goo blog サービス終了のお知らせ 

Mr.マトリョーシカの脱走

マトリョーシカ(Матрёшка)式世界からの大脱走。脱兎のごとく。

M1のバカヤロー

2008-12-28 01:26:39 | 芸能


21日はテレビを見れなかったので、ようやく録画していたDVDでM1を見た。

去年のM1に関してはガッツあふれる感想を記した。
http://blog.goo.ne.jp/dassou-net/e/55e160862f980e24c0f8877a3f680ed2


しかし今年に関しては既に一週間が経ち、もう語りつくされていることだと思うので、多くは言うまい。



個人的にはオードリー>NON STYLE≧ナイツ。

俺はNON STYLEが優勝したことには何ら異論はない。

正直面白さは拮抗していたし、サンドウィッチマンが抜きんでていた去年と比べると、誰が勝ってもおかしくはなかった。






ただ、今年のM1はちょっと気持ち悪かった。


それは、

特定の審査員の「好み」の「漫才」を選別するための試験に成り下がっているという現状。


そして、今後の大会で芸人達がその「好み」を先読みし、

あるいは、正しい≪漫才≫とそうではない≪マンザイ≫を区別し、

「≪マンザイ≫もおもしろいけど、M1では≪漫才≫をしなければ勝つことができない」という認識が広まるってのはどんなもんだろう。



芸人と審査員が演じる茶番劇に成り下がる可能性。



たぶんこのままでは視聴者はシラけ、M1はやばくなる。



銀杏BOYZ - 17才

美しすぎるPV。俺たちに明日はないッス。

あさ美どんの作法

2008-09-19 01:52:58 | 芸能
あさみどん(臼田あさ美ちゃんです^^)のブログトップ画面が変わった。

なんと激カワな。


そういえば。



今年の秋はチェックが流行るらしい。

テレビでやってましたー




ってあさみどんがブログで書いてた。


既にチェックのトランクスを持っている俺は目立たないところにさりげなく流行を取り入れる小粋なジュノンボーイなわけですけど、それはともかく、このたった2行の文章にあさみどんの魅力が詰まっていると思う。


だって、おかしくないですか?

エビ系ファッション誌のモデルなのに「テレビでやってましたー」ってあんた。

2次情報とか無邪気すぎるでしょ。


しかも紹介する私服が全部ゆるい系のブランドじゃないすか。



あれ、よくわかんないけど全然エビさんと違くね?



嗚呼。


なんなんだこの好感度は。


俺は考える。

なんなんだこの好感度は。



すると結論が出る。

この子は女の子たちが「目指すべきモデル」ではないってところが良いのだ。

おそらくあさみどんの立ち位置は「参考にすべきモデル」なんだとおもう。



どういうことか。



例えばエビさんたちは「目指すべきモデル」で、要はシャレオツ・ヒエラルキーの頂点にいる人たち。

だから業界人のにおいがする。(批判しているわけではなく、エビさんたちはそういった役割を担っているということ)



一方あさみどんはあくまで読者と同じ感覚でおしゃれを楽しんでる印象を受ける。

読者はあさみどんのファッションを参考にするし、逆にあさみどんも読者のファッションを参考にしそうな空気がある。



要は手の届きそうな身近に感じられる存在であることが高好感度の理由だろうというひどくつまらない結論に落ち着いた。


ではなぜ身近に感じられる存在の方が好感度を抱きやすいのかというと、それはよくわからない。

たぶん、無意識に抱いている高根の花への妬みとかの感情に原因があると思う。

けど違うような気もする。

要はよくわからない。



椎名林檎 - 積木遊び ライブ「座禅エクスタシー」より

買えないっつーの。

臼田氏の距離感

2008-05-27 01:06:37 | 芸能


森タワーのスカイデッキ(屋上)に登ってみた。

そっから見る風景が展望台からの風景と比べて、あまりにも鮮やかなので驚いた。

普段僕らがガラス越しに見てる外の風景っていうのは、たとえ鮮明に見えても、実はかなりくすんで見えていたということじゃ。

でも普通にしてたらそんなことには気づかない。



なんだか教訓話っぽい。



--------



臼田氏いいね。臼田あさ美氏。

さんま御殿に出てた。初見。


アネキャンっていう雑誌のモデルらしい。

いや、俺だってANECANくらい知ってるさ。

キャンキャンの高齢層向けだろ?

押切もえだろ?

知ってるよ。


でも臼田氏、アネキャンとかキャンキャンとは系統ちがくない?

見た目もキャラも。


あーごめん。ファッション誌知らないから誤解してんのかもしれない。

だって俺はおととしまでキャンキャンはエッグの亜流かと思ってて、なんて不潔な!って蔑んでいたくらいだし。(これはマジ)

だって俺は★蛯ちゃん★とか★もえちゃん★をカンボジアと同じFIFAランクに格付けしたことで有名だし。(これは嘘。実際はタイと同じ)

てか「蛯ちゃん」を反射的にうばちゃんと読んでしまう癖が未だに直らないし。(マジ)



どっちにしろ臼田氏ってキャンキャン的じゃない気がするけどな。

なんか文化系・根暗のにおいがするから。明るい根暗。

しかも人が良すぎるし、ファンとの距離が短い。

別にキャンキャン系が人が悪いって言ってるわけじゃなくて、キャンキャン系モデルってカリスマでしょ?その点、臼田氏には良い意味でカリスマ性を感じないってこと。

俺も実際身近な存在に思えてしまうから、年上である彼女を「臼田あさ美」って呼び捨てする気にならない。

遠い存在であれば呼び捨てになるからね。有名人に関しては。


臼田氏はモデルであることにすら恐縮している感じがする。

「え~そんなことないですよ~。実は食べ過ぎて1キロ増えちゃったんですよぉ☆」的な恐縮ならどんなモデルや女優でもしそうなもんだけど、臼田氏の恐縮はマジだもんなー。

嫌味が全くなくて、誰からも愛されそう。

この距離感、天才だと思う。

鳥居みゆき ハッピーマンデーを見て

2008-04-30 21:52:07 | 芸能
ブクログから転載。

鳥居のDVD「ハッピーマンデー」のレビューです。








まずは結婚おめでとう。

結婚していたということは、今後も躊躇することなく女を捨てたネタ(実はギリギリのところで捨ててない。すごく計算高い人な気がするけどね)ができるということだから、でかい。

インリンでさえM字封印しちゃったしね。

何らかの表現活動を極めていくためには、モテへの意識は邪魔だからね。

まあ表現活動をはじめるきっかけはモテるため、だったりするのは多いんだけどね。



さて。このハッピーマンデー。

クオリティ高いです。

女版イッセー尾形って感じ。僕はこの路線を突き進んでほしい。

突き進んでほしいわけなんだけど、実際はそうもいってないわけで。


どうしても「お笑いで売れる=テレビへの露出」っていう図式ができあがってるわけで。

だからテレビのために、覚えてもらいやすい「まさこ」っていうキャラ設定を固定してしまってるんでしょう。

たしかにインパクト大きいしね、白装束のまさこは。

ヒットエンドランだもんね。みんなのゴルフを独り占めだもんね。支離滅裂だもんね。

まあ、すごく好き。



でも僕が思う彼女の一番の魅力は、そういう狂った感じじゃない。

タブーを笑いに変える技だったり、虚を衝く言語感覚だったり。それと、そういうのを一人芝居にテンポ良く乗っけて演じていける力だったりする。

でもそういう魅力っていうのは、「まさこ」にこだわっているテレビ上では最大限に感じることはできない。



このDVDでは、そういう「お笑い演者」としての鳥居みゆきの醍醐味を知ることができる。

白装束だけじゃないよ、鳥居は。

おすすめ。




あーあと、鳥居みゆき、いつ「まさこ」にこだわるのをやめるんだろう。

あの白装束のまさこは、もう世間では鳥居本人のキャラとして認知されてしまってる。

もし「まさこ」をあくまでコントの中だけのキャラって設定にしていたなら、飽きられても他のキャラを押し出していけばいいんだろうけど。

もはや、そういう訳にはいかなそう。



鳥居は「まさこ」と心中するつもりなのかなあ、結婚したわけだし・・・

そうだとしたら悲しいな。いろいろ持ってる人なだけに。

好きなお笑い

2008-02-10 23:45:27 | 芸能
笑てんメンバー

やっぱりリチャードホールは神番組。



牛丼

「戸塚ヨットスクールの生き残り、鳥居みゆきでーす」

鳥居みゆきはかなりセンスある。頭良いんだと思う。

大晦日07

2007-12-31 00:47:39 | 芸能


僕はお笑い詳しくないし、熱中度もそんな高くない。

でも最近見る機会が多いので色々思うことが出てくるのです。

昨日はすべらない話を見た。

やっぱ面白いです。

普通のお笑い番組より全然面白いんです。


これって大丈夫?


単なる「面白い話」がお笑いの芸より面白いってさ・・・。

これはお笑いの危機なんじゃないかなあなんて感じます。


今お笑い番組見てもさ、脳みそ経由せずに脊髄だけで笑わせようとする笑いばっか。


死んだザリガニのハサミの付け根つっつくと反応するやつ。

なんて言うんだっけ。

そう。

反射ね。

一番表面的な感覚刺激に浅く訴えるだけの笑い。



そういう笑いは、音だけでビビらせようとするハリウッドホラーか高校文化祭のお化け屋敷と同等のレベルです。


なんだろ、芸人の間でも手っ取り早く笑わそうっていうのがあるのかね。

安易だよ。


そういう安易な笑いの中に質の高い笑いが埋もれてる場合もある。

例えば鳥居みゆき。

彼女の笑いには、山田一成(いつもここから)に通じる鋭い洞察がある。

というか彼女は、鋭い観察眼や言語感覚を持っているのに、それをアウトプットする際に安易な手段に走ってしまってる気がします。

こういう風潮はほんとに良くない。


最近気付いたんだけど、お笑いの醍醐味というか本質は「あ、わかった!」という楽しみだ。

「ふむふむ」というおもしろさだ。

具現化の納得だ。

抽象化のわくわくだ。

急に見通しが良くなる爽快感だ。

全然関係なかったものが、なんかいきなり結びついてしまった不思議さだ。



そういう要素の無い笑いは、僕がとやかく言う前に淘汰されてるはずです。

動きが面白い、とか、身体的な特徴が面白いとか、フレーズが面白いとか、そういうのは笑いの「おまけ」の要素でしかないんだから。

笑いの本質で勝負してくれ、と思います。


その点でM-1や笑点という番組は素晴らしいし、今後も淘汰されずに続いていくはずだ。



そして、提案したいのが、M-1のベテラン大会。

ダウンタウンとかウンナンの漫才やコントを見たいと思わない?

というかむしろ何でそういう番組が無いんだろう。




さて。


今日で今年の忘年会やその類のものが全て終わりました。

総合すると、甘苦いような、奇妙な年末でした。



さあ、いよいよ。

だね。


2007年が終わろうとしてる。



なーんて言ってる間にも刻一刻と時間が過ぎていくわけで、僕が無駄にしていい時間があるわきゃない。



ってのは冗談で、のんびり過ごそうかと思ってます。

まあ一年を振り返って反省しようかなと思っております。


僕は過去には拘らないけど、過去は振り返る主義です。

主義っていうより、これは誰にとっても大切な事かもな。

振り返って、さて、来年は何しよう、ってやるわけです。


何年か前は、年末年始なんて人間が後から便宜的に決めた時間枠なんだから自分には関係無い、踊らされるまい、なんていうスタンスだったんだけど、結局は僕も便宜的に決められた時間枠の上に成り立つ社会で生活してるんだから、やっぱり年末年始は大切じゃ。



特に来年は大学最後の学年を迎えるわけだ。


今まで以上に何やるかをしっかり設定しないと後悔することになる。



無駄に過ごすわけにはいかない。

何となく過ごすのはあまりにもったいない。


楽しいと思ったことにダラダラと手を出していくべきじゃない。

確かにその場では楽しいかもしれないけど、そういう時、時間ってのはものすごい速さで目の前から逃げていく。

あっという間に時は過ぎ、気付いた時に自分に残ったものはあまりにも少ない。

「今年も速かったね。ところで俺は何やったんだっけ」

ってなる。


時間を充実させるには、時間を自分のコントロール下に置かなきゃいかん。

限られた時間内で「何」を「どう」したいかを整理しとく。



そうするだけでかなり一年間の充実度は変わる。

これは経験から分かる。




さあ、じゃあ俺は来年まず何するんだ?


これは実に簡単な話。


まずは。


ああ、わかってるわかってる。




就職、だ。





めちゃくちゃドキドキする。

いままで僕はいろんな節目を迎えてきた。

入学、卒業、転校、転入、、、まあいろいろ。

そういう節目は例外なく僕に新しい視点をくれた。


そして、次はいよいよ就職。

社会に飛び出すわけだ。


間違いなく今までで一番大きな節目だろう。

だからドキドキする。

もちろん不安もある。


どれくらいの不安か?



たとえば。

ロールスロイスは自社の車の排気量を一貫して公開していないそうだ。

数字についての問い合わせがあると、ただ"enough"とだけ答えるらしい。

つまり、不足ないぶんだけはあるってことだ。



僕の不安に関しても同じ。

不足ないぶんだけある。

それ以上はいらない。



「多少の不安は薬になるけれど、それ以上の不安は病でしかない」

これは僕が大学生活で身をもって得た教訓だ。



自信を持って。

別に就活に限ったことではない。

来年も精一杯やろう。



来年もよろしく。

M-1 2007

2007-12-26 15:16:49 | 芸能


クリスマスを終えて、クリスマスと元旦の間の中途半端な期間をお過ごしの皆さん、ご機嫌いかがでしょうか。

今日のテーマはクリスマス以前の話でして。

そう、M-1。


書くの遅くなりましたが、今年のM-1めちゃくちゃ面白かった。

今回初めてM-1をリアルタイムで見たんだけど、やっぱり生だと芸人たちの緊張感がビシバシ伝わってきて、感動した。

今回のファイナリストのキングコング、トータルテンボス、サンドウィッチマンはレベル高かった。


やっぱり漫才には「テンポ」重要。

このファイナリストたちを見てそう思った。


特にM-1の4分っていう短い時間で笑わすには計算されつくしたテンポが必須。

そういう意味ではダイアンと笑い飯の計算力不足がファイナリストに劣っていたのは明らか。

ダイアンは舞台袖に下がる間が非常に無駄だったし、笑い飯はロボットの動きをいちいち最初からやり直すので、「またその動きか」って思わせてしまう。

ポイズンガールバンドはまっちゃんの言ったように、4分仕様のネタではなかった。


その点、ファイナリストはさすがテンポが良くて、見ていて気持ち良い。

決勝は、残るべき人たちが残った。




特にキングコングには感動した。

僕は彼らに限らず売れてる芸人たちをテレビで見て、「この人たちのやりたい事って何だったんだろう」って思うことがある。

芸人っていうのは大抵が漫才やコントなどの芸が評価されて注目されるようになって、「売れっ子」になる。

でも皮肉な事に、「売れっ子」になればなるほど本来の芸を行う場が少なくなっていく。


バラエティ番組のゲストとして引っ張りだこになり、そこで気の利いたコメントを数多く残せたものは芸能界の第一線に定着することが出来る。

逆に芸は面白くても、気の利いたコメントをバラエティで残せなければ、テレビから消えていくことになる。

そう、芸能界というのは決して芸の良し悪しが評価される場ではないからだ。


そんな状況で、果たして芸人っていうのはどこに目標を置いているのだろう。

自分たちが「芸」のプロたる芸人であることにどれだけ重きを置けてるんだろう、と。

バラエティでてることで本来何をやりたいのか見失っている芸人が多いんじゃないのと思うわけ。


そんな中、既に売れに売れていてバラエティ引っ張りダコのキングコングが出場したことには好感を持ち、そのアツさに感動した。

西野の「やっぱ漫才師ですもんね」って言葉、僕は完全に西野を見直した。

彼らの目をみると本気モードだってのが伝わってくる。

あんなに一生懸命な西野は初めて見た。

たとえ売れまくってても初心を忘れず漫才に命懸けてる彼らはすごくかっこいい。

彼らは軸がぶれてない。


ネタも、キングコングってこんなに面白かったんだ、って気付かせてくれるものだった。

特に一本目の「洋服屋さん」のネタは神がかっていた。

「ズ・ボ・ン!」ってトコと「1円ごとにスタンプ一つ押します」ってトコは殺人的。

あと、梶原の動きのセンスは岡村に劣らないと思った。

ネタの終わりの「おおきに!」も思いがこもってる感じがして良かった。



トータルテンボスもすごかった。

たまに出るうざいツッコミが好き。


敗因はトータルテンボスよりサンドウィッチマンのネタの方が面白かったから。

ただそれに尽きると思う。


彼ら自体の完成度はとても高かった。




優勝のサンドウィッチマン。

僕は初見だった。

でも「目のトコロに材木」ってとこでこいつらヤバイと思って背筋伸ばして見入った。


「ちょっとなに言ってんのかわかんないです」っていう名言の破壊力は異常。

本気でお腹痛かった。


飄々としたボケにパンチの効いたツッコミの組み合わせは見てて爽快。

あのボケと突っ込みの間の取り方は冴え過ぎ。


テンポ、ネタの双方で他のコンビを圧倒してた。




あと、テンポでファイナリストに続いていたのはハリセンボンだろうか。

実力あるな、って見てて感じたけど、一方でネタのレベルがファイナリストには劣っていた。


ハリセンボンもキングコングと同じく売れっ子組で、このM-1に挑戦したのは高感度アップにつながった。

こんなにテレビ出まくってる中で練習していくのはすごく大変なことだろうと思う。




で、話はまた戻るけど、笑い飯。

見ていて可哀想になってしまった。


彼らはほんとは面白いのに、まずトップバッターっていう順番をはずした。

トップバッターは不利っていうのを今回確信。


それに加えて、今までの彼らとは違う新しいスタイルを取り入れて不発という、非常に残念な結果だった。


彼らはああいう芸風だからバラエティ番組への需要も少ない。

今後彼らはどうなっていくのか。

何だか迷走の段階に入ったような気がしなくもない。



その他雑感。


やっぱ漫才ってかっこいい。

小道具抜きの真剣勝負。

僕はマス研では漫才まがいのことを数回やったわけだけど、一度ちゃんとした漫才ってものを本気でやっておくべきだったと後悔している。

正直、あの場は貴重だった。



あと、今回M-1を最初から最後まで見て、生放送の力を感じた。

音楽番組でもMステは僕にとって別格だし、やっぱり身の回りの物事のリアリティが希薄になってきてる時代だからこそ、生放送やライブの持つ威力には時としてハッとさせられる。

なんだか世の中データありきになってきているのが僕はすごく嫌だから、僕はテレビにはデータを超えた意味や価値を持つコンテンツを求めたい。

単なるコンテンツならネットやワンセグで十分なんだから。

40数インチのあのでっかい画面でこそ見るべきものを、もっともっとたくさん放送してくれると嬉しいな。

アイドル

2007-12-19 23:59:59 | 芸能


昼代を浮かせる方法を発明しました。

食わない、なんていう選択肢はもうナウじゃない。



先日のレッドカーペットでの鳥居みゆきの滑りっぷりにガックリきて寝込みかけました。

確かに彼女はパソコンのディスプレイ・サイズで見てた方が笑えるっていうのは、ちょっとはあるのかもしれません。

でももっと面白いネタをまさこネタに限らずたくさん持ってるので、徐々に出していってほしいと思います。

個人的にはすごく好きなんで応援してます。



Perfume / Computer city

なんつーか、全てのクオリティが高い・・・

曲もPVもかっこいいし3人ともかわいいし。

アイドルってなんだろね。

曲を書かない歌手=アイドルか?

この人たち見てたらよくわかんなくなってきた。

木下優樹菜的な

2007-11-29 01:44:31 | 芸能


僕は木下優樹菜が結構好きです。

グラドルや女の子としてではなく、人間としてね。

別に「女の子として好き」という点を強調して否定するつもりはまったく無いけど。

まあね、そこはポイントじゃない。

とりあえずヘキサゴン(と紳介)は嫌いです。

あの番組の演出は彼女を殺している。

あの番組ではどうしても彼女をバカキャラで押し出したいみたいだけど、実際は頭良いんだもん。

知識とかは無いのかもしれないけど、頭の回転が早い。

トーク番組での発言の本質を突く鋭さと潔い態度は見ていてスッキリします。

そういう意味では、さんま御殿や大田総理での彼女が一番魅力的です。





彼女は、

喜ぶときは喜ぶ。

怒るときは怒る。

惚れるときは惚れる。

彼女は自分が直面した物事に対してこれでもかっていうほど素直。

消化不良を起こすことなんてなく、物事を真摯に自分の価値観で咀嚼して自分の腹の中に落とし込んでる。

要は物事に対して真剣なんだよね。





僕(ら)が彼女みたいに物事に真剣になるには、僕(ら)の身の回りには情報がありすぎ。

次から次へと出てくる「欲しい物」に気移りして、物事に「真剣に」取り組むことって案外できてない。

喜ぶときは喜んで、怒るときは怒ってっていうことは大事なんだなーって思った。

好きな曲を最後の余韻までちゃんと聴くとかね、そういうことも。





きちんと自分の腹に落とし込むっていう作業というか、物事の「体温」を感じること。

11.25

2007-11-25 23:59:59 | 芸能
椎名林檎さん、29歳誕生日オメデトー!

早いねー。

自分の年齢よりも椎名さんの年齢を見た方が時の流れに対して実感が湧くってどうなんでしょうか。

いつの間にか椎名林檎に「さん」付けしている自分がいます。

「さん」付けした方が親近感が湧くことに気付いたんです。

ほっとけ。





注目は椎名さんはもちろんのこと、残り1分14秒のヒイちゃん。

事変のメンバーに嫉妬する。

演奏してて絶対気持ちいいもん。




さて。



昨日はめちゃくちゃ眠くて、吉幾三のプロテスタント・ソング『Dream』ですら一曲聴き通す前に落ちてしまうという体たらく。珍しく早めに寝たら大学のキャンパス内でビーダマン(初期型)の世界大会が行われているという夢を見て、『へろへろくんめっちゃワールド』に収録されても何ら不思議ではない異常な世界観を披露。そのビーダマンの大会で俺はケーニッヒケルベロスのホールドパーツの周りにキーホルダーのリングをはめ込むというバイキルト的な裏技で優勝。優勝に気を良くした僕は、何が起きても気分はへのへのカッパ状態に覚醒。これはもしかしてCHA-LA HEAD-CHA-LAなのではないのか?という気分に駆られて素足で近くにあった海岸(崖)からDIVE TO BLUE。俺の体が海に着いた瞬間地球が大爆発するというNaruhodo! The Worldでした。

どなたか夢占いお願いします。

劇的3時間のまとめ(前編)

2007-10-14 00:16:39 | 芸能
青山のスパイラルホールで1日から10日の間にやってた劇的3時間SHOWの最終日、亀田誠治師匠の語りを聞きに行ってきました。

この劇的3時間SHOWは、日本を代表するコンテンツのプロが3時間語り通すというイベントでした。


師匠は、プロデューサー・アレンジャーをやってる中で気づいた、音楽がヒットするための3つのパワーについて語ってくれた。

そのパワーとは、

①アーティストパワー
②楽曲のパワー
③プロモーションパワー

である。

一つずつ説明していきます。


①アーティストパワー
・声
一番大事なのは、声のオリジナリティーで、歌の上手い下手ではない。

今の時代、歌の上手さは機械で修正できてしまうけど、声の素材の良さは機械では
作れないのである。


・フレッシュネス(若さ)
若いというだけではだめ。

「こんなに若いのに…」っていう印象を抱かせる力があるということ。

「こんなに若いのにすばらしい声だ」とか「こんなに若いのにこんなに深い歌詞を書く」とか。

要はインパクトのある若さが重要なのだ。


・ビジュアル(ルックス)
同じくらいいい歌を歌ってるならルックスのいい方に手が伸びてしまうのが人情。

その点、女優やモデル出身の歌手はヒットを飛ばしてきた。

柴崎コウとか松たかことか木村カエラとかね。

やっぱり歌っているたたずまいとかは歌の印象も左右してしまうだろうしね。

あと、普通の歌手の場合は、リスナーの中で顔と名前が一致するっていうのがハードル高いわけ。

だからその意味でも、もともと顔の売れてる女優やモデルは強いのだ。

でもこれは女性に限った話で、男性になるとサンプルがめっきり減るらしい。

たしかにそうかもしれない。

どうしてだろう。



・リアリティ
一昔前ならば「スター誕生!」的な人物に人気が集まったが、今の時代はそういうのはウケない。

今は逆に、下積みや努力した人が人気になる傾向がある。

倖田來未とかコブクロとかね。

こういう人々にはリスナーが等身大のリアリティを感じやすいから。

その傾向を受けて、最近は業界内で「等身大」って言葉が使われすぎてるってことを師匠は指摘していた。

にじみ出てくるのが「等身大」であって、プロデューサーとか周りの人間が作るものではないということは肝に銘じておかなきゃならないだろう。



・・・と、ここまでが一つ目のアーティストパワー。
もちろんアーティストパワーをすべてみたすアーティストなんて10年に一度出るか出ないか。
だからほかのパワーで補ってあげるのである。


②楽曲のパワー
・メロディー&コードのツボ
実は人の心を打つメロディーやコードのツボというのはある程度パターン化していて、古今東西共通なのである。

秋川なんとかの「千の風になって」とコブクロの「蕾」の歌いだしのコード進行がまったく同じだったり、平井堅の「瞳をとじて」、アンジェラ・アキの「サクラ色」、oasisの「stand by me」にはそれぞれ「泣きのコード」と呼ばれる心打つパターンが使われている。

こういうツボを押さえた曲はやっぱり売れやすい。


・歌詞のツボ
演奏だとかコードというのはある程度音楽を知っている人しか意見できない。

それに比べて、歌詞というのはリスナーなら誰でも意見できる領域である。

このような歌詞の性質上、やはり歌詞は普遍的なテーマを扱ったものが受け入れやすい。

多く歌われているテーマとしては以下の3つ。

ラブソング、
応援ソング、
時代にリンクした音楽

である。

でも師匠は時代を描写した音楽は作らないようにしていると言っていた。

時代にリンクした曲には「小物による情景描写」がなされることが多い。

たとえば80年代は「留守電」、90年代「ポケベル」、00年代「ケータイ」というように、キーワードが移り変わる。

こういうキーワードが歌詞にあると、後々聞いたときに「懐かしい」という感想が真っ先に思い浮かんでしまう――つまりナツメロ化してしまう。

亀田さんが曲を作るときは、できるだけこの歌手にとって一生ものの曲にしてあげたいと思うから、こういう音楽はなるべく作らないようにしているらしい。



・アレンジ
アレンジ話には前置きがあった。

つまり、そこそこの曲をアレンジしても、やっぱりそこそこにしかならないということだ。

でも、もしアレンジで楽曲にプラスの力を加えられるとしたら、それはイントロの部分。

イントロは曲の印象を大きく左右する顔だからだ。

亀田さんが作った中でも特に自慢のイントロとして紹介してたのが、平井堅の「エレジー」、アンジェラの「サクラ色」、椎名林檎の「本能」など。

一方で、イントロなしの楽曲にも良さがあり、こちらの自慢は林檎の「ギブス」、charaの「ファンタジー」、スピッツの「スターゲイザー」などを自慢していた。

要はいかに曲に合ったイントロを作ってあげられるかというのが大切。




で、3つ目のパワー。


③プロモーションパワー
いかに宣伝の媒体に合わせた曲作りができるかというのが課題。

プロモーションは主に3つある。


・映画タイアップ
映画に使われる曲はイントロが勝負。

曲の入りでいかに映画の世界となじめるかが大事。

映像の記憶と音楽の記憶を一致させられるように腐心するのである。

亀田さんはいつもその曲が映画の代名詞になるように作っているという。


・テレビタイアップ(ドラマなど)
ドラマなどは時間枠との勝負。

この場合には1分~90秒の短縮バージョンを流すことになるから、サビ勝負。


・CMタイアップ
ドラマなどのタイアップ以上に時間枠との勝負。

もちろんサビ勝負だが、たとえばアーティスト自身が出演するCMでは、ピアノの演奏シーンがあるから「ピアノのこの音は残して」などの要求が厳しくなる。

師曰く、「地獄の編集」。



やっぱタイアップするからには映像としての完成度だけではなく、音楽にも注目を集めさせて売り上げを上げなければいけない。

企業、広告代理店などいろんな方面からくる注文を調整してひとつの作品に纏め上げる作業というのは、とてつもなく大変なことだと思う。




とまあ、以上がアーティストが売れるために重要な要素。

でも師匠自身はヒットを狙ったことはない。

その証拠に、200万枚売れたCDでも2000枚しか売れなかったCDでも、かけた労力は同じ。

そのアーティストに一番合ったアレンジやプロデュースを行っているということだ。

このように話す師匠に改めて好感を持った。


つづく。






The Fratellis / Chelsea Dagger



Chelsea Dagger Jumpstyle

エリカ様②

2007-10-05 02:10:03 | 芸能


そういえばこっちも「エリカ」だったね。





以前沢尻についての記事を書いたときには、僕は一連の「沢尻不機嫌事件」がこんなに大きな騒ぎになってるとは知らなかった。

あくまで「僕が最近気になったこと」を書いたつもりだった。

「エリカ様」って呼ばれてることも知らなかった。

でももはや完全に世の中、僕も含めて「沢尻祭」になってた。

そして、沢尻の態度に対しての世間の反応の大半が「怒り」だったのは意外だった。

僕は「怒り」と「共感」が半々くらいで、しかもすぐに「怒り」派は「共感」派に説得されていくのだろうと思っていた。

でも予想に反して、みんながよってたかって一人の女優をいじめてる構図ができでた。

なんか不気味っていうか怖く感じた。

こういう不気味な構図ってデジャヴだな~って思ってたら、その記憶は、何年か前のイラクの人質問題だった。

(おまけに、「沢尻の不機嫌は演技だった」という説も、「脅迫ビデオ説は武装グループと人質3人による自作自演」という説をめぐる論争と重なるし)


もちろん二つの「事件」はまったく違う次元の話であり、安易に比較するのはダメかもしれない。

でも、マスコミのやってることのあまりの類似性にちょっとあきれてしまった。

イラク人質事件のときと同じように、そろそろ沢尻エリカへの同情論が増えたり、マスコミの自己反省がちらほら現れてくるんでしょうか。




なんで本気で怒ってるんだ。

もっと落ち着こうよ。

表現者っていうのは往々にして傍若無人だから、そういうのを一般人の道徳観を引っ張り出してきて怒るのは野暮だし、そもそも沢尻ってそういうキャラで通ってたじゃん!




そもそも沢尻は演技だけ頑張ればいい。

たとえ傍若無人でも素晴らしい才能持ってる(らしい)んだから(僕は沢尻の演技を見たことない)。

態度悪いってだけでそういう才能つぶすのってほんともったいないと思う。

別に映画とかドラマ観る立場とすれば、映画やドラマで良い演技してくれればいいんだから。

沢尻の態度が悪いから沢尻の映画を観なくなる人がいるんなら、それはそれでいいじゃない。

沢尻の言葉を借りれば、それは「本質」じゃないのだから。




特に「芸能界」の人物が割り込んでくるとか意味わかんない。

和田アキコとかなんなの。

事務所の先輩とかなら怒ったりするのは全然いいと思うんだけど、全然関係ないじゃん。

「沢尻をしめる」とか言っちゃってる和田を見てるほうが気分悪いわ。

要はイジメでしょ。

こわいこわい。

こういう発言こそバッシングされるべきだと僕は思います。





って書いてたら僕自身落ち着き無くしてきたので今日はおしまい。



昔の人は石原裕次郎の態度に怒ってたんだって?

つまり価値観ってのは時代の流れで簡単に変わっちまう頼りないものってことです。

だからあまり凝り固まらずに、もっと寛容に「なまあたたかく」見守りましょうや。

エリカ様

2007-09-30 01:34:20 | 芸能
今日庄司と話した沢尻エリカの傍若無人ぶり。

映画『クローズド・ノート』の番組宣伝のため、最近テレビへの露出が多いのでその傍若無人ぶりが目立つって話でした。


僕はこの傍若無人ぶりを捕まえて「けしからん」って言うつもりはさらさらありません。

むしろ。

素敵じゃない?



って思うわけです。


ご存知の通りエリカ嬢はいわゆる「清純派」でした。


まあちなみに今活躍している若手の女優っていうのはほとんど清純派で、参考までにあげてみると、長澤まさみ、宮崎あおい、相武紗季、綾瀬はるか、新垣結衣、上野樹里、戸田恵梨香、堀北真希、井上真央、石原さとみ、栄倉奈々…あああああああああああああああ、もういいわ!!!!


ってなるくらいみんな申し合わせたように清純派。



以前ならエリカ嬢もこれら清純派女優と並び称せられていたのです。






けど、今や…







…という風に大変身。



「清純派沢尻」のファンの皆様、ご愁傷様です。

これはおそらく事務所が仕組んだ意図的な大変身でしょう。


だってさ。

やっぱさ。

清純派ってもういらなくない?

みんな同じようにかわいくて、同じような笑顔振りまいて、昔のアイドルよろしく色恋沙汰には笑顔でノーコメント。

とてもつまらない。




おそらくこの状況じゃ「清純派」で勝ち残るのは相当な難関ってことは火を見るより明らか。

となれば、今までにないキャラクターを打ち出して、同世代の女優集団から頭ひとつ抜け出そう。

と事務所が考えるのも自然な流れのような気がします。


しかもエリカ嬢は杉並では泣く子も黙るどころかさらに泣かせると言われたほどのヤンキーで、元恋人はこれまた超ワルの松田翔太だった。

こういう情報がすでに出回っていたから、「清純派」から「女王様系」への鞍替えは丁度良かったという事もあるだろう。

実際その方がエリカ嬢の素に近いのだから、本人もやりやすいはず。

まあ「女王様」への鞍替えはアンチを生み出したり、業界内での評判を下げたりするというリスクもあるだろうけど、傾いてゆくであろう「清純派」という大船に乗り続けるよりはいいと判断したのだろう。


そういうワケで、今の粋がり女王様のエリカ嬢があるんだと思う。




で、そのエリカ嬢が今回映画をプロモートしているという話でしたが…

映画のプロモーションなのに態度悪いってどういうことよ(笑)。

普通女優がプロモーションをするってなると、笑顔で「素晴らしい映画です」とかなんちゃら言うのがお決まり。

そう。

予定調和で番組が進んでいくのです。

普通はね。

でもエリカ嬢ったら…


「スタンダードなラブストーリーです」


って宣伝する気ゼロ。

タメ口丸出し。

監督やほかのスタッフをはじめ携わった多くの人々が泣くわ。

そう言われた司会者の立場はどうなる。

フォローが大変だわ。




見ていて爽快ですらあります。

むしろその映画観たくなる。

スタンダードってどんなよ(笑)

スタンダードじゃないラブストーリーがあるのかってくらい最近の映画のストーリーは型通りなのに、その状況を皮肉るようなエリカ嬢の発言!


「スタンダードなラブストーリーです」


嗚呼。

これこそ声に出して読みたい日本語ですね。

まじかっこいい。





っていうかね。

エリカ様の態度の悪さを本気で怒ったり嫌ったりするのは無意味だと思う。

だってエンターテインメントだから。

ショーとして楽しむのが一番。

小島よしお見るのと同じように楽しむのが吉。





そして、今も「清純派」という大船に乗り続けている女優たちの今後の動向にも僕は注目していきたい。

たぶん今後「女王様系」という緊急脱出ボートに飛び乗る女優はいないだろう。

テレビ上に清純派ならともかく、女王様がたくさんいるのって嫌でしょ。

ケバい女優ばっかだったら嫌です、疲れます、見苦しいです。

女王様は一人だから良いのです。

天上天下唯我独尊!


となると他の緊急脱出ボートを見つけ出さなければなりません。

何があるのでしょうか。

それとも脱出ボートを使わずに沈没でしょうか。

興味津々です。





一人小さなボートをこぎ続けるエリカ嬢。

他の清純派女優たちは元清純派であるこのエリカ嬢のこと、どう思ってるんでしょうかね。

「なにこのアマが!」

とか思ってるんでしょうか。

それともちょっと羨ましく思ってるんでしょうか。

そういうことを考えると、キャラを背負っていかなければならない現代の清純派女優の哀しみみたいのが理解できて、ちょっと気の毒にもなったり。

ほんとは女優なんて芝居だけやってればいいはずなのにね。

芝居とは別の別のフィールドでも「個性」を設定され、それを堅守していかなければならない業界の構造は残酷に思えます。

自分の「個性」とは違う個性を演技するのが俳優業のはずなのに、今の女優たちは自分の「個性」の延長上に芝居内の個性がある。

だから同じような役しか回ってこない。


女優っていうのは自分とは違う「個性」を演じるものなのにね。

例えばハリウッドの俳優や女優は作品ごとにぜんぜん違う個性を演じてるでしょ。

前の作品が淑女の役で、次の作品ではマッチョなスパイ役っていうようなのはザラ。

それに対して上野樹里なんてずっと「干物女」だし、長澤まさみだって「いい子」役ばっかじゃない。

これじゃあ絶対女優として成長しない。

今の若手女優たちの人気の理由は「気張らない演技スタイル」らしいけど、若さを失ったときに気張らない演技スタイルなんて通用しなくなるに決まってる。

才能あるはずなのにもったいないよ。

今伸ばしてあげないと。

日本のコンテンツ産業にとって将来的な損失になるのも間違いない。




…って何の話してたんだっけ(笑)



まあいいや。

エリカ最高。

エリカ嬢と現役清純派女優との対談があったらちょっと面白いですね。







今日の一曲は宇多田ヒカルの『Beautiful World』。
新エヴァの主題歌として合わないっていう声も多数ですが、僕はすごい合ってると思う。
ちょっとしたエヴァへの思い入れを取り除けば、たちまち良い選曲だと思えてくる。
はずだよ。



太平洋に平和を

2007-08-29 01:08:26 | 芸能

ほら~。

ほらほら~。

揺れてるよ~~~。


ということで、すっかり小島よしお党の僕です。

ていうか不覚です。

不覚すぎます。

今まで僕は勢いだけの芸人では全然笑わなかったのに……!

ここまで僕を笑わすなんてすごいです。

むしろここまで笑う僕がすごいですね。


僕が笑っているのは、彼の芸の身も蓋もないところです。

まず僕が笑うのは、彼がすごくムカつく顔と言い方で

「揺れてるよ~」

だとか

「開いてるよ~」

とか、それがどうしたってつっこみたくなるセリフを言うところ。

これを「ムカつき系」の笑いと名付けましょう。

この「ムカつき系」は彼ほど派手じゃないですが、僕もたまにやります。


次に笑うのが、幕が下りきる直前に意味もなく「地球温暖化!」と叫んだり、セリフが飛んだ振りをする必死な姿。

これを「焦り系」の笑いと名付けましょう。


このムカつく場面と焦る場面のバランスが絶妙なんですよね。

このバランスが僕の笑いのツボにはまりました。


逆に、僕にとっては、決め台詞である「そんなの関係ねー」はインパクトこそあるものの、笑いとしてはいまいちな気がします。

たぶん「そんなの関係ねー」ばっかだと彼は年内に消えます。

テレビの出演場面をみてると、いくら売り出し時だからといっても、ちょっと安売りしすぎな印象です。

「そんなの関係ねー」を決めゼリフとして最大限活用するのはいいと思うんですが、基本は「ムカつき系」と「焦り系」の芸風を前面に出して行くべきだと思います。

そうすれば、異色のいじられキャラとしての道が開けるんじゃないかな。

決めゼリフだけだと予定調和で飽きられるんで。

それに、今まで消えてった「決めゼリフ系」の芸人って、いじりやツッコミに弱かったってのが敗因だったと思います。

その点、小島さんには長めに生き残る可能性がある気がします。

応援してます。

別に、高度な皮肉とかじゃなくて、ほんとに。


思ったんだけど、何でも皮肉だって疑い始めるとキリなくなって夜も眠れないよ。






それはさておき、今日はリクナビフェスタなる就職イベントに行ってきました。

簡単に言ってしまえば企業の合同の説明会です。


正直しんどかったです。

せっかく並んで入ったセミナーが全然大した内容じゃなかったり。

その落胆ってエネルギー消費は半端じゃないです。

何やってんだろって惨めな気分になります。


今回のイベントで学んだことは、


・りんかい線はやっぱ高い。

・ほしのあきは普通の人。

・このテのイベントでは企業HPで補えるような薄い情報しか得られない。個人的に話し聞きに行かないと意味がない。

・朝日新聞の社員は記者を含め、シャイ。

・ビッグサイトはやっぱコミケ。自販機とかにそれ系の張り紙がたくさん。



なので、行かなかった人は全然気にすることはないです。

各企業の雰囲気も、人事社員2,3人見ただけで分かるとも思えないし。



あ、追加情報として、僕は定期券の区間を除いても往復で1020円かかりました。

りんかい線はボンビラス星を走っているんでしょうか。

ビッグポルノ

2007-08-18 01:45:44 | 芸能


「ごめんなさい。こんなときどんな顔をしたらいいかわからないの」
「笑えばいいと思うよ」

というやり取りがレイとシンジの間にあります。

第何話だったっけ?

とにかく、今日の僕はまさにこの時のレイ状態。



ビッグポルノという人たちのお笑いライブに行ってきました。

小籔千豊とレイザーラモンの3人によるお笑いユニットです。

招待されたので、無料。

で、感想。













ひろい…(ひどい)




ほとんど小学生がやりそうな下ネタ満載で、しかも笑いどころが分からない。

いや、金○とか○○○とか○○○○とか連呼されてもさ…

絶妙に下ネタをはさみつつ…っていうのならいいけど、ただ単に手垢にまみれた下ネタワードの繰り返しって、小3かよ。

正直凍りました。

「こんなときどんな顔をしたらいいかわからないの」

心優しいシンジ君のことだから、僕には笑えばいいなんて無茶は言わないでしょう。

確実にマス研のお笑いライブの方がレベル高いので、みんな自信を持って。




彼らは一体どこがダメだったんでしょうか。



①ツッコミ不在

RGがたまにボケかましてたので、彼がボケ担当なんだと思うんです。

たぶんキャラ的にもボケが適役。

なのにそれに対するツッコミ役がいない。

まあ明確にボケ・ツッコミの担当を決める必要は無いって僕は思ってるけど、誰か
がボケたら誰かがそれに対してちゃんと突っ込むなり何なりしてコメントしてあげないと、メリハリがつかない。

子藪とHGは失笑したりしてるだけなんだ。

一つ一つの場面で、突っ込んだり気の利いたコメントが出来てればもっと笑いを取れたはず。

小籔とHGはツッコミっぽいキャラなだけに惜しい。



②コントの展開が読めすぎる

HGが一時期はやったので、あるコントでは落ちをすべてそのネタに持っていこうとしてました。

やっぱしらけてしまいます。



③やっぱ発想力

一番基本的なとこだけどお笑いって発想力勝負。

決めゼリフとか面白い動きをすれば笑いを取れたりする場合もあるけど、そういう安易な笑いってのは淘汰されてく。

近年流行語を生み出した芸人がほぼ例外なく消えていくのがいい例。

売れ続けてる芸人ってのは空気を読む力とか頭の回転がずば抜けている人たち。

お笑いって芸人同士や芸人とお客との一種のコミュニケーションだから、的確なコメントを出せなかったり、メリハリが無かったりすると、実際の人間関係と一緒で白けてしまう。

彼らからはそういう能力の欠如を、失礼ながら垣間見てしまいました。





ただ、小藪の漫談は笑えた。

瞬発的な発想力にはクエスチョンマークがつくけれど、ネタを練る力はある人だと思う。

小藪はユニット組んだりせずに、一人でやった方が活きるんじゃないかとも思いました。

「乞食と普通のおっさんの中間に位置する人」の事を「グリニッジ天文台」って言ったりするセンスは割と好きです。