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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

オランダ - セルビアモンテネグロ

2006-06-11 23:58:50 | ワールドカップ
  オランダ 1-0 セルビアモンテネグロ

今回のワールドカップで、私の理想の展開はこの2チームによる決勝戦。C組をセルビアモンテネグロが1位、オランダが2位で通過して、決勝で再び対戦する、となれば凄く楽しい大会になるはず(^^)。

セルビアモンテネグロは、イタリア大会にユーゴがベスト8に入ったとき、右サイドを自由に駆け上がるストイコビッチを観てからは私の中ではとてつもなく魅力的なチームになっています。アルゼンチンにPK負けした後は、政治の不安定さゆえにNATOはおろか暴力国家からも攻撃されて国家分裂。プロシネツキのクロアチアが離れ、さらにリトアニアも離脱。先日行われた国民投票でモンテネグロの独立も決定し、かつてはミヤトビッチ、サビチェビッチをスーパーストライカーを生んだ国もセルビアと袂は分かちます。セルビア、モンテネグロでの出場は今回が最後。一試合でも多く、セルビア・モンテネグロのサッカーを見たいっ!

かたやオランダは言わずと知れた強豪。クライフ・スーパースターがトータルフットボールで活躍したのは私が小学生の頃、ダイアモンドサッカーのフィルムが空飛ぶオランダ人を見て子供心に感動したものです。その後も、ACミランのフリット、ファンバステン、ライカールトのトリオ。さらにはパワー溢れるベルカンプ。ドイツ、ブラジルの超強豪に屈したものの、そのクリエィティブなサッカーは異彩を放ってますし、3-4-3システムの健在。これまで優勝したことないのが不思議な国のナンバー1です(ちなみにナンバー2はスペイン)。

まったく魅力的なチームなんですが、同組にはアルゼンチン、コートジボワールの強国がいます。この厳しい予選を突破して上位にいって欲しいものです。

さて、試合といえば、開始10分くらいか、DFの裏を突かれてセルビアモンテネグロが失点。ゴールを決めたロッベンは調子ノリノリでした。セルビアモンテネグロも決定的チャンスを決められずに後半へ。どちらのチームも高い位置でボールを奪って、攻守の切り替えが早いチームなので緊張感溢れるゲームでした。

繰り返しになるけど、この2チームの対戦、もう一度みたいもんです

セルビアモンテネグロは残念な結果だけど、残りアルゼンチン、コートジボアールから勝ち点6を奪って欲しい。その力は持っています。
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