5番の刺繍糸

趣味の針仕事・庭仕事・料理を中心に、日々のあれこれを綴ります。

ゾクゾク寒気も突然に

2013年02月24日 | 日々のこと


金曜日の外出先から戻ろうとした、夕方4時。
温かい室内から外に出た瞬間、
ゾクゾク!と、あの体温が調整できなくなったような、
嫌な寒気が全身を襲いました。
「ん、これは何だ?」

寒気(かんき)が来て冷えてるとはいえ、
こんなになるものかしら。
ちょっとおかしいなぁと思いつつ、
車に乗り込んで帰路を急いでいると、
どんどんどんどん、体がしんどくなってきて、
咳も喉の痛みもないけれど、とにかく節々が痛みだし、
どうにも、身の置き所がない感じ。
「ああ、この着物が脱ぎたいーっ!」

おまけに眠気も襲ってきて、もう、どうしたものか、
私一人で出て来ているし、運転しなければとにかく家には辿り着かない。
一度、パーキングエリアに停まってはみたものの、
着物姿で仮眠を取るのも、ちょっと異様な光景だろうし、
えい、もう、この際、背に腹はかえられない!
道行を着て中が見えないことを良いことに、
体に巻きついているひも状のものを、手を突っ込んで(!)
出来るだけ緩めることにしました。
緩めると言っても、最終的には帯を取っちゃったんですけどね.....。(゜0゜;)
(作り帯でしたので、そこも簡単に)

さあ、そこからは気力のみ。
高速道路を走ってましたし、まずは安全第一。
そして、何かの理由で警察などに止められて、
車から降ろされるようなこともあってはなりませんし、
とにかく、家に辿り着く以外は車から出られない。
もう、自販機に飲み物を買いに出ることすら許されない姿でしたので(笑)、
ひたすら辛抱して、集中力を切らさないことが必要でした。

運転すること、2時間とちょっと.....
やっとの思いで、どうにか無事に辿り着き、
最終的には腰紐一本だけという状態で、
玄関に飛び込みました。

誰も居ない家に入ると、もう、ガクガクと体は震えだし、
エアコンのボタンも押せないような、激しい悪寒と闘いながら、
なんとか着替えを済ませ、熱を測ってみれば9度6分。
く、く、くどろくぶって.....!!!

ひたすら、夫の帰りを待ちました。
風邪引きさんの指定席の和室にも、自力では布団が敷けないし、
以前、処方してもらっていた解熱剤のカロナールを飲んで、
脱いだ着物が散乱したままのリビングのソファーで、
毛布に包まって横になっているしかなく、
携帯が鳴っても、手に取ることすら出来ませんでした。

翌日も、熱は相変わらずでしたし、喉の痛みも出てきてましたので、
早々に病院に行きました。
土曜日だったのでラッキーでしたね。

これまでかかりつけにしていた内科医は、
とあることで痛い目に遭っていたので(いわゆる、ヤブですね)、
もう、見切りを付けようと思っていた矢先、
ごくごく近所に、新しい内科医院が出来ましたので、
今回はそこに行ってきました。

その病院の前を通る度、
そんなに車で溢れかえっている様子でもなかったので、
あれ、あんまり良くないのかしら.....と思っていたのですが、
ところがどっこい、とっても丁寧に診て下さって、
相談もしやすく、またいろんな考えや情報をアドバイスして下さる、
とても信頼できる先生のように思いました。
(町の先生でも、常に勉強し続けている先生と、
そうでない先生っていうのは、歴然としてますよね)

結局、インフルエンザも溶連菌も検査は陰性で、
ただの風邪となったのですが、
私は「ご相談なんですが...」と切り出して、
以前、かかりつけの病院で遭った痛い目に関連した、
抗生物質についてお尋ねをしました。
すると、「薬の使い方は考え方の問題なのですが...」と説明して下さり、
私は「先生にお任せします」と最終的にお答えし、
すると先生は、私の希望する方で、
「いいと思います、それが効かなかったら、またそのとき考えましょう」
と、決めて下さいました。

おかげで、今日のお昼頃にはかなりスッキリ。
解熱剤も併用していますが、熱も平熱に戻り、
「白い膿がまとわりついている」と言われた、喉の痛みもなくなりました。
ありがたいですねぇ。

また、これも先生に聞いたことなのですが、
自分で飲んだ解熱剤にカロナールの選択は、偶然にも正解だったようで、
もしもインフルエンザだった場合、解熱剤にロキソニンを飲んだら、
脳炎になる人もいる(脳炎になる可能性が高くなる)らしく、
基本、インフルエンザにはロキソニン処方がNGとなっているそうです。

それが、うちにはロキソニンもあって、こちらの方が効きが良いので、
いつもならこれを飲んでるはずなのですが、
たまたま先月怪我をした際に、鎮痛剤として初めて貰ったカロナールを、
「まあ、効き目は強くないけど...」と思いつつ、
最近の馴染みだけで選んでいた訳で、
結果、インフルエンザではなかったにしろ、
不確定なときにはカロナールが安心ということも知りました。

ロキソニンは良く効くし、市販薬にもなりましたので、
重宝に使いたくなる薬ではありますが、やっぱり、薬は薬、
特に良く効くものは一層の注意が必要なのかな、と思います。

今日も夫は仕事が遅いので、それまでには彼の夕食も何か作って、
(金・土はコンビニのお弁当にしてもらいました)
帰りを待ちたいと思います。
それまでは、もう少し風邪引き部屋にこもっておきます.....








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