大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

2021年4月5日(火)久里浜クラス稽古日誌

2021年04月11日 | 久里浜道場

畳の日です。この日は17名の参加でした。

1.体操:ストレッチ後、蹴上、内回し・外回し、回し蹴りの姿勢で膝を上げ静止など、バランス練習を行いました。

2.基本

①ローキック数種:ジャブのように速いロー(牽制などに使用)、振りぬく重いロー(強打)、その中間と、強さ、早さを変えてローを蹴りました。

②左ロー・ステップ左ハイ

③ステップ膝・前蹴りの連携   

など

3.対人

①3パターンのローキック:基本でやったように、3つのパターンのローを対人でも練習しました。ジャブのような速いローは、すりあげるように蹴り、インパクトで回転を加えることで重みを与えることができプレッシャーになります。ただ速いだけの軽い蹴りでは相手にプレッシャーを与えられません。重いローは足を蹴り終わりに足をかいこみ、1回転しすぐ元の構えに戻ります。中間のローは、蹴り終わりの膝から先を素早くたたみ、元の構えに戻ります。3つのローの効果を理解したうえで色々試していくとより良く身に着くと思います。初めは相手の足へ、その後ミットを蹴って練習しました。

3.組み技:キャッチの練習をメインに行いました。

①ミドルの確認:ゆっくりミドルを相手の腹に蹴り、脛の当たる位置や腰を入れて押す練習をすることで身体の使い方を確認しました。

②キャッチ:相手の回し蹴りに対して回り込みながらインパクトをずらし、キャッチした足を引き付けることを意識して行いました。

③キャッチからの脱出:相手にキャッチされた時の脱出方法を2種類練習しました。一つ目は、キャッチされたら膝を下に向けて曲げ、足を抜く方法です。相手の腕の隙間から上手く抜きます。もう一つは、キャッチされた足を押し込み、押し込んだ足を相手の股に入れ、膝を伸ばして相手の体勢を崩す方法です。足を相手の股に入れて膝を伸ばすと、相手の頭が下がります相手はキャッチしたままだと頭が下がり、不利な体勢となるため、キャッチした足を離します。また、話さなくても、相手の体勢が崩れているので、打撃を加えたり、大内や支え釣り込み足で投げたりすることもできます。

④キャッチからのアキレス腱固め:ポイントは、足を大きく引っ張って相手の体勢を崩すことと、瞬間的にアキレス腱固めを聞かせることです。そのままグラウンドでアキレスに移行してもよいです。その際は、相手に自分の襟をつかんで防御をされないように相手の体の外側の足を相手と自分の間に入れて掴ませないようにすることが大切です。

⑤座った状態でのアキレス腱固めの掛け合い:お互いアキレスを持った状態で同時に掛け合います。アキレス腱が弱い私は恐ろしくてたまらない練習です。(汗)

 この日は久しぶりにK・R君が戻ってきました。前に会った時とは比べ物にならないほど大きく、たくましくなって帰って来ました。びっくりしました!(喜!)K・R君今後ともよろしくお願いします。