大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

2021年3月30日(火)久里浜クラス稽古日誌

2021年04月03日 | 久里浜道場

春になり体も動かしやすくなってきました。心地良いですね。

さて、この日の練習は15名の参加でした。

1.準備運動

2.対人練習

①前屈立ちの前蹴り:前屈立ちで相手の腹に前蹴りを蹴っていきます。「蹴る」というより「インパクトから腰を入れて「押す」イメージで丁寧に行いました。蹴る場所、足のかいこみ、中足をしっかり当てていくことなどを意識してゆっくり行いました。

②ミドルキック:①と同じように相手の腹にミドルを蹴っていきます。こちらも「蹴る」というより「インパクトから腰を入れて「押す」イメージで丁寧に行いました。ポイントは自分の内脛を当てていくことです。内脛の硬い部分で蹴ることで、重さ、ダメージが別物になります。体の細かいコントロールが必要です。また、蹴る時の手のガードを忘れないことが重要です。腕を一本顔の前に置くだけで全然違います。

③前蹴りミット:組手立ちでの前蹴りをミットへ蹴っていきます。相手を前蹴りで下げて、ステップで詰めてミドルにつなげます。①で行った腰を入れて「押す」前蹴りの活用です。

④ジャブ・返し左に対し右ヘッドスリップ・右ストレート・スイッチ左ミドル:攻防のパターン練習です。自分の攻撃後、すぐ次の動きに移ることができるように常に意識することが必要です。

⑤ジャブ・左の返しに対し右ヘッドスリップ・続けて右の追撃に対して左ヘッドスリップ・左ジャブの反撃・右ミドルへの連携:字に起こすとかなり複雑ですが、これも攻防のパターンで、攻撃→防御→防御→攻撃→攻撃のパターンです。攻防はキャッチボールのように同じパターンとは限らないため、色々なパターンを考えて練習しておくと引き出しが増えると思います。

⑥後ろ体重で前足を上げた状態で前足の前蹴り・足をついてスイッチ左ミドル・足をつかず前足の前蹴り:相手を下げて、追いかけてミドル、そのまま間髪入れずに前蹴りを行います。足を「着かない」→「着く」→「着かない」の動きなのでバランスがとりにくいです。難しいので初めはバランス練習として体のこなしを意識して行うとよいと思います。

3.自由練習:この日は時間が少なく、少しだけそれぞれ練習しました。

 稽古後、5名の中学を卒業した仲間に中学部の修了証が先生から手渡されました。それぞれが一言ずつ話す場面があり、話を聞いていると、みんなずいぶん長く練習に励んできており、大変立派だと感じました。また、今後も稽古を続けていくということなので、今後ともよろしくお願いします。しかし、同時に、段位・級位変更通知書という手紙が渡されるそうで、4月から一般部の規定の段位・級位に変更して(基本的に帯がまた戻る形になります(涙))のスタートとなります。4月からもレベルアップ目指してお互い頑張っていきましょうね。