【ソウル=黒瀬悦成、岡田章裕】オバマ米大統領と中国の胡錦濤国家主席による首脳会談が11日、主要20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)が開催中のソウルで行われた。
米財務省高官によると、大統領は、中国が人民元切り上げを継続する重要性を指摘し、胡主席は為替制度の柔軟な運用を約束した。
大統領は会談の冒頭、米中は核、経済大国として「特別な責務がある」と述べ、核不拡散や持続可能な成長に向け世界を主導することの重要性を強調した。胡主席は、「両国関係の発展のため、対話を進める用意がある」と応じた。
また、ギブス大統領報道官によると、大統領は中国が北朝鮮に圧力をかけ、非核化に向けて誠意ある対応を促す必要性を強調した。
(2010年11月12日
読売新聞)
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