今日もいい天気!
早速、お客さん用の毛布を洗いました。
お花見も、今日が絶好の日和でしょうね。
昨日、スーパーの駐車場で財布を拾いました。
車で駐車スペースを探している時に、脇に黒いものが落ちているのが見え、
念のためもう一周して見に戻ると、それは布製の二つ折りのお財布で、
お札がチラッと覗いているのが見えました。
あらら、これは大変!と車を止めて財布を拾い上げ、
早速、警察に届けに行くことにしました。
ええ、ええ。この際、買い物は後回しですね。
こういうことは、私は初めての経験だったのですが、
例え落し物であれ、他人さんの財布を触るということには、
結構、強烈な抵抗があり、それは罪悪感にも近いものがありますね。
子供の頃、親の財布を触ることもいけないと躾けられてきましたので、
夫や妹であっても、人の財布に触るのは憚られます。
先日のニュースで見たのですが、
学校給食の牛乳(500mlの紙パック入り)を飲むのに、
これまでストローを使っていたのを、“ゴミ減量のために”といって、
ストローを止めたということがありました。
結果、子供たちは牛乳パックの口から直飲みをすることになり、
これに賛同する学校も少なくなく、ストロー廃止・直飲み奨励(?)が、
平然と行われているのだそうです。
なんなんだ、これは! 正気の沙汰かいな!?
この紙パックというのは、1リットルの牛乳パックと同じ口をしたタイプで、
こんなものを直に口に当てて飲むなんてことは、到底考えられない、
ましてや学校がこれを強いて、しかもその理由がゴミ減量できるからだなんて、
馬鹿を言うんじゃない!本末転倒も大概にせい!!と、
私は大変な憤りを感じました。
もう、学校はどうでもいいんですかね?
牛乳パックに口を付けて飲んではいけない、なんていうのは、
凡そ日本人の作法としては、当たり前の(共通の)感覚であるはずで、
しかし、その当たり前の感覚は幼い頃に親に躾けられるものであり、
それを逸すれば、逆に身につかないものであるとも考えます。
私の財布の話じゃないですけれど、
やってはいけない、触れてはいけない、言ってはいけない、見てはいけない、
そういう畏怖の念や、その先の畏敬の念というものは、
もう、風前の灯なんじゃないかと、不安になってきます。
ニュースの中では、「 良いことだ、これでゴミが減る 」と、
環境問題活動家がコメントを出していたのですが、
果たしてこういう人に、環境問題なんておこがましい問題を、
先導する資格があるのだろうか......私はそこまで思ったものです。
紙パックの問題については、
マイコップを持ってくるだとか、瓶入りの牛乳にするだとか、
もっと根本的で、人間らしい解決法があるだろうに、
ただ楽して、とにかく目の前のゴミを減らせばいいというのであれば、
もう、人間がいなくなったらいいんじゃない?という気分になってくるのです。
さて、話は拾った財布に戻りますが、
その財布のポケットには、免許証が入っているのは分かりました。
30代後半ぐらいの女性の写真がチラッと見えて、
ああ、これは子供や学生の財布ではなく、
今まさに生活に使われている、生々しい財布なんだなと思いました。
落とした方はそれに気付いているかどうか、
でも、とにかく早く手元に戻ることを願い、
警察署で手続きをしてもらいました。
まあ、警察に行けば憚り云々ではなく、拾得物を改めなければならない訳で、
結局、職員の人がひとつひとつ中身を空けていく中で、
入っていた額やカードの種類と数、そして持ち主の名前など、
全てを書類にして私も控えとして持たされた訳ですが、
これとは別に、今回私に生じる権利についても、確認がありました。
3ヶ月以内に落とし主が引き取らなければ、
拾い主が引き取ることが出来るが、その権利を維持するか放棄するか?
―― 棄権します
同じく、謝礼金を受け取る権利は?
―― 棄権します
書類にチェックを入れて、意思表明をするようになっていました。
また、落とし主に無事返還された際には、私にも書面で知らせが届くようで、
当然のことながら、私の氏名、住所、電話番号も残してきました。
ああ、良かった!
これで今日辺り、持ち主も安堵しているはず。
思いがけず良いことが出来て、私も気分がいいですよ。
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困った物ですね。
日本人の成り立ちを表す最も大事なものだと思っています。
子供がまともでないのであれば、それは大人がまともでないということ。
耐える、律する、苦心する、志す......
面倒だといって逃げてばかりでいる大人たちが、
まず、改めなければならないでしょうね。もちろん、私自身も含めて。