木全賢のデザイン相談室

デザインコンサルタント木全賢(きまたけん)のブログ

中小企業のデザインのお悩み、なんでもご相談ください!!

誕生日の近況報告

2007年03月13日 | 身辺雑記
<「NIKKEI MAGAZINE」黄金比&白銀比 記事抜粋>

◆誕生日の近況報告
【自己紹介】第12発


 こんにちは!「工業デザイン相談室」木全(キマタ)です。デザイナーの実像・デザイナーとの付合い方・デザイナーとのトラブル回避法など書いていきます。御相談がありましたら、コメントをくださいね。

 新書「デザインにひそむ<美しさ>の法則」 好評発売中 

 記事の目次
 デザイン相談室の目次    デザインの考え方と運用について
 デザインのコツ・ツボの目次 商品企画とデザインワークについて

 人気blogランキングへ



【宣伝】新書なんとか平積みされています

 私の新書、東京ではまだなんとか数店の書店で平積みされています。もうしばらく、紹介させてください。

 題名「デザインにひそむ<美しさ>の法則」
 ソフトバンク新書
 価格 735円(税込)


 親族からの報告では、名古屋の本屋ではもうほとんど見当たらないようです。他の地方も一緒かも。東京では、新宿紀伊国屋、丸善丸の内店、八重洲ブックセンター、書泉ブックタワーや一部の大手書店ではまだまだ、平積みされてます。

 あ、でも、アマゾンならご購入できます!(笑)



年男(トシオトコ)です

 本日、48回目の誕生日を迎えてしまいました。というわけで、今回は久しぶりに近況など。デザイン相談室の通常版はお休みです。

 独立後初めての誕生日です。正月もそれなりに感慨がありましたが、誕生日の今日もまた少し違った感慨があります。

 というのも、正月にはまだ収入面での年間計画が立てられず、かなり不安を抱えたままの年初めだったのですが、それから3ヶ月経ち、まあなんとか勤めていたときの給料に近い金額までの年収を確保できる見込みが立ちました。

 これも、皆様のお陰ですし、微力ながら自分でも頑張ってきた証拠かなと(まだ、全然安定しないですけどね、笑)。

 これで、本の増版が決まれば、勤め人のときの年収を超えるかも。。。。そんなにうまくいかないか(苦)。


出版のことなど

 昨年末に新書を上梓して、それを通して、今までの人生では夢でしかあり得なかったところからお声がかかるようになりました。

 といっても、工業デザインの本業ではなくて、専門学校から講師の話や、新聞社や雑誌社から取材だったり、出版社からの単行本執筆の相談だったりですが(でも、凄いことですよね)。

 専門学校からのお誘いで、卒業制作展などにお伺いし、若い学生さん(娘らより年下!)や彼らの作品から元気をいただいてきました。来年度、もしかするとどこかの学校で講師をするかもしれません。

 新聞社、雑誌社では、2誌で書評に取り上げられ、黄金比にかかわる特集で2回取材を受けました。全部名前と拙書を紹介していただいています。学生時代から憧れだったカーデザイン専門誌「カースタイリング」にも取り上げていただけました(きゃー嬉しい)。

書評
 1月 5日 日経産業新聞 本紙 「ビジネス書書評欄 気になる2冊」
 2月19日 カースタイリング3月号 書評欄

取材
 2月18日 日本経済新聞 別刷版「NIKKEI MAGAZINE」 黄金比&白銀比
 3月 4日 日本経済新聞 本紙  「エコノ探偵団」   数学の応用幅広く

 この後も、3月28日発売予定のマガジンハウス社「ターザン」には、私が書いた記事が載ります。発売前なので内容は言えませんが、やはり「デザインにひそむ<美しさ>」に絡むお話です。よろしければ、ご覧ください。

 出版社からもお声をかけていただき、現在数社といくつかの企画を進めています。もしかすると、年内にもう一冊くらい出版できるかもしれません。(まだ、決まってませんけどね)



ものづくりデザイン道場

 講師を勤めさせていただいた東京都中小企業振興公社主催の「ものづくりデザイン道場」が、受講社一社の脱落もなく、無事に最終日を迎えることができました。来年度も行いますので、ご興味のある中小企業の方は、ご連絡ください。(ただし、来年度の開講は今年の9月です。また、その頃にお誘いいたします。)

 最終日に、皆さんに成果をまとめてプレゼンテーションをしていただいたのですが、皆さんのプレゼンは、とても素晴らしいものでした。

 頭の中が整理され、開発テーマにまつわる「物語」がしっかり構築できているために、内容もわかりやすく、プレゼンの態度にも自信があり、前回お話した製品開発の基本作業(1)製品開発の基本作業(2)が身についていることをひしひしと感じることができました。

 舌足らずな講義だったにもかかわらず、頑張ってくださった皆さんに頭が下がる想いでした。

 最終プレゼン後の懇親会でも、

 「デザインを見る目が変わりました」
 「この道場は成功ですね」
 「参加してよかった」
 「中小企業のためにこの道場を続けてください」
 「半年後、1年後に開発商品を持ち寄って同窓会をしましょう」
などなど

 ありがたい言葉をたくさんいただき、デザイナーになってよかった、独立してよかった、デザイン道場にかかわれてよかった、と感激してしまいました。

 特にある受講生の方から、このブログに対して大変暖かい応援のお言葉をいただき、いたく感激いたしました。1年半続けていますが、直接あのような嬉しいご感想をいただいたのは初めてで、本当に嬉しかったです。これで、また一年続ける気力が湧いてきました。

 そんなこんなで、48歳のロートル(死語かな?)でも、なんとか頑張っています。

 「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」(from 『魔女の宅急便』)なんちゃって(まだまだ若いでしょ。爆)


 新書「デザインにひそむ<美しさ>の法則」 好評発売中 

デザイン相談室の目次    デザインの考え方と運用について
デザインのコツ・ツボの目次 商品企画とデザインワークについて

 人気blogランキングへ



最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
使用ツールについて (乙丸)
2007-04-14 09:01:04
こんにちは。都内の専門学校でプロダクトを学んでいる専門学生です。私は木全先生が私の通う学校で先生として教壇にたたれることをとても望んでいます!講師のお話が私の通う専門学校であってほしいと願っております。ツールについての質問なのですが私は今使用ツールについてとても悩んでいます。レンダリングツールとしては今Shadeの勉強をしています。しかしShadeよりもRinoceros、SolidworksのほうがCadツールとしてのグレードが高いのではないかと、どちらかの購入を考えています。また学校ではイラストレーター、PhotoShopが必要とのことなので購入することにしました。正直PCについてはあまり詳しくありません。学生には高い買い物ですのでとても悩んでいます。木全先生はどのようなツールを使っておられるのでしょうか?また私はWindowsを使っているのですがMacを使用する方が効率よいのでしょうか?PCはあくまでも道具であり私はあくまで手描きのスケッチ力やコンセプトメイキングが今最も重要であると考えておりました。そのためPCについてはあまり深く考えていなかったため今とても苦悩しています。木全先生のご意見をお聞かせて頂ければ光栄です。よろしくお願いします。
返信する
コメント感謝です (木全賢)
2007-04-14 17:30:43
乙丸様
コメント&ご質問感謝です。
パソコンは今やデザイナーにとっても、クライアントにとってもなくてはならないデザインツールです。今は3次元データでのやり取りも普通になっています。
Windowsをお使いで、イラストレータ、フォトショップは既にご購入されたとのこと。私と同じ環境ですね。私も以前はMacを使っていましたが、XP以降であれば、仕事で使う分にはWindowsで全く問題ありません。フォントに互換性がないことがありますので、その点だけは要注意ですね。それにお客さんが大体Windowsですので、データのやり取りにはWindowsのほうが気を使わなくて楽かもしれません。ただ、これからのデザイナーはMacもWinも扱えるようにしておいたほうがいいかもしれません。
さて、3Dについては、私はShadeを使っています。RinocerosもSolidworksも使ったことはないのですが、知り合いからはRinocerosがいいと言われています。Rinocerosは数値入力ができ、データはそのままCADに使えます。それも魅力の一つです。これも、時間的な余裕があるのであれば、どちらも試して気に入ったほうを使われるといいと思います。
あいまいな表現で申し訳ないですが、結局ツールですのでいろいろ使ってみて自分に合うものを使ったほうがいいと思います。それが出来るのも学生のうちかもしれません。
ただし、おっしゃるように基本は手描きです。手でパーススケッチが描けないとパソコンでも描けません。
あまり役に立たないかも知れませんが、ご参考になればと思います。勉強頑張ってくださいね。
木全賢 拝
返信する
ご回答ありがとうございました。 (乙丸)
2007-04-15 14:04:37
貴重なご意見ありがとうございました。わかりました。自分にあったツールを探してみます。学生のうちにできることを積極的に取り組んでいこうと思います!!いつか私がプロダクトデザイナーとして独り立ちできたときには是非木全先生とお仕事がしたいです。厚かましいコメントを書いて申し訳ありません。これからも木全先生のblog楽しみに拝見させていただきます。それでは失礼致します。ありがとうございました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。