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ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

富津の胴付きフグで悶絶フィッシング

2020-10-31 11:14:42 | 釣りレポ 2020

本日のミッションは、大貫沖の胴付きフグ!

富津港は浜新丸から出船ですよ。

ビューティフル朝焼けなんですが、昨夜からのナレエが残っていて海はぱちゃぱちゃしています。

東京湾のフグといえば、言わずと知れたカットウ釣りが有名なのですが、ここ富津の船は胴付き仕掛けにエビ餌を使った胴付き釣り。
これは、海苔棚まわりで釣ることもあるため、養殖棚のロープなどにカットウをひっかけないようにして、漁業者へ配慮していることもあります。

胴付きフグの竿は私の知っている限りでは、現在は市販されていません。キス竿や東京湾カットウフグの竿、カワハギ竿の流用が一般的です。

上の写真は、珍しい胴付き用のフグ竿。磯子に釣具21世紀という釣具屋さんがあったのですが、そのオリジナルロッドです。穂先が柔らかい胴に掛かる2.1mの竿です。もう30年くらい前の竿かな、、骨董品です。

神奈川県側のフグも、わたしは初めてやったときは胴付き仕掛けでした。5本針仕掛けにオキアミ餌で狙っていました。その後、野毛屋でカットウ釣りが復活し、サルエビを餌にしたカットウ釣りからブームが起きました。餌もサルエビから甘えび、アルゼンチンアカエビへと推移しています。

浜新丸のフグは甘えび餌です。なんかすごい久しぶりに甘えび剥いた気がする。

さて、釣りの方ですが、朝方はアタリが少なかったもの、潮が効いてくると順調にフグがあたってきます。
カメラ抱えて前に後ろに移動しまくら千代子だったんですが、腰が、、膝が、、もう運動不足で体ポンコツになってるもんで、通路が狭い船の揺れる船上で写真撮るのがしんどくなってきました。引退も近いかも、、^^;
おまけに、カットウと違ってフグが膨らみにくく、尻尾振って暴れるので、ブレないように取るのがたいへん。

そんなこんなで、画撮りをなんとか終えて釣りに参加するも、餌ばかり取られる、合わせてもスカが続く、観音様を間近にみながらの悶絶フィッシングとなりました。

トップはショウサイフグ、アカメフグ(ヒガンフグ)、コモンフグを合わせて16尾とまずまずの日でしたが、私はコモン君が2尾でデンドロカカリヤになりました。
この日の船長ブログはこちら

例年ならイイダコ釣りで賑わう浜新丸なのですが、今年はイイダコの模様がいまひとつ。
浜新丸では、フグとタチウオの2本立てが冬の時期のメニューになります。

本日の模様は、つり丸12月1日号(11/15頃発売)でレポートします。
取材に協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。
胴付きフグの面白さを紹介できるよう頑張ります。

フグ以外のお持ち帰りは、カワハギ3枚に青ベラ(きうせんの♂)が2尾。
リリースはマダイ、マハタ、イサキ、カサゴ、ササノハベラなど多種^^;
大貫沖の浅場ではカワハギの魚影がけっこう濃さそうなんですが、今年の竹岡沖はどうなんだろ?

[富津港 浜新丸]
http://hamashinmaru.o.oo7.jp/

出船場所は↓。駐車場は古峯神社の脇。

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