リボンストラップをご存知ですか？

ハワイアンリボンレイをご存知ですか？
文字通り、ハワイのレイをリボンで作るものなのですが、
これをレイではなくて、ストラップにしたものが、
今回の“リボンストラップ”なのです。

私は、ハワイに行ったことはないし、
ハワイアンキルトを含む、ハワイ独自のクラフトについて、
これといって興味を引かれたことはなかったのですが、
このリボンストラップだけは、手芸店でサンプルを見た瞬間に立ち止まり、
指で触ってぐにゅぐにゅしていました。（笑）
この立体感が何とも言えないと思ったし、蛇腹のような織り模様も美しく、
材料はごく身近なサテンリボンとリックラックというのにも魅力を感じ、
これを、是非とも作ってみたいと思ったのです。

ただ、このキットが700円も800円もするのに抵抗があったのは事実。
だって、材料はすべて家にある物だったし、
私としては、あとは作り方さえ分かれば良かったのです。
ということで、あっさりと目の前のキットには見切りをつけ、
ネットで、作り方の載っている本を探しました。



こちらは、420円という低価格ながら、
充分に欲求を満たしてくれる内容で、
“お試しで”と買ってみたら、ずっとこれ1冊で事足ったわ...
ということもあると思います。

題名にあるように、リボンだけでなく、
リリヤンや革ひもで作るストラップも載っているので、
「この中途半端な材料、どうしてくれよう」という場合にも、
もってこいの1冊ですね。



こちらは、革ひも作品2点以外は、
すべてリボン（リックラックを含む）を使ったもので、
シュシュやブレスレット、マスコットにカーアクセサリーと、
好みは分かれるところでしょうけど、
ストラップだけに止まらない内容です。
こちらにも、気に入ったものがあったので、
私はこっちも買って良かったなと思っています。
ちなみにこちらは、800円。



風邪がなかなか治りきらない、ジュルジュル・コンコンの状態ながら、
ひとまず、2日で4本作ることが出来ました。
（ 上の写真は5本目を作っている途中です。）




作り方は様々ですが、
こちらは、3mm幅と6mm幅のサテンリボンを3mほど使って、
スクエアという組み方で作ったストラップ。
針も糸も使っていません。（ 使うものもありますケド。）

私は、HEIKOというメーカーのサテンリボンを使っていますが、
ちなみに、左上から時計回りに色の名前を書いておくと、

ヤナギ（3mm）　×　ピンク（6mm）
フジ（3mm）　×　ベージュ（6mm）
Rブルー（3mm）　×　シロ（6mm）
アカ（3mm）　×　ネズ（6mm）

こんな簡単な組み方で、こんな表情になるんだぁ...という快感と（笑）、
ことのほか、サテンリボンの質感が上等に活きる喜びとで、
次から次へと、色合わせを変えながら作りたくなります。
これは、知り合い（とその子供）に配るつもりでいますので、
多分、数はいくらあってもいいんです。
だから、ジャンジャン作る！



これを作ると決めた時から、リボンを買い足したくなって、
パッケージの専門店やネットなどで注文してみました。
3mm幅が1巻（20m）240円、6mm幅が同じく280円（共に税別）ですが、
え？　笑っちゃいますか、この光景は。（笑）

でも、ここに詰まっているものだけで好きなものが作れるんです。
宝箱のような、おもちゃ箱のような、そんなウキウキ空間です。
もう、この姿を眺めているだけで幸せですよねぇ。
やっぱり、私にはこういう癖があるみたい。揃えて眺めて楽しむの。（笑）

3mmと6mmのサテンリボン中心で問題なく作れるのですが、
私が作ってみたいのは、7mmのオーガンジーリボンや、
9mmのサテンリボンも使うので、そこら辺もちょこっと入っています。

この中から色合わせをして作リはじめる瞬間......
組み上がって嵩が増し始めた瞬間......
そして、ストラップ金具を通してギュッとリボンを結ぶ瞬間......
どれも単純なことなのに、どれもワクワク楽しいんですよねぇ。



本体部分の長さはおよそ8cm、重さ7g。
夫はストラップをつける習慣がないので、
車に飾ってみてねとお願いしました。
実は、私もストラップをつけないので、(^ー^;
人に配ってナンボ、というアイテムになりそうなのですが......
......というか、これってそのまま、カーアクセサリーに丁度いいのかもね？
あとは、小学生がランドセルの横にぶら下げるとか。（笑）

こんなにシャンとしてたっけ？と思うほどの光沢と重量感、
そして何しろ、見かけの面白さや珍しさに、
ちょっとした話題の種にはなると思いますね。

いずれ、リボンのサイズを変え、組んでいく長さを変え、
様々なものを作っていきたいと思っています。