居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

朗読会

2017年04月09日 | 

地元の図書館の催しで

「大人のための朗読会」なる企画があったので覗いてみた。

朗読会とは一体どんな感じか 期待に胸がワクワク

 

小雨のそぼ降る日であったが50の座席がほぼ満員の盛況ぶり。

ざっと見渡すところ60代以上のご婦人が大半。

 

いよいよ開催となると室内の明かりは落とされ

朗読者のみにライトが当たる。

最初は 松谷みよ子作 「みょうが宿」

これは以前 落語でも聞いたことがある滑稽話

 

続いて 宮部みゆきの 「車坂」

これが秀逸!

読み手の旨さにぐっと引き込まれ

いつの間にかそこにはないはずの

温度や湿度に身を置いていた。

 

その後 映像を用いた絵本朗読や詩の朗読、 

読み手が登場人物毎に代わる(群読と言うらしい)趣向を用いた題目が続く

 

〆に情景を芝居仕立てで見せる

藤沢周平の 「驟り雨(ハシリアメ)」

 

様々な手法で飽きることなく一時間はあっという間に過ぎていた。

 

結局は読み手の力量に尽きるのだが

この日を迎えるまで 皆さま相当の練習をなさって来たのだろう。

普段は区の施設で読み聞かせのボランティアをされているグループらしい。

 

聴き終わってふと思った。

朗読会とは 品の良い落語に似ている?と

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

 

 

 

コメント (2)
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