海悪でも群れ濃し、大原ショウサイフグ

今回のミッションは、大原沖のショウサイフグ。
今シーズンは特に魚影が濃くって、80尾のバッグリミット到達も珍しくないですよ。
カットウ釣りは大好きな釣りなんで、張り切っていきましょー！

集合はAM4:30、まだ暗いうちから仕度です。

３連休前の予報では、金曜が雨、土日は好天とのことで土曜日を設定したら、コロリと外れて雨模様で北東強風のタフコンディション。
どんぶらした海を北上、太東岬を越えて一宮沖あたりまで到着。

いつもならしょっぱなは撮影タイムなんだけど、まだ辺りが暗いので竿だします。
ウネリが大きく釣りにくいながらも、良型フグがぽつぽつ。

船ではアオヤギ２パックが支給。船上で追加もできます。
わたしは得意の花エビを持ち込み。この日はアオヤギ１パックで済みました。

仕掛けはいつもの１本カットウ。
餌もこじんまりと小さく付けた方がアタリの出方が良いです。

そして、日が高くなった頃、反応が出てきたようで船が固まってきた。入れ食いタイムの到来ですよ。
ここはシャッターチャンス、竿をカメラに持ち替えてミヨシへトモへ。
しかし、海が悪いので移動に疲れる^^;、さらに雨が邪魔。
フグはバリバリ釣れているんだけど、機動力が低くてなかなか写真撮りに大苦労。

それでもなんとか一通り写真撮り終えて、参戦～！

もうバリバリですよ(^^)、着底ひとしゃくりで、落とし込みでアタリでます。フグがすでに寄ってる。
こりゃ定量楽勝だな、と思ったのも束の間、40尾ほど釣ったところで反応散ってしまいました。

その後は反応探しのクルージングと、長い流しが続きます。
本来の誘って寄せアタリに合わせるフグ釣りで、これはこれで面白いのですが、勝負が遅くて数は伸びないです。海も悪くて釣りにくい。

結局この日は定数達成ならず、定時までやって沖あがりとなりました。
トップは77尾。わたしは65尾でした。朝の入れ食いがあと15分続いてくれれば定数いったと思うけど、まあしょうがない。
入れ食いフグを、ひさしぶりに楽しめました(^^)

久しぶりに眺めた太東岬です。
帰る頃には雨も止んで、凪もよくなってきました。
朝からこの陽気ならもっと楽だったんだけど。

港に帰って、船長が次から次へとフグを捌いてくれます。
サイズは大小交じりですが、けっこう良型が混じっているのがわかると思います。

お世話になったのは幸盛丸。
ヒラメとフグの２隻体勢で出船中です。
ヒラメ船も海悪い中、4.2kg混じりでボウズなし、トップは8枚と好調でしたよ。

詳しくはつり丸1月1日号(12/15発売)でレポートします。

後日、teruterubouzさまが作ったフグのフリッター、略してフグフリ。
ショウサイフグ料理といえば、刺身、たたき、鍋ねた、から揚げ、フライ、天ぷらあたりが定番で、あとは干物、グラタン、ムニエルなどいろいろ料理を試してみましたが、これは思いつかなかった。
普段はフリッターはあまり食べないのだけど、フグで作ると美味しいね、新発見。

[大原港　幸盛丸]
http://www2.ocn.ne.jp/~kousei/index.html

船付場に集合↓