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Mr.マトリョーシカの脱走

マトリョーシカ(Матрёшка)式世界からの大脱走。脱兎のごとく。

早稲田祭、そしてその後

2007-11-12 23:59:59 | マス研


えーと、色々書くことあるんだけど、まずは昨日の出来事を。


昨日11月11日、東京事変のライブツアー「Spa&Treatment」のZepp Tokyo公演に行ってきた。

事変としては初のライブハウスでの公演。

いままでは全部ホール級でのライブだったからね。

だからどんな雰囲気なのか予測しにくかった。



気持ちの準備したいなーって思って、既に終わった公演の様子を知ろうと覗いたmixi内のコミュでは、、、

そうそう、話それるけど先週からmixi始めたんだよねー。

当初「全日本反mixi同盟」という団体を(脳内で)設立した僕ですが、ついにやっちまいました。

なんと既にマイミク200人!

っていうのは真っ赤、を通りすぎて焦げ茶な嘘で、日記も自己紹介も書いてない。

要はコミュニティ内の話題をロムってるだけです。

まだmixiの使い方を把握していないので、マイミクシーという機能の存在意義が見出せないでいますが、きっと何かあるのでしょう。

で、mixi内の事変コミュにある今回のツアーの様子についてのコメントを見てみると、

「ものすごい熱気と押し合いで・・・」

っていうのがあると思えば、

「折角のライブハウスでの公演なのに観客のノリがいまいち」

っていう正反対の書き込みがあったりするという状態。

わけわかんないのよ。


まあ、くどくどとめんどいので結論から言うと、少なくとも今日のZepp Tokyoはめちゃくちゃ盛り上がりました。

室温と湿度もかなり高くなってた。

師匠がMCで「ツアー中一番の盛り上がり」って言ってたから、外から見てもかなりの熱気だったんだと思う。


個人的に特に印象深かったのが以下の曲。

・OSCA
・群青日和
・鞄の中身
・閃光少女
・キラーチューン
・SSAW
・透明人間

信じてもらえないかもしれないけれど、「鞄の中身」の時林檎と僕はずっと目が合っていた。

これは勘違いなのか?

じぃぃぃぃっと見つめ返してたら、間奏中に林檎が照れ隠しのように目を逸らした。

たぶん照れ隠しは無いな笑

そんなこともあり、ライブ中一番心が震え、ウルッときた曲。





=========



日は遡って、11月3日(土)。

11月3日、要は早稲田祭。

この日、マス研は亀田師匠の講演会を開いた。

亀田誠治講演会『亀ノ瞳ニ恋シテル』。

大盛況でした。

僕は統括や司会、渉外、構成とか、結果としていろんな役割を兼ねてしゃしゃり出たせいで気の張った期間が続いたけれど、講演会の開演以降はもう何もかもが楽しかった。

準備の段取りに関する反省点はたくさんあります(ほんとにここは強調)。

一方で、結果的に講演会としては大成功だったと自負しています。

いろんな人の心ある支えで実現した成功でした。




僕がやった仕事別に振り返ってみたいと思います。

まずは司会について。

実は本番前日に友達の家に泊まった時は、司会のことで精神が不安定だった。

「良く考えたら俺に司会が務まるわけないじゃないか」っていう必要以上にびびった気分になった次の瞬間には、「いや、もっと良く考えたら司会なんて全然簡単じゃん。だって、俺だぜ?」っていう自信に満ちた気分になったり。

その繰り返しで、疲れた。

布団に入っても頭の中で、いろんなミスのパターンをシミュレートしていたせいで、12時に就寝したのに3時くらいまで目がギンギンに目が覚めていた。

結局は当日、師匠と直前に打ち合わせした時から不安が一気に解消して、割と余裕な気分で本番にのぞめた。

師匠のファン700人超の前で話すんだからプレッシャーで手ぐらい震えるのかなーって思ってたけど、むしろそういう大人数の前でスッポトライト当てられて注目を浴びるのは気持ちよくて仕方がなかった。

自己紹介で拍手されたとき、そして師匠に改めて紹介してもらって再び歓声交じりの拍手をもらったときは感動で、「やばい、泣く」って思った。

自分の出した企画が、こんなにたくさんの人を楽しませるものへと昇華した充実感。



師匠ファンの友達の何人かは、師匠の僕への絡みにすごく嫉妬してた。

「なんでそんな仲良いの!?」って。

師匠の僕への絡みはほんとに暖かかった。

講演第三幕のオープニング用に作った映像について、「してやった!って思ったでしょ」とか褒めてくれたり、「調子出てきたんじゃないの?」とか「おお、上から目線だね」とかからかってくれたり。

こういう暖かさがあるから、師匠がいろんなアーティストから信頼されるんだなって思った。

ずっと続けばいいのにと思える最高の時間でした。




見に来ていた親、先輩、友達の何人かには司会ぶりを褒めてもらった。

特に嬉しかったのは、Mさんというマス研の3代上の先輩が「今までの講演会で一番良かった」と言ってくれていたというのを伝え聞いた時。

Mさんは僕がマス研に入ったときにはもう引退していたから面識はないんだけど、だからこそそう言ってもらえたというのは本当に嬉しかった。

格別の言葉だ。




次に統括・早稲田祭担当委員の仕事について。

今回の講演会統括として動き出したのは、、、いつだっけ。

たぶん去年の11月の総会。

ちょうど一年前かな。

候補者立てましょうって時に、僕は師匠を推した。

その理由は、

・話が上手い。(でもその事が意外と「ファン」の間で知られていないという現状)
・話題性。
・それだけでなく、講演自体の充実度の高さへの期待大。
・しかも早稲田卒。
・俺が師匠のこと大好き。

などなど。

そしてその提案は多数決で通った。

めちゃくちゃ嬉しかったね。


統括になってからは、まず組織案を頑張って考えた。

前年の講演会から見えてきた問題点を列挙して、それらをひとつひとつシューティングするような形で組織案を練り上げていった。

その結果、枠組みとしては良い組織案ができた。

じゃあなんで準備の直前段階で変なことになったのかと言うと(変なことになったんです)、要はworkとworkerのバランスを完全に量り間違えたから。

元も子もねー笑

いろいろフォローしてくれた幹事長のTにはほんと感謝します。




次に渉外の仕事。

マネージャーの方々に本当にお世話になった。

こっちが出した構成案や映像などにもアドバイスをいただいたし、僕のわがままも受け入れたりしてもらった。

学生の僕たちを見下さないで力を貸して下さった。

しかも全国ツアーの最中にね。

だからこそ、亀田さんやマネージャーの方々の思いっていうものを預かっている責任感が常に付きまとっていた。

たぶん責任は全うできた。

講演を通して亀田さんの思いは多くの観客に伝わったはずだから。

亀田さんの思いをより多くの人に伝える場を用意するのが僕の使命であり、せめてもの恩返しだと思っていたので、それが出来て本当によかった。




最後に構成チームリーダーとして。

これもworkとworkerのバランスを間違えた系だね笑

っていうかダメなんだよね、今回の組織っていうのは3,4両日行うことを前提に作られたものだったから。

どうしても、だぶ付きが出てしまった。

でも今回好評だった講演の構成を作り上げられたのは、この構成チームがあったからだ。

役割は果たせた。

あと構成に関して忘れてはならないのが映像の制作。

これがなかなか苦労した。

早稲田祭直前期に全然寝れなかった原因はこいつ。

決して技術的に難しいものを作ったわけではない。

でも、この映像制作にはトラブルが付いて回った。


①ビデオカメラ内の映像がPCに保存されない。
②完成した動画を確認してみたら、いつも決まった部分で映像が固まる。
③DVDに著作権保護が解除できない。


①は最後まで無理だったので動画のキャプチャ画像で代用することに。

結局そっちの方が映像的にきれいだった。


②は、再生する端末によって固まる程度が違った。

僕のPCで再生する場合が一番酷くて、6秒あたりで完全停止する。

本番用のPCだとかろうじて全部通しで再生できたものの、やっぱり6秒当たりは動きが遅くなって怪しかった。

でもちょっと動きが遅くなるのが演出っぽく見えなくもなくて、それはラッキーだった。

原因はいまだに不明。


③はいろんなフリーソフトをダウンロードして試しまくったらできた。

本番前々日に部室でやってたときに成功して、KYKと思いっきり抱き合ったことはあまりにも印象的。

一女にその場面見られて若干引かれた。



そして、映像に関する最後の難所は本番直前に訪れた。

当日以外はAV機器をいじれないという早稲田祭の謎の決まりがあるので、本番1時間前にAV機器と初のご対面をした。

でね、最悪の事態が起きてたよ。

ケーブルぶっ壊れてまーす。運営スタッフじゃどうにも出来ませーん。

ってコラ。

まじで笑えなかった。

結局、ITセンターの人が部品交換して解決したのかな?

かな?って言うのは、僕は師匠と打ち合わせがあったからどうなったか分からなかったんだよ。

僕は不安だったから師匠にも「機材がぶっ壊れてたんで映像がどうなるか分かりません」って伝えといた。

そうしたら師匠は「ヘマしたら僕らでフォローしよう」ってニコニコ顔で言ってくれたので安心した。

こうして僕等は映像を使ったリハを一度も出来ないまま本番を迎えることになった。

本番はAV担当のKYKのファインプレーで失敗は皆無。

最高の演出だった。






===========

日は11月11日に戻ります。



僕は昨日のライブで「縁」ってものを強く感じて、それについてすごく考えた。


自分の「好き」をきっかけに、結果としていろんな人とのつながりが生まれた。

その「好き」でつながった縁を僕は大切にしたい。


講演会に興味持ってサークルに入ってきてくれた後輩。

広告出してくれた企業や店の人たち。

応援してくれた友達や先輩。

僕にとって今まで「ステージの上」の存在だった亀田さん。

ライブの時も良くしていただいた事務所の方々。

そして当日講演会に来てくれた人たち。



そういうたくさんの縁をつないだ後に東京事変のライブを見ていると、いろんな人の顔が浮かんできた。

泣けてきた。




僕にとって11月3日~11日というのはひと繋がりの大きなイベントだった。

11日のライブが終わるまで早稲田祭が終わったって感じがしないんだろうな、っていうことは以前からずっと思ってた。


しかし、ついに早稲田祭もライブも終わってしまった。

今は大きな達成感と、決して小さくはない寂しさと、漠然とまた何かやってやりたいという気持ちが交じり合った不思議な気分です。

っていうか正直に言おう。

まだ終わった気がしない。

うん、これだ。

俺は器用じゃないから、引退式やったから引退!っていう風に気持ちよく終われない。

自分の中では完全燃焼して終わった、っていう実感はあるんだけど、これで終わらせたくないって思ってしまう。

僕は大学卒業までにもう一回大きなことをしたいと考えている。





今日は僕が早稲田祭を記憶にとどめるためのメモ書き的文章でした。

けどまあ、今の僕の気分が読んでくれた人に伝われば嬉しいです。

最後まで読んでくれた人にプレゼント。今日の一曲は断然、閃光少女。

ちなみに師匠作曲です。

俺のこの11月のテーマソングだね。

閃光少女/東京事変




おまけ!

あおぞら/椎名林檎

やることリストをめぐって

2007-10-30 01:35:21 | マス研



斉藤和義の「歌うたいのバラッド」という名曲をリピートで聴いてる。



最近「今日のやることリスト」というのをパソコンのメモ帳に作ってるんだけど、どうしても項目が多くなってしまう。

でも気づいたんだけど、その項目の中に義務でやってることってないんだよね。

どれも自分が好きでやってること。

だから全然忙しいなんて感じない。

学校の課題をやらなきゃいけない、とか、バイトのシフトに入らなきゃいけない、とかいう類のものとは全然違う。


ちなみに、今の「やることリスト」の8割くらいは早稲田祭のこと。

僕は今年の早稲田祭の講演会の担当者をさせてもらっている。

前任者にはかなり面倒だよ、と言われていたので、途中で嫌にならないか不安だった時期もあった。

でも実際やってみると面倒だと思うことはほとんどなくて、日々やりがいを感じられるのでとても楽しい。(実は実務面での失敗もちょっとあったんだけどねー。それは内緒(笑))

むしろ仕事を僕がやりすぎてしまってるんじゃないかという懸念がある。

他の人のやりがいを奪ってしまっているんじゃないかと。

それはすごく反省している。



与えられた責任ではなくて、つくり出した責任に囲まれながらの日々は、スリリングであり、孤独でもあります。(かっこいい!)

かつ、そういう状況を楽しんでいる僕はかなりマゾヒスティックであります。




えーと、書き始めて早くも文章の出口を見失った。




今日は講演会の優先入場券を配布した。

なかなか好評でした。

いや、これは講演会が終わったらまとめて書こう。




明日は学部のゼミ・オリエンテーションだ。

僕がボケーっと立ってる姿を見たい方はどうぞお越しください。




あーもういいや今日は(笑)


斉藤和義 / 歌うたいのバラッド

僕の美学

2007-10-28 03:18:38 | マス研



僕は汚れ役を自ら買って出る場合もあれば、断固拒否する場合もあるってことで、ツボが分からないと友達から言われたわけですが、いえいえ、簡単な話です。

僕はその場一発勝負の汚れ役は嫌だってこと。

「元気があれば何でもできる!」って猪木は言ってたけど、元気があればできるような勢い勝負のネタはあんまやりたくない。

というか僕に合わない。

だって誇るほどの元気ないもん(笑)

たとえ汚れ役でも、事前の計画のもとにこつこつやっていくものが好き。

簡単に言えばかっこつけなんだけど、どうせ面白いことやるなら「すごい」って思われたいじゃん?

極端な話、見ている人が僕のやることを面白いって思ってくれなくてもいい。

そりゃ面白いって思ってくれるに越したことはないよ?

でも僕にとって最重要なのは、見ている人が「よく分かんないけど、今やってることは自分にはできないかもしれないぞ」ってちょっとでも思ってくれること。

見ている人に真似できない(と思わせる)ようなものを見せたい。

これが僕がコントとかその他もろもろをやるときに一貫して考えていることです。

<告知>亀田誠治講演会

2007-10-25 03:07:18 | マス研
=====早稲田祭イベント=====
亀田誠治講演会 『亀ノ瞳ニ恋シテル』


東京事変のベーシスト亀田誠治師匠が、「東京事変 live tour Spa&Treatment」の真っ最中に早稲田にやってくる!

名プロデューサーとしても数多くの有名アーティストを手がける亀田氏が自らの活動と現在の音楽シーンをアツく語ります。


●日時

11月3日(土) <早稲田祭一日目>

開場 10:30
開演 11:00
閉演 12:40


●場所
早稲田大学 西早稲田キャンパス 15号館401教室


●整理券配布について
早稲田大学西早稲田キャンパスの大隈銅像周辺にて10月29日(月)の昼休みより整理券を配布いたします。
講演会当日お越しいただいても入場は可能ですが、より良い席でご覧になりたい方は、ぜひ手に入れてください。
詳しくは後日お知らせいたします。


==========



いよいよ迫ってきた感じ。

すごくドキドキする。

今、事務所側と詰めの最終段階に突入してます。

まだまだ心配事がたくさんあるけれども、着実に準備が整ってきている。

最近キャンパスでビラを配ったり貼ったりしてるんだけど、通行人の方から「ビラください」「整理券って何時から配るんですか」とかって聞かれるのが嬉しい。

しかも、徐々にこのイベントの知名度が上がってきたという実感がある。

今日も女の子の集団が僕の貼ったビラの前で「絶対行く!」とか言い合ってる場面に遭遇した。

めちゃくちゃ嬉しい。

残りの期間でこの講演会の知名度や話題性を上げて、結果的に影響力のあるものにできたら最高。

現時点で早稲田祭HP内の『亀恋』のページへのアクセス数ランキングは38位。

どうにかして10位以内に乗っけたいね。

社会化の時間

2007-08-31 23:03:08 | マス研


どうも、キモメン♂パラダイスを妄想して一人で吹き出してる僕です。



さて、今日は久しぶりに人に本気で怒られた。

ただひたすら頭下げてた。



平気?

もちろん人並みにへこんでます。



怒られた理由には、理不尽な部分もちらほらある。

時間をくれるなら言いたいことはたくさんあった。

でも基本的に僕に落ち度があるし、その事について責められても僕は何も反論できない。



平気?

うん、わりかし気持ちの切り替えは上手い方。

怒られて、むしろ気分がシャキッとしたかな。



相手は大人。

社会ってもんがそうそう甘くはないんだって事が身に染みた。

学生である僕に対して本気で怒ってくれる大人なんてほとんどいない。

失礼な考え方だけど、彼は僕の事を思って怒ってくれたんだろうと思う。

年明けたら就職のために動かなくちゃならないもん。

社会化でしょ?



怒られたことについて、素直に反省した。

僕の反抗期ってようやく終わったなって思った。



普通にへこむけれど、感謝してます。

申し訳ありませんでした。



みんなへも、ごめんなさい。

半びとりの人々

2007-08-08 14:59:55 | マス研


徹子の部屋にさかなクンが出てました。

すごいですね、彼の喋りは。

徹子ドン引き。

これからは刑法に「水族館でさかなクンと一日中」っていう刑を加えるべき時代なんでしょうね。




マス研の合宿に行ってきました。

夏合宿っていつも後味が良いもんではありません。

いろんな人の本音を知って傷つくというか。

21にもなって何言ってんだって感じですが。

まああえてこんなところで、具体的に嫌だった事なんて書きません。

ここはそんな場じゃないから。





楽しいことはたくさんあった。

海は楽しかった。

平泳ぎのせいで内腿が筋肉痛。

『シャドーボクシング』のコントも達成感ありました。

最後の謎かけが記憶から吹っ飛んで、途中から言い直してる間に必死に思い出すっていうアクシデントはあったんですが。

でも後で聞いたら、一種の演出だって思ってくれてた人もいたようなのでそういうことにしときます。

演出です。




最後の夏合宿で思ったこと。

なんというか。

もう俺って誰かに頼る立場にいないんだなってこと。

今更そんなことに気付いたか、って?

もうとっくにサークルでは最高学年じゃん。

まあそういうこと抜きに、今になって自分には気兼ねなく相談事できる人いないなって気付いて。

サークルにいるのって自分の学年以下の人たちだから。

要は、みんな僕と同じような量の人生経験でもって、僕と同じくらいかそれ以上の悩みかかえてるんだって事。

それでもみんな弱音吐かずにやってる。

僕はそういう人たちに負担かけられないなって思って。

甘えられないなって思って。





あと、これは誤解を生むかもしれないけど、もう人にあまり期待しないようにしようって。

誰々ならこうしてくれるはずって思うのは、完全に受身の姿勢じゃんって思ったから。

結局、僕の期待が相手にとってすごく迷惑になってることがあるわけだから。

だから僕は人を頼るのできればやめたい。





それと、僕ってしっかりしてるって思われてる。

後輩と話してて気付いた。

そういう僕に対する変なイメージが一人歩きしてる状態ってのが、今すごく怖い。

これから後輩は僕のしっかりしてない部分ってのを、いやってほど見ることになると思う。

下らないことかもしれないけれど、人を裏切るのってどんな形にしろ辛いことだから。

最近人の目を意識しすぎなのかもしれない。

責任感なら感じてます。





こういうのって「社会性が無い」って言うんだと思うけど、実際他のみんなって他人をどれだけ信用できてるのかってのが気になります。

結局のところ社会性って幻想なんじゃないかと思います。





まあ、サークル辞めようとしてた後輩が残るって言ったのは嬉しかった。

ちょっとずつでもサークルに遺産残せたらいいかなあ。






今、この曲を歌いたい。

いい歌詞ではあるけど、ちょっと「相田みつを臭」がする。

つまり、励ましの技術を発揮してるなあっていう印象。

相手へのメッセージが技術になっちゃったら中身ないよ。

空虚だ。


とはいえ、励まされるのは事実。










人は涙なしでは生きていけない生き物だから
そんなに弱さ隠さずにどうか好きなだけ泣いてください
その涙はきっといつの日か誰かを守る強さに変わるでしょう
そう今は痛みを知るためにどうか好きなだけ泣いてください

何かに耐えて笑うより 何もかも全て忘れて
泣くときも必要なんだ そして元気が出たら歌いましょう

シャララ… 大好きな歌を
歌えばほら君の顔に笑顔がひとつ咲いた
シャララ… さぁ気がすむまで
明日の君に届くまで

人は前を向いてしか歩いていけない生き物だから
そんなに過去にすがらずにどうか好きなだけ泣いてください
その涙はきっといつの日か確かな足跡へと変わるでしょう
そう人生も捨てたもんじゃないだから今のうちに泣いてください

はるか遠くの向こうには 流した涙の数だけ
幸せの花が咲く だから元気が出たなら歌いましょう

シャララ… 大好きなうたを
歌えばほら君の顔に笑顔がひとつ咲いた
シャララ… さぁ気のすむまで
明日の君に届くまで

シャララ… 大好きなうたを
歌えばほら君の顔に笑顔がひとつ咲いた
シャララ… さぁ気のすむまで
明日の君に届くまで

明日の君が笑うまで

(ナキムシのうた)




さて、天気も良いので出かけてきます。

隅田川

2007-07-29 02:04:15 | マス研


あー、羽生ーーーー。

アジアカップ韓国戦の結果を今見ました。

PKをはずしてしまった羽生はほんと気の毒。

この苦い思い出をバネにどんどん成長してほしい。

幸運がちょっと足りなかっただけ。




で、アジアカップ見ないで何してたかというと、花火です。

隅田川に浴衣で。

「若旦那」とか「るろ剣にいそう」、挙句の果てには家に帰ったら親には「波田陽区」とか色々いわれたんですが、ごめん、俺には全部褒め言葉に感じるわ。

とりあえず、浴衣の裾を捲ろうと必死だったやつらは、魚肉ソーセージを素手できれいに開けるようになるまで隅田川の底に潜ってろ☆


今日の感想ですか…。

まあこれは誰もが言うことかもしれないけど、僕にも言わせてほしい。

要はやっぱり女の子の浴衣はお美しいってこと。

それだけで夏って良いなって思います。



僕について言うと、僕は初めて下駄を履いたんだけど、下駄の音のきれいさに気づいた。

乾いた木のカラン、カランっていう音は風鈴の音以上に日本の夏を感じた。

下駄の音を聞くと、夏、祖父母の家で寝ようとしている時を思い出す。

つまり、寝るときって、畳の部屋に布団を敷くなりなんなりしてガサガサやるわけ。

で、掛け布団に潜り込んで落ち着いて静かになると、たまに曇りガラスの外の目抜き通りから「カラン、カラン」っていう下駄の音が静かに響いてくる。

この音。

目抜き通りの街灯の橙色の中から聞こえてくるこの音。

この夏のシンボルとも言えるこの音を、自分が出してるって事が嬉しかった。

それに僕にとって下駄の音は、「大人の人」が鳴らす音っていうイメージがあったから、妙な征服感も感じてた。




あ、ちなみにこの文章に出てくる「音」は「ね」って読んで、なんとなく。





あと、この花火大会の立地ってすごく巧みだなーって思った。

隅田公園で場所取りしてゆっくり見ようとすると、花火がよく見えない。

木とか京成線の鉄橋が邪魔で、半分くらいに切れて見えたりする。

一番よく見えるのは、たぶん吾妻橋とか。

でも吾妻橋あたりの一番よく見えるところっていうのは、歩きながらじゃないとだめ。

警備も厳しい。

「モナリザ初来日」状態。


花火見学は、

<ゆっくりできるけど、よく見えない>



<よく見えるけど、ゆっくりできない>

のどちらかっていう二者択一のオルタナティヴ。

<ゆっくりできて、よく見える>っていう選択肢が巧みに省かれているんですね。



ってことで、今日は半分に欠けた花火をのんびり見上げていた。

でも、こういう「すべて手に入らない」感ってすごく大切なんじゃないかって考えた。

この「すべて手に入らない」感が世間一般で言われる青春ってものの正体じゃないの?って。

すべて手に入らないけれど、なんか諦めきれないっていうこの感覚。

瑞々しいなあ。

雨、逃げ出した後

2007-07-22 01:34:34 | マス研


なんというか。

アジアカップのオーストレリア戦見てたら、緊張しすぎて体温上がるわ頭痛くなるわで大変でした。

後半日本もオジーもバテバテだったわけで。

サッカーの戦術って僕はよく分からないんだけど、後半の時点で羽生入れたりすればよかったんじゃないかなーって思いました。

相手のDFかき回す感じで。

結局川口さすがって話だ。

僕は川口の好セーブは、あのゲジゲジ眉毛のおかげだとばかり思っていた。

眉毛が何らかの力を彼にもたらしていると。

でも今回のアジアカップでは川口の眉毛が以前ほどゲジゲジじゃないことに気づいた。

眉毛の力ではなかったのだ。

そのせいで「川口の眉毛、百人乗ってもダイジョ~ブ」という掛け声とともに地球が大爆発を起こすっていう理不尽な映像が僕の頭の中に流れなくなったわけだけど。

そんな熱帯夜。



夜っていえば、最近は徹夜とか夜更かしが多くなっている。

疲れ自慢をすれば、例えばおとといは早稲田祭に向けてジョナサンで夜を徹して会議をしてた。

早稲田祭のイベントをするってことで、マス研としての目標を決めようってとこで後輩と対立した。

「客席が満席になるってのが結局は最終目標じゃないの?」って言われた。

それ言われて僕はちょっと熱くなってしまった。

確かに自分たちが開くイベントを一人でもおおくの人に見てもらいたいのは主催者として当然。

そのためには努力を惜しまない。

でも、それが最終目標ってすごくさみしい。

偉そうなことを言うと、僕はできればみんなには、観客の入りやイベント運営の成功のさらに上に目標を見据えていてほしいと思っている。

つまりその目標っていうのは、イベントを通して観客や大げさに言えば大学の文化に何をもたらせるかっていうことだ。



運営の成功や、それに伴うサークルの売名が最終的な目標だっていう人も少なくないんだけど、それって極めて内輪な動機なわけ。

もちろん僕もそういう内輪な効果をとても期待している。

けどそれはあくまで副産物っていう認識でいないと、イベントとして良いものはできない。

早稲田祭に関しては、マス研ってものがどれだけ人々を揺さぶれるのかっていう野望を抱いてほしいね。

これってきれいごとでも建前でも何でもない。

それに、自慰イベントなんてやってたって誰もついてこないよ。

これは2年生に対して特に言いたいこと。



それと、通常活動の雑誌作りに関しても、雑誌作りそれ自体が最終目標じゃだめだと思う。

雑誌を通して読者に何をもたらすかを考えるも良し、雑誌作りを通して自分たちがどう成長するのかを考えるも良し。

前者と後者、どっちを優先するサークルなのかはみんなで考えていくことだからね。

ちなみに僕は個人的には後者を優先させて活動してきました。

がんばってね。



最後の水曜

2007-07-14 21:58:04 | マス研


今週、前期のマス研の活動最終回を迎えた。

同時に、僕のソーシャル・リサーチとメディア・リサーチの物語もおしまい。

最後に後輩たちがお別れ会を開いてくれたのが本当に嬉しかった。

水曜は丸々、金曜は二次会から参加させてもらった。

しかも水曜のは場所がね、HUB。

HUBってなんだかんだで個人的にとても思い出深い所になってて。

一番最初に行ったのっていつだったけ。



まあ思い出せないんだけど…

でも、あー、ちょうど一年前僕らもここで先輩のお別れ会やったんだなって思い出す。

僕らは直前だってのに先輩のお別れ会の場所決めをやってなかった。

あせって予約を済ませた、っていうのが一年前の出来事。

時間の流れは速すぎる気がする。

でも、丁寧に思い返していけばこの一年間だけで信じられないほどたくさんの出来事があった。

楽しいことも嬉しいことも、つらいことも凹むことも、うまくいかないことも自己嫌悪に陥ることも、

とにかくいろんな感情を味わえたな、というのが感想。

一年って全然短くない。




まあね、実際は雑誌作りとかイベントとか、

なんでもいいんだけど、そういうのって極端な話、とてつもなく優秀な奴がやれば一人か二人で出来ちゃうと思う。

でもマス研が何十人って言う規模の、少なくとも「とても小さい」とは言えない規模で活動していることに、意味を感じる。

たぶんこの規模が一番切磋琢磨できる規模じゃないのかな。

多すぎたら結局は動くのは少人数になるわけだし、

小さすぎたら、フィーリングの合う単に居心地が良いだけの仲良しグループになってしまう。

だからこれ位の大きさが全員に目が届いて、かつ面倒な衝突が起きるのにちょうど良いのかな。

「面倒な衝突」って言ったけど、これがあると結構頭使うからね。

気もつかうし。

そういうネガティブなイベントって大事に向き合ったほうが良いと思う。

無視や黙殺も、やっぱり生きていくうえで大事な技術なのかも知れない。

いちいち向き合ってたらストレスもたまるし、そもそも効率が悪いかもしれない。

「努力はしているけれど、いまいちデキない」っていう人間が、自己啓発本とかでは改善すべき人間像として紹介されている。

でも若いうちからそんなんでどうすんのって。

出来なくてもいいからとにかくいろんな努力をして失敗して傷つくのが良いと思う。

学生なんていうせっかく営利社会から離れた身分なんだから、目的とか成功とかばかりを求めて効率的な選択ばかりしているんじゃもったいない。

効率的なやり方ばかりで来た人っていつか絶対ボロが出る気がする。

まじめな奴が一番成長できるんだと思う。

僕自身の反省も込めて。

むしろこの点はとても反省している。





おっと。

書こうとしてた事から話がそれた。

戻る。


HUBでお別れ会を開いてもらったわけです。

プレゼントと色紙ももらった。

お別れ会で色紙をもらえるっていうことを忘れてた僕は、感激してしまった。

いろんな後輩の書き込みがモザイク状にならんでいて、その一つ一つを読んでは涙腺が緩んだ。

いつの間にか僕らは「先輩」になったんだなって今更ながら実感。

「先輩」の自覚がなかったってことではなくて、「先輩」として頼りない部分もたくさんあると思うけど、結局はちょっとでも頼りにされてたんだなっておもって。

やっぱ後輩っていいね。



…って、こういうこと書こうとしてたんじゃないんだよなー



前の記事に鼻怪我したって書いたけど、それはこの打ち上げのときの胴上げのときにCAPの頭とぶつかったから。

ほんと勲章だと思う。

自画自賛になるけど、マス研も僕らが仕切る立場になってからずいぶん元気なサークルになったと思う。

それは後輩の存在に拠るところが大きいと思う。

よくも悪くも後輩との仲が良いから。

相手してくれてる後輩には感謝。







思い通りの文章にならないのでもうテーマ放棄します。



実はマス研自体は全然終わりではなくて、企画はまだ進行中。

うまくいくのかとても不安。

一般人への取材って想像以上に難しかった。

質問への回答が予想不可能。

予想不可能だけなら全然いい。むしろ楽しめるし視野も広がる。

けれど、きちんと返事が返ってくることが少ない。

もちろん対話してるわけだから、沈黙ってのは当然ないけれど、全然質問の内容を踏まえていない発言だったりすることがきわめて多い。

てかほとんどそう。

取材なのに「材」が得られない。

でも知り合いというか友達というかその辺は微妙だけれど、そういう交流の輪は広がった。

得がたい経験が出来ていて、それはとても満足。

それをどうやって記事にまとめるか、正直すごく難しい。





それに、11月には早稲田祭っていう大きなイベントがある。

これも結構課題が山積みで、手をこまねいているのが現状。

でもプレッシャーを感じるのがちょっと楽しかったりして。

と悠長すぎることを言っていると失敗するからプレッシャーを感じる暇がないほどガンガンいかねば。



早稲田祭が終われば本当の引退。

引退が嫌でもあり、正直ちょっと楽しみでもあって…

楽しみって言うのは、決してマス研からさっさと離れたいってことではなくて、引退したときにはどんな達成感があるのかなっていうのが楽しみだってこと。



今は納会と夏合宿が楽しみ。