さきの週末は新年会からの二日酔いで、貴重な休日に釣りに行けず。
なんか釣りに行っとかないとお仕事に集中できないので^^;、ここはお暇をいただきましょう。
と、やってきたのは朝焼けが綺麗な鴨居港。
この時期、行きたい釣りは山ほどあるんですが、正月に釣ったアオリが旨いのなんので、釣れてるうちにもう一度、と今年三回めのアオリ狙いとなりました。
アオリイカはイカの中でも突出した甘みを持つイカなんですが、これは旨味を構成するアミノ酸のなかでもグリシンが豊富なことからきています。イカ類の中ではダントツだとか。
ちなみに他にグリシンが豊富なイカはケンサキイカ(マルイカ)
対してスミイカも美味しいイカですが、こちらはタウリンが豊富。
身の甘みはアオリほどは強くないですが、上品な旨味が身上です。
これらアオリイカ、スミイカがどちらも釣れる率が高いのが東京湾。
魂を込めてしゃくって美味しいお酒を飲みましょう。
などと考えているとビューティフルサンライズ。
6時過ぎに着くと先客4人。
本日は北風、帰りまで下げ潮なんでトモに入りたいところですが、両トモは埋まっていたので潮ヒップ戦法ということで、空いていた右のミヨシへ。
平日ながら6人での出船となりました。
漁船が帰ってきました。
こういうのどかなシーンが見られる鴨居港。
前回に続いて、舷天MEBARU-SP300を使用。
この竿は本日でお亡くなりになります^^;
港前から探索開始し、浦賀沖あたりまでが本日のメインフィールド。
遠くには富士山が顔を出してますよ。
港内は澄んだ水でしたが、沖は意外と濁りがあります。
濁り潮にはナチュラルカラー作戦でいきましょう。
まわりではスミイカがぽつぽつ。
私の釣り座では人よりたくさんしゃくって頑張らナイト、としゃくりまくるとゴン!
700gほどのアオリイカゲット!
続いての投入では、しゃくり始めて間もなくドカン!こんどは950gのアオリ。
こりゃ餌木が気にいられてますね。
グリーンに赤テープの地味色モデルが仕事してくれました。
そして2杯めの取り込みで竿を立ててイカを引き寄せようとしたところで、竿が3ピースの真ん中からボキッ!折れました^^; やはり竿を酷使するアオリ釣りではメバル竿は厳しいですね、前に使っていたメバル竿、遊撃手も同じように折れたし。
その後、潮が緩い時間は好調でしたが、いい感じで潮が流れ始めると潮ヒップはさすがに厳しく、トモの人にさらわれる展開。
ブランチには特盛どん兵衛。冬の海上で食べるどん兵衛は美味しいなー。
思惑通り、スミイカも混じります。
これでグリシン刺身とタウリン刺身が両方いただけます。
午後は久里浜沖から下浦沖を探索するも、潮の流れがいまひとつで拾い釣りとなり、日が傾く頃に沖あがり。
アオリイカは4杯でした。最大は950g。
今年のきよし丸は、ハンマー締めサービスがあります(^^)
活きたイカの眉間をハンマーでゴンとやると、身は透明に。
昔は必殺仕置人のように針を眉間に刺して締めていたのですが、ハンマー締めは早いし確実性も高いです。
こうやって締めたアオリイカは墨を吐かず、家に持って帰っても筋肉がビクビクしてますよ。
本日の釣果はこちらのブログで(写真提供:きよし丸)
ところで、このところマルイカが混じるそうです、この日も1杯ですが混じってました。マルイカ反応も見られるので、今年のマルイカ開始は早いかもしれません。きよし丸へアオリ釣りに行くなら早めがオススメ。
家に戻り、内皮の薄皮を剥いで、外の薄皮はまないたに残すそぎ造り。
面倒なんでアオリもスミイカも同じ造りにしましたが、手前がアオリイカ、むこうがスミイカ。
グリシンの甘味、タウリンの旨味を堪能します。
釣った直後なので、アミノ酸成分の差は顕著に表れませんが、まだたくさんあるので日ごとの味の変化も楽しめます。
イカで一番美味しい部位はこちら。水管から伸びる筋肉。
さっと湯引きしていただきます。
下のぶつ切は、アオリの蝕腕。
身の刺身とはひと味違って、これまた酒の肴にうってつけ。
アオリ料理を肴にワインを空けてバタンQでした。
[鴨居港 きよし丸]
http://blog.kiyoshimaru.com/
集合場所、乗船場所はこちら↓
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