野田首相は3日午前、埼玉県朝霞市の国家公務員宿舎「朝霞住宅」の建設現場を約15分間視察した後、記者団に同住宅の建設を凍結する考えを事実上表明した。
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首相は記者団に「東日本大震災復興などの財源確保をしようという中で、いろいろな批判もあり、進捗(しんちょく)状況を見たいと思った。自分の中では腹を固めたつもりなので、戻ったら財務相を呼んで指示したい」と述べた。復興のための臨時増税で国民に負担を求める中、建設について、野党だけでなく与党内からも批判が出るなどし、世論の理解を得にくいと判断したとみられる。
同住宅は13階建て2棟850戸で、建設費は105億円。2009年11月の「事業仕分け」で建設が凍結されたが、首相が財務相時代の昨年末に建設を認め、9月1日に着工した。
(2011年10月3日11時31分
読売新聞)
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