
フヒヒヒ、夏。
とか浮かれながらロケット鉛筆の詰め替え作業に明け暮れていたら、もう8月の27日。
俺の一番好きな季節である真夏が確実に通り過ぎていく。
嗚呼。
愛すべき半袖短パンの日々よ。
さて、今夏最大のイベントであろう西日本旅行が終わった。
ディスカバー・ウエスト。
詳しく書いたり考察したりするのも正直だるいので、軽く書く。
青春18きっぷや若さを駆使して、東京から西へ向かい、広島から山陰へ向かい、島根から石川までぐーっと駆け上がった。
漫画喫茶や洒落た旅館を渡り歩き、そうか、通過も合わせると21都府県を訪れたことになるのだな、と友達の日記を読んで気付いた。
青春18きっぷは鈍行にしか乗れないので、移動時間がものすごいことになってた。
僕に限っては、初日は15時間近く一人で、しかも乗り換え時間も5分とかそういうタフな状況で電車に揺られていた。
こういう状況に対して「shit!(シットと読みます^^)」と叫ばずに、むしろいい思い出として受け入れる余裕が学生の僕にはある。
嗚呼。
なんと素晴らしいことよ。
宮島、石見銀山、城崎温泉あたりが特に最高でした。
石見銀山、城崎温泉あたりは触れ合う人一人ひとりがとても温かかった。
この町は自分たちが作っているんだっていう誇りのようなものを感じて、その空気が美しく心地よかった。
そして、どうして城崎温泉の知名度がイマイチなのかは俺的七不思議のひとつです。
それくらい素晴らしかった。
景観の見事な温泉街には浴衣姿の宿泊客が下駄の音を響かせて行き交ってる。
家族とか恋人とか愛すべき人と訪れれば、よりかけがえのない思い出が作れるはず。
一方、天橋立は素晴らしかったけど、人々があまりに商魂たくましいためにイラっとさせられる。
たまたま触れ合った人々から「町を使って儲けよう」っていう魂胆が露骨に見えてしまうと、観光している身としては白けてしまう。
まあこういうものの言い方は所詮観光客のエゴなんだけど。
とはいえ、若い僕らは何事も楽しい出来事にしてしまえるし、そして何をやっても鉄板だった。
若いっていうのは、旅行においては最強だと思う。
こういう旅行ができてよかった。
本当ならば他にも1か月くらいかけてパーッと北は北千住から南は南千住までヒッチハイクの旅をしたいところなのだけれど、そうは問屋がジャンプを土曜日には卸さない。
8月の日々は過ぎ去り、嗚呼、私の財布に残ったのは心細い数の紙幣。
そしてかけがえのない思い出。
来たるバイト三昧の日々を生きるヨスガとなれ。
嵐/happiness
今後この曲を聴くとこの夏を思い出すんだろう。
今、嵐のライブに興味がある。