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Mr.マトリョーシカの脱走

マトリョーシカ(Матрёшка)式世界からの大脱走。脱兎のごとく。

ミネタ脱ぐ

2007-07-31 22:48:04 | 解釈
台湾の地元メディアの報道によると、日本の人気ロックグループ「銀杏(ぎんなん)BOYZ」のボーカル、峯田和伸さん(29)が、28日に台北であった野外音楽フェスティバルのステージで局部を露出したとして、警察の取り調べを受けた。峯田さんは公然わいせつ容疑で書類送検され、29日、日本に戻った。
峯田さんは実演中にパンツをひざまでおろし、ステージで観客に近づいて歌ったという。主催者側は「しゃがんだときに偶然パンツがずり落ちた」とかばったが、警察は取り合わなかった。
(朝日新聞)


2度目じゃん…

前回は2年前のロック・イン・ジャパン・フェス。

その時の状況を峯田はこんな内容のことを言っていた。

視界の5分の2がお客さんで、5分の3が空で、歌ってたら風がフワッと吹いてきて、そんときに脱いだら気持ちいいだろうなあ、って思ったんすね。

なんかその光景、自分で見たかのようにはっきりと頭の中に描けるのはなぜだろう。




今探したらその出典が見つかった。

2006年のロッキン・オン・ジャパン2月号です。


その峯田に対してインタビュアーの山崎洋一郎はこう言った。

「俺は、素っ裸になって、胸を張って風に吹かれてる峯田くんを、すごい美しいと思ったんだよね、あの歌の最後で。表現として完結していたと思う。でも、それとよしあしっていうのは、当たり前だけど別なんだよね」


よしあしで言ったら、峯田の行為は悪しきものだ。

もちろん権力はそれに対して罰を下す。

でもアーティストといわれる人々にはあくまで自分たちの「アート」にとっての正解に突き進んでほしいと思った。

罪とか罰っていうのは決められたもの。

芸術は外部の枠を気にしだしたら終わりでしょ?

人殺したりは論外だけど、これくらいは想定内って認識がもっと広まれば良いな。

芸術ってそもそも不道徳なものだし、しばしば不道徳な土壌から文化ってのは生まれてきたと思う。

そういうある種の「汚い」ものを共生させられる懐の深さっていうか余裕ってもんがあるのは大切なことです。

個人にとっても、社会にとっても。

あ、でも警察(権力)はちゃんと取り締まってください。

じゃないとやってることの半分以上の意味はなくなっちゃうかもしれない。

要は、少なくとも世論(って言えばいいのか?)はPTA的ヒステリーを起こさずにニコニコ見ててやってくださいってことが言いたかった。


とにかく峯田大好き。


銀杏BOYZ / SKOOL KILL @ロック・イン・ジャパン2004」(これは脱ぎません笑)






小田実死去、そして

2007-07-30 23:17:48 | サブ・カルチャー


選挙でにぎやかな新聞紙を一枚めくったら、小田実が亡くなったっていう記事があった。

僕は小田実氏については詳しくは分からない。

ただ、彼の著作にはかなり心を揺さぶられた。

僕は旅行記を色々読んできたけど、その中でも特に印象的だったのはこの2冊だ。



『何でも見てやろう』(小田実 1967年)
『遠い太鼓』(村上春樹 1990年)



僕にとってバイブル的な存在。

『何でも見てやろう』は60年くらい前の話ってのが今でも衝撃。

戦後間もない時期に22カ国を貧乏旅行というのは想像を絶する(その絶した想像をこの本がしっかりと補ってくれるわけだけれど)。

今みたいに海外旅行が身近でない時代。

もちろん格安航空券もガイドブックも無い。

どんな貧乏旅行記もこれを読んだ後だとままごとにしか見えない。

で、この本の内容は依然として古くならない。

彼の経験から導かれる認識は、現在の「旅行記界」にも脈々と受け継がれている。


二年間ひとりで、日本の外をぶらぶらしていていちばんよかったことは何か、と訊ねられるたびに、私は、それは日本が地図にあるあの弓なりの列島のかたちで見えたことだ、と答えた。(中略)日本にいれば、自分の周囲のゴタゴタガタガタにまきこまれて、日本を「日本」という一つの大きな単位で考えることはとうていできない。現代の日本が一つの大きな混乱とすれば、その混乱を外から眺め得たこと――やはり、それは、私にとって貴重な経験であった。

(『何でも見てやろう』)






外国に行くとたしかに「世界は広いんだ」という思いをあらたにします。でもそれと同時に「文京区だって(あるいは焼津市だって、旭川市だって)広いんだ」という視点もちゃんとあるわけです。僕はこのどちらも視点としては正しいと思います。そしてそのようなミクロとマクロの視点が一人の人間の中に同時に存在してこそ、より正確でより豊かな世界観を抱くことが可能になるはずだと思うのです。

(『遠い太鼓』)





で、小田実は先駆者としてのすごさや経験の質は断トツなんだけど、僕の一番好きな旅行記作家というと村上春樹になります。

旅行記そのものとしてなら、春樹のが一番。

自分の海外体験をこんなに様々な角度からオリジナルな洞察をできる作家に僕はまだであったことがない。

それと、洞察だけじゃなくて、風景描写・情景描写はさすが。

僕は村上春樹は小説よりも旅行記が好きだ。






あ~、リュック担ぎたい。

納涼船

2007-07-30 02:35:19 | 大学生活


新宿は豪雨だったんでしょうか。

昼はものすごい雨と雷。

それが一転、夕方には雨が止み、青空がのぞいた。

今日は東京湾の納涼船に乗るのだ。

納涼船日和だ。



って思ってたら、夜になったらちゃんと雨が降ってきました。


まあ雨といえども僕は納涼船に乗るのは初めてで、ワクワクしてた。

ヱビスビールのCMに出てきそうな、赤提灯に座敷のある風流な小船。

そんなイメージを携えて船着場に向かった僕の目の前に現れたのは、巨大船舶でした。

しかも中は何じゃこりゃー!!




クラブのまがい物みたいな感じ。

いや、むしろバブル期の熱海の雰囲気といった方が分かりやすいだろうか。


僕のイメージしていた風流な小船というのは屋形船というらしく、納涼船はそんなのじゃないらしい。

そんなこと料金が2500円と言われた時点で気付くべきだったと、船内販売の焼きそばに食らいつきながら反省しました。

美味しい天麩羅にかぶりついてからヱビスをグイッっと、っていう幻想は東京湾の強風とともに吹っ飛ぶ。

バイバイ。


でも船内のスピーカーから『california girls』が流れたときには興奮を隠し切れず、友達を巻き込み空前の大人数(2人)で合唱した。

I wish they all could be California girls~♪

うん、悪くない。

船内の俗悪さも心地よくなってくる。

心地よくなってるところに別の友達から秘め事を打ち明けられて混乱する。

心の乱れなのか酔いなんだか船の揺れなのか分からないまま、ステージ上の「浴衣ダンサーズ」のノリに身を任せる。

何だか猛烈に夏なんである。




誤解を解いておく

2007-07-29 02:45:04 | 解釈



前の記事で誤解を与えたかもしれないけれど、僕は丸川珠代を応援しているわけではありません。

全然。

むしろこの人には言いたいことがたくさんある。



この人、東大出身の元テレ朝アナウンサーっていう、マスコミ出身。

マスコミ…うん、ジャーナリズムではないか!

さて、ここで問題。

ジャーナリズムの役割ってなーんだ。

①経費でタクシー代を出させる
②権力をチェックする
③有名人カップルの張り込み


見方によって正解は代わってくると思うけど、たぶん普遍的な正解は②だと思う。

(まあ今のテレビがそういう役割を果たせているかっていったら、甚だ疑問なんですがそれはまた別の問題…)

つまり、僕が言いたいのは、曲がりなりにもジャーナリズムに関わってきた人間がなぜ自民党から立候補するんだということ。

しかも安倍晋三直々に頼まれて、挙句の果てにニコニコ顔で立候補表明。

ジャーナリズムが権力に迎合しだしたぞ。

それともジャーナリズムに関わってきた自覚ゼロですか。

やるなら野党からにしてください。



あとテレ朝っていうのは「左派」のテレビ局。

そこにずっと勤めてきた彼女は「右派」の自民党から立候補。

なんだこの食い違いは。

もし彼女がテレ朝の左派志向を嫌って退社し、立候補したって言うなら、元テレ朝って肩書きは外しましょう。



そんなブレまくりの彼女には僕は票を入れません><

隅田川

2007-07-29 02:04:15 | マス研


あー、羽生ーーーー。

アジアカップ韓国戦の結果を今見ました。

PKをはずしてしまった羽生はほんと気の毒。

この苦い思い出をバネにどんどん成長してほしい。

幸運がちょっと足りなかっただけ。




で、アジアカップ見ないで何してたかというと、花火です。

隅田川に浴衣で。

「若旦那」とか「るろ剣にいそう」、挙句の果てには家に帰ったら親には「波田陽区」とか色々いわれたんですが、ごめん、俺には全部褒め言葉に感じるわ。

とりあえず、浴衣の裾を捲ろうと必死だったやつらは、魚肉ソーセージを素手できれいに開けるようになるまで隅田川の底に潜ってろ☆


今日の感想ですか…。

まあこれは誰もが言うことかもしれないけど、僕にも言わせてほしい。

要はやっぱり女の子の浴衣はお美しいってこと。

それだけで夏って良いなって思います。



僕について言うと、僕は初めて下駄を履いたんだけど、下駄の音のきれいさに気づいた。

乾いた木のカラン、カランっていう音は風鈴の音以上に日本の夏を感じた。

下駄の音を聞くと、夏、祖父母の家で寝ようとしている時を思い出す。

つまり、寝るときって、畳の部屋に布団を敷くなりなんなりしてガサガサやるわけ。

で、掛け布団に潜り込んで落ち着いて静かになると、たまに曇りガラスの外の目抜き通りから「カラン、カラン」っていう下駄の音が静かに響いてくる。

この音。

目抜き通りの街灯の橙色の中から聞こえてくるこの音。

この夏のシンボルとも言えるこの音を、自分が出してるって事が嬉しかった。

それに僕にとって下駄の音は、「大人の人」が鳴らす音っていうイメージがあったから、妙な征服感も感じてた。




あ、ちなみにこの文章に出てくる「音」は「ね」って読んで、なんとなく。





あと、この花火大会の立地ってすごく巧みだなーって思った。

隅田公園で場所取りしてゆっくり見ようとすると、花火がよく見えない。

木とか京成線の鉄橋が邪魔で、半分くらいに切れて見えたりする。

一番よく見えるのは、たぶん吾妻橋とか。

でも吾妻橋あたりの一番よく見えるところっていうのは、歩きながらじゃないとだめ。

警備も厳しい。

「モナリザ初来日」状態。


花火見学は、

<ゆっくりできるけど、よく見えない>



<よく見えるけど、ゆっくりできない>

のどちらかっていう二者択一のオルタナティヴ。

<ゆっくりできて、よく見える>っていう選択肢が巧みに省かれているんですね。



ってことで、今日は半分に欠けた花火をのんびり見上げていた。

でも、こういう「すべて手に入らない」感ってすごく大切なんじゃないかって考えた。

この「すべて手に入らない」感が世間一般で言われる青春ってものの正体じゃないの?って。

すべて手に入らないけれど、なんか諦めきれないっていうこの感覚。

瑞々しいなあ。

斉藤和義

2007-07-27 23:02:44 | Weblog


♪走る街を見下ろして

のんびり雲がおーよーいーでく

誰にも言えない事は

どーすりゃいーの?

教えて♪


斉藤和義の『歩いて帰ろう』を聴きながらこんばんは。

最近、流行の「癒し」を求めてます。

あれ、「癒し」ってもう流行ってない?


最近は音楽とか小説もゆったりしたのばっかに接してる気がします。

世間で言う「癒し」の意味合いとは違ってる気がするけど。



で、今年の僕は「癒し=和風」というオモシロキーワードを披露。

そうすることにより、サザエさんにおけるタマ並みの論理力を発揮したわけですが、


浴衣を買いました。

しかも今年は浴衣を着る機会が2日連続で訪れるという野々村真もびっくりの超過密スケジュール。

つまり「浴衣は一日で乾くのか」「世界不思議発見が終わったら野々村真はどうなるのか」という哲学的な問題に直面しているわけで、最悪さくらパパとラムサール条約を結ぶ覚悟でいます。

そんなお茶目な貴方におすすめのデートスポットは四国ニュージーランド村(略して「国ュン」)。










話が逸れました。

まあいいや。

この曲聴いてると曇り空なんて吹っ飛びます。

改めて良い曲だ。

http://youtube.com/watch?v=1DxjzNYDxqU

池袋で演説

2007-07-26 00:52:23 | 解釈



サウジ戦がっくしです。

なんかこのアジアカップで一番パス回ってた試合な気がするのが皮肉です。

俊輔下がりすぎじゃない?

だから日本が前向いたプレーできないのが当然な気がしました。

パスうまくまわしてるだけじゃダメだってことが、ボール支配率が圧倒的に上回っているのに負けたこの試合で分かる。

個人技とかドリブルでガツガツくる相手に対する組織力の限界を見ました。

もっと縦に突破できる選手がほしいなと見てて思いました。


そこで、サッカー界のtetsuこと羽生。

バーにはじかれたシュートはしびれた。

やっぱ羽生好きだわ。

でも羽生はパス向きっぽいかな。

となると寿人や水野あたりでしょうか。



…と、素人なりに表現の自由を最大限に活用。



他に何を書こう。


そうそう、今日帰りに平沢勝栄、塩崎恭久、丸川珠代が池袋で演説しているのを見た。

見た目の話をすると、塩崎はかっこいい。

もしそのつもりがあるのなら(感心はしないけれど)、自民党は塩崎をもっと前面に押し出していけばよかったのではないだろうか。

ああいう品の良い感じの見た目だから、女性票狙えるんじゃないかって思った。

でも今日のジャケットは明らかにサイズミスだ。



で、丸川はテレビの印象よりもかなり小さくて、華奢だ。

握手を求められるくらい近くまで来た(握手は断った)んだけど、こんな体で過酷な議員職を全うできるのだろうかと心配になったくらい。

平沢は応援演説で、「丸川珠代、小さな体でがんばっております」って言ってたけど、別に努力しだいで花丸がもらえる小学校の自由研究じゃあるまいし。

俺はがんばってる姿なんかが見たいわけじゃないっての。



あと、やっぱり有名人ってことでみんなケータイのカメラでパシャパシャ撮ってたけど、あれってやめないか?

相手が遠くにいる分には良いと思う。

肖像権とかってあるようでないようなもんだから。

でも、丸川さんなり何々さんなりが握手求めているときに一方的にカメラ向け続けるのって変じゃね?

「がんばります」って自分に向かって言ってるのに、黙殺してニヤニヤしながらパシャパシャ撮りつづけてる奴。

ほんと神経おかしいんじゃないか。

向こうはあくまで個人として接してきているわけだから、マナーってもんがあるでしょ。


選挙活動している側からしたらものすごくむかつくことだと思う。

そりゃ口には出せないけど。


僕はそういう光景見てて丸川さんがかわいそうになったし、腹がたった。




ケータイのカメラって個人と社会との関係を断絶させてるよなって思う。

『働きマン』の何巻かで、目の前で起きた大事故を野次馬がひたすらカメラで撮り続けるっていうシーンが印象的に描かれてたんだけど、あんな感じで、要はケータイ向けた瞬間には「向こう側のセカイ」の出来事になっちゃってる。

ケータイのカメラに限らず、ケータイの機能全般、はたまたSNSとかにも言えることだと思うけど、コミュニケーションからリアリティが失われてる。

でもこの場合はリアリティ云々じゃなくてコミュニケーション断絶してるよな。

論外。


あーSNSってさっき言ったけど、これについてはかなり言いたい事がある。

でもそれは違う話しだし、長くなるからまた後で。

でもまた後でっていうと大抵書かないんだよなー。


とりあえず抽象話には飽きたんで、もうテスト勉強に戻ります。

サウジ戦が延長にならなかったことを無駄にしないようにします。

100円

2007-07-24 21:42:14 | Weblog


パスモの残額の100円がめちゃくちゃもったいなく感じる。



   袋から 出きらぬからしの もどかしさ

                      トシ麻呂

最低賃金に30円足りない。

分かる?この気持ち。


で、今日は清算するときにチャージしないで、改札の駅員にこの残額の100円使って清算してくださいって言った。

乗り越し分の250円のうち、150円を僕の財布から、100円をパスモから払った。

よーし、これで残額0円。

気分爽快スキスキスッキリ!








って思ったよ。

でもね、若い駅員だったのでまだ清算の操作に慣れていなかったのでしょう。

帰りに確認したらなぜかまだ残額が100円残ってました。

素直に喜べない僕でした。

林檎アワード

2007-07-23 23:03:51 | 芸能


どうも、検索ワードに「椎名林檎」って打ち込むと、候補に「椎名林檎 整形」って出てくるのが気に食わない椎名林檎原理主義者の僕です。

ところでロキノンジャパンの今月号見ました?

東京事変、久しぶりの(気がする)5ショットでした。

その林檎の風貌見てドキッ。

メイクも髪型も『御起立』時代のそれにそっくりなのです。

僕はこの林檎すごい好きなんだけど、じゃあ今まで一番好きな林檎ってどれだ?

ってことで差なんてつけられない事承知で、あえてやってみた現時点でのランク付け。



① 椎名林檎 @座禅エクスタシー
『カルキ』のとはまた違った、スレた和テイストがほんと堪らない。

② 椎名林檎 @Dynamite
林檎の衣装の中では伊賀大介制作のが一番センスあると思う。素直なかわいさ。

③ 椎名林檎 @歌舞伎町の女王PV
あの絶妙のかわいくなさが、イイ。これ見て鬼子母神に行ったっけなあ。

④ 椎名林檎 @歌ひ手冥利
あまりにも普通着な姿にときめいた覚えがある。まあ作品としてはアレですが…



雑誌含めるともっとランクは変動すると思うけど、キリないからやめる。

自分で言うのもなんですけど、気持ち悪いですね。

だいぶ抑え気味に書きました。

雨、逃げ出した後

2007-07-22 01:34:34 | マス研


なんというか。

アジアカップのオーストレリア戦見てたら、緊張しすぎて体温上がるわ頭痛くなるわで大変でした。

後半日本もオジーもバテバテだったわけで。

サッカーの戦術って僕はよく分からないんだけど、後半の時点で羽生入れたりすればよかったんじゃないかなーって思いました。

相手のDFかき回す感じで。

結局川口さすがって話だ。

僕は川口の好セーブは、あのゲジゲジ眉毛のおかげだとばかり思っていた。

眉毛が何らかの力を彼にもたらしていると。

でも今回のアジアカップでは川口の眉毛が以前ほどゲジゲジじゃないことに気づいた。

眉毛の力ではなかったのだ。

そのせいで「川口の眉毛、百人乗ってもダイジョ~ブ」という掛け声とともに地球が大爆発を起こすっていう理不尽な映像が僕の頭の中に流れなくなったわけだけど。

そんな熱帯夜。



夜っていえば、最近は徹夜とか夜更かしが多くなっている。

疲れ自慢をすれば、例えばおとといは早稲田祭に向けてジョナサンで夜を徹して会議をしてた。

早稲田祭のイベントをするってことで、マス研としての目標を決めようってとこで後輩と対立した。

「客席が満席になるってのが結局は最終目標じゃないの?」って言われた。

それ言われて僕はちょっと熱くなってしまった。

確かに自分たちが開くイベントを一人でもおおくの人に見てもらいたいのは主催者として当然。

そのためには努力を惜しまない。

でも、それが最終目標ってすごくさみしい。

偉そうなことを言うと、僕はできればみんなには、観客の入りやイベント運営の成功のさらに上に目標を見据えていてほしいと思っている。

つまりその目標っていうのは、イベントを通して観客や大げさに言えば大学の文化に何をもたらせるかっていうことだ。



運営の成功や、それに伴うサークルの売名が最終的な目標だっていう人も少なくないんだけど、それって極めて内輪な動機なわけ。

もちろん僕もそういう内輪な効果をとても期待している。

けどそれはあくまで副産物っていう認識でいないと、イベントとして良いものはできない。

早稲田祭に関しては、マス研ってものがどれだけ人々を揺さぶれるのかっていう野望を抱いてほしいね。

これってきれいごとでも建前でも何でもない。

それに、自慰イベントなんてやってたって誰もついてこないよ。

これは2年生に対して特に言いたいこと。



それと、通常活動の雑誌作りに関しても、雑誌作りそれ自体が最終目標じゃだめだと思う。

雑誌を通して読者に何をもたらすかを考えるも良し、雑誌作りを通して自分たちがどう成長するのかを考えるも良し。

前者と後者、どっちを優先するサークルなのかはみんなで考えていくことだからね。

ちなみに僕は個人的には後者を優先させて活動してきました。

がんばってね。



忙殺と充実の間で

2007-07-18 17:08:38 | 大学生活


忙しい、って二つあると思ってて、

ひとつは時間に乗りこなされてる忙殺のニュアンス、

もうひとつは時間を乗りこなしてる充実のニュアンス。

乗りこなしてー。



これから取材です。

スタンドアップコメディっていう形式のお笑いをやってる方に話聞いてきます。

我々は共通の大義を見出した。

2007-07-17 21:17:46 | Weblog


「我々は共通の大義を見出した。(しかり)金だ」

セックス・ピストルズ再結成に際して、かのジョニー・ロットン、改めジョン・ライドン氏はこう言ったらしいんだけど、まあお金って重要ですよね。

都市生活者は移動する分だけお金がかかると愚痴を言う人は多いけれど、諸交通機関が存在しなければたとえば一駅分行くのに15分、二駅行くのに15分かかるからして、池袋に行くまで7駅かかる僕の場合だと15分が7駅分で105分、すなわち1時間と45分かかってしまうわけであって、このことが何を意味するかというと最低でも1時間半早く家を出発しなければならない、なんてのもまだ良いほうで、徒歩でいく場合には信号、不必要に曲がりくねった道、馬糞、などといった障害物があるわけだから、何百円なんて値段は安いもんだと思いを巡らせていたら、おっと明日の交通費が財布の中に無いやと気づき銀行のATMの残高照会をしたところ、660円。



ナメてる。


こともあろうにATMが印字ミスとは初めて聞いた。

近頃のATMはなっちゃいない。

他のATMでもう一度。

果たして明細書に印字されたのは660円であった。


でも思い出した。

郵便局にも預金してるんだった。

よかった、あはははは、ってこっちは283円。

こんなお金で何が買えるんだよって聞いたら、何でもうまい棒で換算するのはよくないと思う。





うまい棒って書いたらいま思ったけど、なんだろね、蒲焼さん太郎。

蒲焼太郎さんではないのか?

「さん」っていう接尾語をミドルネーム風につけるのには一体どういう意味があるのだ。

アナログ写真

2007-07-16 18:58:22 | Weblog


かつては瞬間を切り取ることに最も長けたメディアであったはずのアナログ写真は、露光時間を待つこともなく瞬時に撮影可能で、プリンターでお手軽に印画を得ることが出来るデジタル写真の普及に伴って、デジタル写真からはこぼれ落ちてしまう時間の流れや光の移ろいをネガにとどめる、より物質的な存在へとその機能と特性を転じつつある。っていうか完全に転じた感がありますね。

アナログ写真じゃないと撮った気になれないっていうのは、格好つけでも何でもなく、僕の正直な感想です。




眼鏡をすれば鼻のあざが目立たないことを発見。

当分これで行こうと思う。

そろそろアジアカップ。

泣ける匂い

2007-07-15 11:57:04 | Weblog


台風が迫ってきている。

リビングのテレビは何人死亡とか何人怪我とか、不穏な情報を伝え続けている。

さて、

踏み切りで電車が通り過ぎるのを待っているとき、ほのかに香水のにおいがしてきた。

すごく懐かしい感じだ。

昔の恋人の…とかじゃ全然ないんだけど、どこかで嗅いだことのある匂い。

どこで嗅いだんだかは思い出せない。

けどいとおしいほど懐かしい。

うわー、ってなった。

なんか泣きたくなった。

嗅覚ってば脳みそのどこを刺激してくれるんだ。

泣きたくなる匂いってのに出会ったって話。