
えーと、色々書くことあるんだけど、まずは昨日の出来事を。
昨日11月11日、東京事変のライブツアー「Spa&Treatment」のZepp Tokyo公演に行ってきた。
事変としては初のライブハウスでの公演。
いままでは全部ホール級でのライブだったからね。
だからどんな雰囲気なのか予測しにくかった。
気持ちの準備したいなーって思って、既に終わった公演の様子を知ろうと覗いたmixi内のコミュでは、、、
そうそう、話それるけど先週からmixi始めたんだよねー。
当初「全日本反mixi同盟」という団体を(脳内で)設立した僕ですが、ついにやっちまいました。
なんと既にマイミク200人!
っていうのは真っ赤、を通りすぎて焦げ茶な嘘で、日記も自己紹介も書いてない。
要はコミュニティ内の話題をロムってるだけです。
まだmixiの使い方を把握していないので、マイミクシーという機能の存在意義が見出せないでいますが、きっと何かあるのでしょう。
で、mixi内の事変コミュにある今回のツアーの様子についてのコメントを見てみると、
「ものすごい熱気と押し合いで・・・」
っていうのがあると思えば、
「折角のライブハウスでの公演なのに観客のノリがいまいち」
っていう正反対の書き込みがあったりするという状態。
わけわかんないのよ。
まあ、くどくどとめんどいので結論から言うと、少なくとも今日のZepp Tokyoはめちゃくちゃ盛り上がりました。
室温と湿度もかなり高くなってた。
師匠がMCで「ツアー中一番の盛り上がり」って言ってたから、外から見てもかなりの熱気だったんだと思う。
個人的に特に印象深かったのが以下の曲。
・OSCA
・群青日和
・鞄の中身
・閃光少女
・キラーチューン
・SSAW
・透明人間
信じてもらえないかもしれないけれど、「鞄の中身」の時林檎と僕はずっと目が合っていた。
これは勘違いなのか?
じぃぃぃぃっと見つめ返してたら、間奏中に林檎が照れ隠しのように目を逸らした。
たぶん照れ隠しは無いな笑
そんなこともあり、ライブ中一番心が震え、ウルッときた曲。
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日は遡って、11月3日(土)。
11月3日、要は早稲田祭。
この日、マス研は亀田師匠の講演会を開いた。
亀田誠治講演会『亀ノ瞳ニ恋シテル』。
大盛況でした。
僕は統括や司会、渉外、構成とか、結果としていろんな役割を兼ねてしゃしゃり出たせいで気の張った期間が続いたけれど、講演会の開演以降はもう何もかもが楽しかった。
準備の段取りに関する反省点はたくさんあります(ほんとにここは強調)。
一方で、結果的に講演会としては大成功だったと自負しています。
いろんな人の心ある支えで実現した成功でした。
僕がやった仕事別に振り返ってみたいと思います。
まずは司会について。
実は本番前日に友達の家に泊まった時は、司会のことで精神が不安定だった。
「良く考えたら俺に司会が務まるわけないじゃないか」っていう必要以上にびびった気分になった次の瞬間には、「いや、もっと良く考えたら司会なんて全然簡単じゃん。だって、俺だぜ?」っていう自信に満ちた気分になったり。
その繰り返しで、疲れた。
布団に入っても頭の中で、いろんなミスのパターンをシミュレートしていたせいで、12時に就寝したのに3時くらいまで目がギンギンに目が覚めていた。
結局は当日、師匠と直前に打ち合わせした時から不安が一気に解消して、割と余裕な気分で本番にのぞめた。
師匠のファン700人超の前で話すんだからプレッシャーで手ぐらい震えるのかなーって思ってたけど、むしろそういう大人数の前でスッポトライト当てられて注目を浴びるのは気持ちよくて仕方がなかった。
自己紹介で拍手されたとき、そして師匠に改めて紹介してもらって再び歓声交じりの拍手をもらったときは感動で、「やばい、泣く」って思った。
自分の出した企画が、こんなにたくさんの人を楽しませるものへと昇華した充実感。
師匠ファンの友達の何人かは、師匠の僕への絡みにすごく嫉妬してた。
「なんでそんな仲良いの!?」って。
師匠の僕への絡みはほんとに暖かかった。
講演第三幕のオープニング用に作った映像について、「してやった!って思ったでしょ」とか褒めてくれたり、「調子出てきたんじゃないの?」とか「おお、上から目線だね」とかからかってくれたり。
こういう暖かさがあるから、師匠がいろんなアーティストから信頼されるんだなって思った。
ずっと続けばいいのにと思える最高の時間でした。
見に来ていた親、先輩、友達の何人かには司会ぶりを褒めてもらった。
特に嬉しかったのは、Mさんというマス研の3代上の先輩が「今までの講演会で一番良かった」と言ってくれていたというのを伝え聞いた時。
Mさんは僕がマス研に入ったときにはもう引退していたから面識はないんだけど、だからこそそう言ってもらえたというのは本当に嬉しかった。
格別の言葉だ。
次に統括・早稲田祭担当委員の仕事について。
今回の講演会統括として動き出したのは、、、いつだっけ。
たぶん去年の11月の総会。
ちょうど一年前かな。
候補者立てましょうって時に、僕は師匠を推した。
その理由は、
・話が上手い。(でもその事が意外と「ファン」の間で知られていないという現状)
・話題性。
・それだけでなく、講演自体の充実度の高さへの期待大。
・しかも早稲田卒。
・俺が師匠のこと大好き。
などなど。
そしてその提案は多数決で通った。
めちゃくちゃ嬉しかったね。
統括になってからは、まず組織案を頑張って考えた。
前年の講演会から見えてきた問題点を列挙して、それらをひとつひとつシューティングするような形で組織案を練り上げていった。
その結果、枠組みとしては良い組織案ができた。
じゃあなんで準備の直前段階で変なことになったのかと言うと(変なことになったんです)、要はworkとworkerのバランスを完全に量り間違えたから。
元も子もねー笑
いろいろフォローしてくれた幹事長のTにはほんと感謝します。
次に渉外の仕事。
マネージャーの方々に本当にお世話になった。
こっちが出した構成案や映像などにもアドバイスをいただいたし、僕のわがままも受け入れたりしてもらった。
学生の僕たちを見下さないで力を貸して下さった。
しかも全国ツアーの最中にね。
だからこそ、亀田さんやマネージャーの方々の思いっていうものを預かっている責任感が常に付きまとっていた。
たぶん責任は全うできた。
講演を通して亀田さんの思いは多くの観客に伝わったはずだから。
亀田さんの思いをより多くの人に伝える場を用意するのが僕の使命であり、せめてもの恩返しだと思っていたので、それが出来て本当によかった。
最後に構成チームリーダーとして。
これもworkとworkerのバランスを間違えた系だね笑
っていうかダメなんだよね、今回の組織っていうのは3,4両日行うことを前提に作られたものだったから。
どうしても、だぶ付きが出てしまった。
でも今回好評だった講演の構成を作り上げられたのは、この構成チームがあったからだ。
役割は果たせた。
あと構成に関して忘れてはならないのが映像の制作。
これがなかなか苦労した。
早稲田祭直前期に全然寝れなかった原因はこいつ。
決して技術的に難しいものを作ったわけではない。
でも、この映像制作にはトラブルが付いて回った。
①ビデオカメラ内の映像がPCに保存されない。
②完成した動画を確認してみたら、いつも決まった部分で映像が固まる。
③DVDに著作権保護が解除できない。
①は最後まで無理だったので動画のキャプチャ画像で代用することに。
結局そっちの方が映像的にきれいだった。
②は、再生する端末によって固まる程度が違った。
僕のPCで再生する場合が一番酷くて、6秒あたりで完全停止する。
本番用のPCだとかろうじて全部通しで再生できたものの、やっぱり6秒当たりは動きが遅くなって怪しかった。
でもちょっと動きが遅くなるのが演出っぽく見えなくもなくて、それはラッキーだった。
原因はいまだに不明。
③はいろんなフリーソフトをダウンロードして試しまくったらできた。
本番前々日に部室でやってたときに成功して、KYKと思いっきり抱き合ったことはあまりにも印象的。
一女にその場面見られて若干引かれた。
そして、映像に関する最後の難所は本番直前に訪れた。
当日以外はAV機器をいじれないという早稲田祭の謎の決まりがあるので、本番1時間前にAV機器と初のご対面をした。
でね、最悪の事態が起きてたよ。
ケーブルぶっ壊れてまーす。運営スタッフじゃどうにも出来ませーん。
ってコラ。
まじで笑えなかった。
結局、ITセンターの人が部品交換して解決したのかな?
かな?って言うのは、僕は師匠と打ち合わせがあったからどうなったか分からなかったんだよ。
僕は不安だったから師匠にも「機材がぶっ壊れてたんで映像がどうなるか分かりません」って伝えといた。
そうしたら師匠は「ヘマしたら僕らでフォローしよう」ってニコニコ顔で言ってくれたので安心した。
こうして僕等は映像を使ったリハを一度も出来ないまま本番を迎えることになった。
本番はAV担当のKYKのファインプレーで失敗は皆無。
最高の演出だった。
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日は11月11日に戻ります。
僕は昨日のライブで「縁」ってものを強く感じて、それについてすごく考えた。
自分の「好き」をきっかけに、結果としていろんな人とのつながりが生まれた。
その「好き」でつながった縁を僕は大切にしたい。
講演会に興味持ってサークルに入ってきてくれた後輩。
広告出してくれた企業や店の人たち。
応援してくれた友達や先輩。
僕にとって今まで「ステージの上」の存在だった亀田さん。
ライブの時も良くしていただいた事務所の方々。
そして当日講演会に来てくれた人たち。
そういうたくさんの縁をつないだ後に東京事変のライブを見ていると、いろんな人の顔が浮かんできた。
泣けてきた。
僕にとって11月3日~11日というのはひと繋がりの大きなイベントだった。
11日のライブが終わるまで早稲田祭が終わったって感じがしないんだろうな、っていうことは以前からずっと思ってた。
しかし、ついに早稲田祭もライブも終わってしまった。
今は大きな達成感と、決して小さくはない寂しさと、漠然とまた何かやってやりたいという気持ちが交じり合った不思議な気分です。
っていうか正直に言おう。
まだ終わった気がしない。
うん、これだ。
俺は器用じゃないから、引退式やったから引退!っていう風に気持ちよく終われない。
自分の中では完全燃焼して終わった、っていう実感はあるんだけど、これで終わらせたくないって思ってしまう。
僕は大学卒業までにもう一回大きなことをしたいと考えている。
今日は僕が早稲田祭を記憶にとどめるためのメモ書き的文章でした。
けどまあ、今の僕の気分が読んでくれた人に伝われば嬉しいです。
最後まで読んでくれた人にプレゼント。今日の一曲は断然、閃光少女。
ちなみに師匠作曲です。
俺のこの11月のテーマソングだね。
閃光少女/東京事変
おまけ!
あおぞら/椎名林檎