テレビのクラシック音楽番組の代表格として長年親しまれながら、昨年3月に終了したNHKの「N響アワー」が今春、新たな形で復活する。
演奏会に行くのが難しい人たちの熱望に局側が応えた形だ。
演奏だけでなく、指揮者と奏者のアップの表情や雰囲気などと合わせ「目で聴く」という楽しみ方も、あらためて注目されている。
■義務がある
NHK交響楽団(N響)の演奏会を中心に放送していた「N響アワー」は、1980年から30年以上放送された。
作曲家の芥川也寸志さんや池辺晋一郎さんら著名な音楽家を司会に据え、オーケストラの魅力を分かりやすく伝えた。
しかし「N響だけの放送では多様な要望に応えられない」(NHK広報部)という理由で終了。
後継の「ららら♪クラシック」は、司会者が演奏家らをゲストに、トークと曲の一部を流すというバラエティー番組のような構成になった。
これに批判が続出。
クラシック音楽ファンで元ニュースキャスターの俵孝太郎さん(82)は「『N響アワー』はコンサートに出向くのが困難な高齢者や地方在住者にとって重要だった。
税金というべき受信料収入をもとにN響を運営しながら、地上波で放送しないのは問題。
災害報道同様に義務があるはず」と指摘する。
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