昨年11月に酒席でのトラブルで大けがを負い、活動を自粛していた歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(33)が2日、東京・東銀座の新橋演舞場で始まった「七月大歌舞伎」に出演、舞台復帰を果たした。
海老蔵さんは正午すぎ、父の団十郎さん(64)と、市川家ゆかりの歌舞伎十八番の一つ「勧進帳」に出演。海老蔵さんが関所を守る富樫役で登場すると、満員の客席から「待ってました」とかけ声がかかり、大きな拍手を浴びた。弁慶を演じる団十郎さんとの、互いの胸の内を探る緊張感ある掛け合いで沸かせた。
海老蔵さんの舞台出演は昨年9月の京都・南座公演以来。26日の千秋楽まで昼の部はほぼ満席という。
(2011年7月2日12時55分
読売新聞)
関連ニュース
・
コスプレーヤー続々…北米最大、アニメの祭典
・
菅首相、レディー・ガガさんにバラの花贈る
・
日々の舞台に全身全霊で…復帰の海老蔵さん