愛さもあると思う。
でも、もう少し大きなカゴで、同じシリーズをつくってみたいです。

それにしても、キルティングのステッチを入れる時点で、
この布はどうしても布が歪んでしまうんですよ。
キルティングの勘は戻ってるので、運針がどうのというよりも、
問題はちょっとした力加減というか、布の扱い方のようです。
この布はどれも薄く柔らかいので。
たくさんつくって、手がグングン上達して、
ぬくもりと端正さを両方持つ、そんな顔の作品がつくれるといいですね。

これは、新婚の妹にプレゼントします。
ゆうべ、「ロールキャベツって、トマトの水煮缶とコンソメの他に、
水も入れて煮るんだったっけ?」と電話で聞いてきた妹に。(笑)





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