近所のクリニックで透析を初めて一週間が過ぎ、だいぶん慣れてきました。
大学病院で透析導入をやって、いちばん嫌だったことが、針を刺すときの痛み。
痛み止めテープがあるけど、入院中は使わない、ということである程度痛いのは覚悟してたのですが、これがめちゃくちゃ痛い。
穿刺する先生が、慎重に慎重に血管を調べて、ああでもないこうでもないというように撫でまわしてから、刺しますよ、とブスリ。めちゃ痛い。
ときには、穿刺に失敗して10分止血してから別の場所に刺し直したり、超音波装置を持ち出してエコーを見ながら針を刺したり。
刺す場所も、毎回違ってる。腕の先だったり肘寄りだったり。
どこに刺しても、とにかく痛い。
退院する頃には、左手は内出血して青あざだらけですよ。
ああ、毎回毎回こんな痛いのは辛いなぁ、痛み止めテープ使ってみたいなぁ、、でもどんだけの効果あるのかなぁ?と、暗澹たる気分で退院。
そして、近所の透析クリニックへ。
穿刺するのはかわいい看護師さん。
今日は初めてですかぁ?ちょっと痛いですけどごめんなさいねえ(ハート)。とちょこっと血管を触っただけで刺す場所を特定し、決断よく針をブスリ。
あれ?痛くない、、いや、痛いのは痛いのだけど、耐えられないほどは痛くない。
これって、腕の差?いや、私の左腕ではなくて、穿刺する人の腕の差?
医師よりも看護師のほうが、穿刺が上手いのか?
船長は釣りが下手っぴだけど中乗りは抜群に釣りが上手い、という船がたまにあるけど、それと同じか?
穿刺が終わって看護師さん、「テープは使わないんですかぁ?」と聞いてくる。
「使いたいのだけど、大学病院じゃくれなかったし、今日がここ初めてだし」
「ではテープお出ししときますね。痛いのはイヤですもんね(ハート)。次回から貼ってくださいね」
てなわけで、リドカインテープを処方してもらいました。
一週間が経つ頃には、
青あざが消えた!
穿刺=青あざ、と思ってたのは誤りでした。
つまり入院中は、新米医師の穿刺練習台にされた感がなきにしもあらず。
まあ、誰でも最初は素人だから、誰かが練習台にならないといかんし、それが透析導入患者になるんだろう、しゃーないか。
リドカインテープを貼ってから穿刺を行うと、痛みはほとんどありません。
チクっと針を刺したような感触はわかるけど、痛いというほどではなく、採血よりも軽い感触。
というわけで、入院中にびびっていた穿刺痛から解放された、というお話でした。
p.s. abema将棋、チーム藤井vsチーム渡辺、好カードだ。
医師の💉で、青あざだらけになったのは、いい(?)希少な(?)経験となりました。