獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

試験対策講座労働法の本のテキストデータの提供を受けられそう。

2023-10-05 19:20:28 | 司法試験と私
弘文堂

2019年に読書バリアフリー法が成立して、公共機関はもちろん、出版社も、視覚障害者など紙の文字がよめない人たちに、代替措置を講じるよう努力義務がかされた。

のはずが、なかなか出版社は、協力しないのよね。私が豊中市役所で働いていた時、職場が購読している雑誌のテキストデータを出版社、ぎょうせい、とか大成出版とか、第一法規とかに要請したけど、それはできない、もしデータで提供するには1ページあたり2000円の費用がかかるがそれでもよいか。

視覚障害者は、こうやって、情報にアクセスできないのよね。職場でほかの職員が自由に情報にアクセスできるのに、視覚障害者はできないのよね。こうなってくると、やる気をなくすよね。

出版社といえば、そんな出版社ばかりかとおもっていたけど、そうじゃない、理解のある出版社もあるのね。その名は、コウブンドウ。

司法試験予備試験の講義を伊藤塾で受講している私、目の見えない、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。伊藤塾は憲法を世の中にひろめようという考えをもっている伊藤まこと塾長が運営していることもあって、伊藤塾のテキストもワードで提供してくれる。ありがたいね。

ただ、司法試験予備試験の選択科目労働法は、去年から、はじまった科目なので、伊藤塾の講義はあっても、そのオリジナルテキストがない。市販の本を、購入して、それで講義をうけなければならない。その市販のテキストが、コウブンドウの司法試験試験対策講座労働法という本。

伊藤塾に、この本のテキストデータを提供してもらえないか問い合わせてみると、意外な答え。コウブンドウさんは、前向きな回答をもらいましたとのこと。なんとテキストデータかPDFデータでの提供が可能とのこと。うれしいね。

ただし、今までも、データを提供してきたが、その時は、大学や、専門学校などの学務課を通じて、学生にデータ提供。なので、今回も伊藤塾が間にはいってもらえないかとのこと。おそらくこれは著作権とか不正利用防止の観点から、大学などの組織に誓約書を。

ということで、1か月ほどかかるけども、お金はもちろん本の購入代金は私は払わないといけないけど、シケタイ労働法のテキストデータが手にはいる。ありがたいね。

ほかの出版社も見習ってほしいね。

PS
といっても、実は、このテキストデータをもらう本の著者は、伊藤塾、伊藤まこと。なので、コウブンドウも、著作者本人からの要望なので、OKしてくれたんだろうね。

伊藤真試験対策講座 弘文堂はこちら

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