【ドーハ=奥村信哉】サッカー・国際親善試合(22日、日本2-1カナダ、カタール・ドーハ)勝つには勝った日本だが、選手たちの表情はさえなかった。
すでにW杯北中米カリブ海予選で敗れ、若手を主体に再出発中のカナダの鋭い出足に押され、序盤に岡崎がゴールして以降は攻撃が手詰まりに。
後半に追い付かれた後、再三の決定機を逃したハーフナーがようやく勝ち越し弾を放ったが、守護神・川島の美技がなければ勝利は危うかった。
「90分間、相手に形を作られすぎた反省がある」。
3戦連続ゴールの岡崎も表情は険しかった。
大黒柱の本田を欠く中、トップ下で先発したのは香川。
だが周囲との効果的な連動は少なく、背番号10は「結果を残せず、チャンスも作れていない」とうなだれた。
この日はヨルダンの荒れたピッチを想定し、細かいパス回しより前田のポストプレーを重視した戦術を採用したが、セカンドボールを奪われ続ける苦しい展開。
前線で圧倒的なキープ力を誇る本田不在の影響を改めて感じさせられた。
「ヨルダン戦でも少なからず押し込まれる時間はあるはず。
これでピリッとした緊張感でいけるのではないか」と長谷部。
苦戦を戒めに、短期間での再構築を図るしかない。
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