サッカー女子の国際親善大会、アルガルベ・カップは１１日、ポルトガルのファロなどで１次リーグ最終戦を行い、Ａ組の日本代表「なでしこジャパン」はデンマークを２－０で下し、初勝利を挙げた。
日本は１勝２敗で同組３位となり、１３日の５位決定戦でＢ組３位と対戦する。
日本は前半１７分にＭＦ川澄（ＩＮＡＣ神戸）が先制点を挙げ、同４１分にＦＷ大儀見（ポツダム）が加点した。
ＧＫ山根（千葉）ＭＦ中島（ＩＮＡＣ神戸）が先発で今大会初出場し、１次リーグで全２３選手を起用した。
最新の国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランキングで日本は３位、デンマークは１３位。
両チームの対戦成績は日本の３勝１分け１敗となった。
佐々木則夫・日本女子代表監督「守備も攻撃も積極的にやってくれた。
それが勝利につながった。
この勢いでもう一つ勝って日本に帰りたい」
川澄「（先制点は）あんなにうまくいくとは思わなかった。
日本にとって特別な日で、（今大会は）２敗していたので絶対に勝ちたいと思っていた」
大儀見「（宇津木）瑠美からいいボールが来たので、落ち着いてＧＫを見て決められた。
（次戦は）この試合のように、いい内容で終われるようにしたい」
岩清水「東北にいいニュースを届けたいと思っていたので、勝利を届けられてよかった。
次は最後の試合になるので、勝って終わりたい」（共同）
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