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Mr.マトリョーシカの脱走

マトリョーシカ(Матрёшка)式世界からの大脱走。脱兎のごとく。

大晦日07

2007-12-31 00:47:39 | 芸能


僕はお笑い詳しくないし、熱中度もそんな高くない。

でも最近見る機会が多いので色々思うことが出てくるのです。

昨日はすべらない話を見た。

やっぱ面白いです。

普通のお笑い番組より全然面白いんです。


これって大丈夫?


単なる「面白い話」がお笑いの芸より面白いってさ・・・。

これはお笑いの危機なんじゃないかなあなんて感じます。


今お笑い番組見てもさ、脳みそ経由せずに脊髄だけで笑わせようとする笑いばっか。


死んだザリガニのハサミの付け根つっつくと反応するやつ。

なんて言うんだっけ。

そう。

反射ね。

一番表面的な感覚刺激に浅く訴えるだけの笑い。



そういう笑いは、音だけでビビらせようとするハリウッドホラーか高校文化祭のお化け屋敷と同等のレベルです。


なんだろ、芸人の間でも手っ取り早く笑わそうっていうのがあるのかね。

安易だよ。


そういう安易な笑いの中に質の高い笑いが埋もれてる場合もある。

例えば鳥居みゆき。

彼女の笑いには、山田一成(いつもここから)に通じる鋭い洞察がある。

というか彼女は、鋭い観察眼や言語感覚を持っているのに、それをアウトプットする際に安易な手段に走ってしまってる気がします。

こういう風潮はほんとに良くない。


最近気付いたんだけど、お笑いの醍醐味というか本質は「あ、わかった!」という楽しみだ。

「ふむふむ」というおもしろさだ。

具現化の納得だ。

抽象化のわくわくだ。

急に見通しが良くなる爽快感だ。

全然関係なかったものが、なんかいきなり結びついてしまった不思議さだ。



そういう要素の無い笑いは、僕がとやかく言う前に淘汰されてるはずです。

動きが面白い、とか、身体的な特徴が面白いとか、フレーズが面白いとか、そういうのは笑いの「おまけ」の要素でしかないんだから。

笑いの本質で勝負してくれ、と思います。


その点でM-1や笑点という番組は素晴らしいし、今後も淘汰されずに続いていくはずだ。



そして、提案したいのが、M-1のベテラン大会。

ダウンタウンとかウンナンの漫才やコントを見たいと思わない?

というかむしろ何でそういう番組が無いんだろう。




さて。


今日で今年の忘年会やその類のものが全て終わりました。

総合すると、甘苦いような、奇妙な年末でした。



さあ、いよいよ。

だね。


2007年が終わろうとしてる。



なーんて言ってる間にも刻一刻と時間が過ぎていくわけで、僕が無駄にしていい時間があるわきゃない。



ってのは冗談で、のんびり過ごそうかと思ってます。

まあ一年を振り返って反省しようかなと思っております。


僕は過去には拘らないけど、過去は振り返る主義です。

主義っていうより、これは誰にとっても大切な事かもな。

振り返って、さて、来年は何しよう、ってやるわけです。


何年か前は、年末年始なんて人間が後から便宜的に決めた時間枠なんだから自分には関係無い、踊らされるまい、なんていうスタンスだったんだけど、結局は僕も便宜的に決められた時間枠の上に成り立つ社会で生活してるんだから、やっぱり年末年始は大切じゃ。



特に来年は大学最後の学年を迎えるわけだ。


今まで以上に何やるかをしっかり設定しないと後悔することになる。



無駄に過ごすわけにはいかない。

何となく過ごすのはあまりにもったいない。


楽しいと思ったことにダラダラと手を出していくべきじゃない。

確かにその場では楽しいかもしれないけど、そういう時、時間ってのはものすごい速さで目の前から逃げていく。

あっという間に時は過ぎ、気付いた時に自分に残ったものはあまりにも少ない。

「今年も速かったね。ところで俺は何やったんだっけ」

ってなる。


時間を充実させるには、時間を自分のコントロール下に置かなきゃいかん。

限られた時間内で「何」を「どう」したいかを整理しとく。



そうするだけでかなり一年間の充実度は変わる。

これは経験から分かる。




さあ、じゃあ俺は来年まず何するんだ?


これは実に簡単な話。


まずは。


ああ、わかってるわかってる。




就職、だ。





めちゃくちゃドキドキする。

いままで僕はいろんな節目を迎えてきた。

入学、卒業、転校、転入、、、まあいろいろ。

そういう節目は例外なく僕に新しい視点をくれた。


そして、次はいよいよ就職。

社会に飛び出すわけだ。


間違いなく今までで一番大きな節目だろう。

だからドキドキする。

もちろん不安もある。


どれくらいの不安か?



たとえば。

ロールスロイスは自社の車の排気量を一貫して公開していないそうだ。

数字についての問い合わせがあると、ただ"enough"とだけ答えるらしい。

つまり、不足ないぶんだけはあるってことだ。



僕の不安に関しても同じ。

不足ないぶんだけある。

それ以上はいらない。



「多少の不安は薬になるけれど、それ以上の不安は病でしかない」

これは僕が大学生活で身をもって得た教訓だ。



自信を持って。

別に就活に限ったことではない。

来年も精一杯やろう。



来年もよろしく。

プリン体

2007-12-28 23:03:26 | Weblog


一昨日の夢に出てきたのは上野樹里です。

その前の夢に出てきたのは吉幾三です。


吉幾三は嘘です。



どーも。




一昨日初めてカスタードプリンを作った。

プリンに限らず菓子作るの初めてだった。

正直、上手くできたから嬉しい。


その辺で売ってるプリンより全然美味いって感じた。

でもこれは個人的な好みなので、僕を鼻持ちならない嫌な奴だとか思わないでほしい。




そういえば、最近衝撃を受けたニュースは香椎由宇の結婚です。

オダギリジョーと。


それに加えて麻生久美子の結婚です。

伊賀大介と。


好きな女優が次々と・・・でもオダジョーと伊賀大介なら良いと思います。



ってこんなことじゃないんだ。


今日は何書くか決めてないんで割に自由です。




そう。



最近また夢をよく見ます。


昨日見た夢は、めちゃ緊張する夢。


なぜか僕が東京事変のステージにキーボードとして立っていました。


じゃあ本来のキーボードの伊澤は?

そんなこと知りません。

ギターか何かに転向したんでしょう。


とにかく、僕がキーボードでした。


で、練習もしてないのにいきなりライブで。


まー勘で弾くしかないなって思って弾いてみたら、不思議なことに結構様になったわけ。

調子乗ってソロでアドリブ効かせたりしてね。

大スターになった気分だった。


でも一曲目が終わって、なぜか会場がざわめいてる。

そうしたらスタッフらしき人が来て、僕の耳元で、

「演奏めちゃくちゃじゃん!ちゃんと練習したの?!」

って小声でキレてきた。

僕はちゃんと演奏できてたつもりだったからびっくりした。

「試しにこの一小節弾いてみて」

って言われて弾いてみたらやっぱり全然弾けてない。

「じゃあこのMCの間に弾けるようにしてよ」

って、ライブの真っ最中に指導を受ける始末。

僕はうわー、やっべーってなってそのまま気を失いたい気分になった。


こういう夢。

割りに疲れました。



最初に言った上野樹里の夢はよく覚えてません。

電車の席で隣り合わせになった場面だけ覚えてます。

確か普通に友達っていう設定だったと思います。


別に上野樹里は好きでも嫌いでもありません。



何だか有名人の夢ばかり見るんで、まるで現実の生活が充実してない人みたいですね。

でもそんなことはありません。



今日はどんな夢を見るんでしょう。


Arctic Monkeys / Mardy Bum

軽快さがたまらん。気持ち良すぎる・・・。

福山芳樹/真赤な誓い

いかにも「少年漫画」な歌詞が好き。
「萌え」ならぬ「燃え」。

M-1 2007

2007-12-26 15:16:49 | 芸能


クリスマスを終えて、クリスマスと元旦の間の中途半端な期間をお過ごしの皆さん、ご機嫌いかがでしょうか。

今日のテーマはクリスマス以前の話でして。

そう、M-1。


書くの遅くなりましたが、今年のM-1めちゃくちゃ面白かった。

今回初めてM-1をリアルタイムで見たんだけど、やっぱり生だと芸人たちの緊張感がビシバシ伝わってきて、感動した。

今回のファイナリストのキングコング、トータルテンボス、サンドウィッチマンはレベル高かった。


やっぱり漫才には「テンポ」重要。

このファイナリストたちを見てそう思った。


特にM-1の4分っていう短い時間で笑わすには計算されつくしたテンポが必須。

そういう意味ではダイアンと笑い飯の計算力不足がファイナリストに劣っていたのは明らか。

ダイアンは舞台袖に下がる間が非常に無駄だったし、笑い飯はロボットの動きをいちいち最初からやり直すので、「またその動きか」って思わせてしまう。

ポイズンガールバンドはまっちゃんの言ったように、4分仕様のネタではなかった。


その点、ファイナリストはさすがテンポが良くて、見ていて気持ち良い。

決勝は、残るべき人たちが残った。




特にキングコングには感動した。

僕は彼らに限らず売れてる芸人たちをテレビで見て、「この人たちのやりたい事って何だったんだろう」って思うことがある。

芸人っていうのは大抵が漫才やコントなどの芸が評価されて注目されるようになって、「売れっ子」になる。

でも皮肉な事に、「売れっ子」になればなるほど本来の芸を行う場が少なくなっていく。


バラエティ番組のゲストとして引っ張りだこになり、そこで気の利いたコメントを数多く残せたものは芸能界の第一線に定着することが出来る。

逆に芸は面白くても、気の利いたコメントをバラエティで残せなければ、テレビから消えていくことになる。

そう、芸能界というのは決して芸の良し悪しが評価される場ではないからだ。


そんな状況で、果たして芸人っていうのはどこに目標を置いているのだろう。

自分たちが「芸」のプロたる芸人であることにどれだけ重きを置けてるんだろう、と。

バラエティでてることで本来何をやりたいのか見失っている芸人が多いんじゃないのと思うわけ。


そんな中、既に売れに売れていてバラエティ引っ張りダコのキングコングが出場したことには好感を持ち、そのアツさに感動した。

西野の「やっぱ漫才師ですもんね」って言葉、僕は完全に西野を見直した。

彼らの目をみると本気モードだってのが伝わってくる。

あんなに一生懸命な西野は初めて見た。

たとえ売れまくってても初心を忘れず漫才に命懸けてる彼らはすごくかっこいい。

彼らは軸がぶれてない。


ネタも、キングコングってこんなに面白かったんだ、って気付かせてくれるものだった。

特に一本目の「洋服屋さん」のネタは神がかっていた。

「ズ・ボ・ン!」ってトコと「1円ごとにスタンプ一つ押します」ってトコは殺人的。

あと、梶原の動きのセンスは岡村に劣らないと思った。

ネタの終わりの「おおきに!」も思いがこもってる感じがして良かった。



トータルテンボスもすごかった。

たまに出るうざいツッコミが好き。


敗因はトータルテンボスよりサンドウィッチマンのネタの方が面白かったから。

ただそれに尽きると思う。


彼ら自体の完成度はとても高かった。




優勝のサンドウィッチマン。

僕は初見だった。

でも「目のトコロに材木」ってとこでこいつらヤバイと思って背筋伸ばして見入った。


「ちょっとなに言ってんのかわかんないです」っていう名言の破壊力は異常。

本気でお腹痛かった。


飄々としたボケにパンチの効いたツッコミの組み合わせは見てて爽快。

あのボケと突っ込みの間の取り方は冴え過ぎ。


テンポ、ネタの双方で他のコンビを圧倒してた。




あと、テンポでファイナリストに続いていたのはハリセンボンだろうか。

実力あるな、って見てて感じたけど、一方でネタのレベルがファイナリストには劣っていた。


ハリセンボンもキングコングと同じく売れっ子組で、このM-1に挑戦したのは高感度アップにつながった。

こんなにテレビ出まくってる中で練習していくのはすごく大変なことだろうと思う。




で、話はまた戻るけど、笑い飯。

見ていて可哀想になってしまった。


彼らはほんとは面白いのに、まずトップバッターっていう順番をはずした。

トップバッターは不利っていうのを今回確信。


それに加えて、今までの彼らとは違う新しいスタイルを取り入れて不発という、非常に残念な結果だった。


彼らはああいう芸風だからバラエティ番組への需要も少ない。

今後彼らはどうなっていくのか。

何だか迷走の段階に入ったような気がしなくもない。



その他雑感。


やっぱ漫才ってかっこいい。

小道具抜きの真剣勝負。

僕はマス研では漫才まがいのことを数回やったわけだけど、一度ちゃんとした漫才ってものを本気でやっておくべきだったと後悔している。

正直、あの場は貴重だった。



あと、今回M-1を最初から最後まで見て、生放送の力を感じた。

音楽番組でもMステは僕にとって別格だし、やっぱり身の回りの物事のリアリティが希薄になってきてる時代だからこそ、生放送やライブの持つ威力には時としてハッとさせられる。

なんだか世の中データありきになってきているのが僕はすごく嫌だから、僕はテレビにはデータを超えた意味や価値を持つコンテンツを求めたい。

単なるコンテンツならネットやワンセグで十分なんだから。

40数インチのあのでっかい画面でこそ見るべきものを、もっともっとたくさん放送してくれると嬉しいな。

クロノトリガー

2007-12-21 22:31:53 | サブ・カルチャー
クロノトリガーのサントラ借りてきた。

クロノトリガーは、同世代と比べてゲームを全然やってこなかった僕がハマった数少ないゲームの一つ。

ハマった理由はその世界観にあると思う。

このゲームやるときは、別にRPGとして楽しむとかそういうんじゃなくて、ストーリーに浸るためにスーファミの電源を入れてたと思う。

うまく言い表したり説明することは出来ないんだけど、このゲームには、プレーヤーにとってストーリーを他人事に思わせないような独特の魔力がある。

小2、3の僕はこのストーリーに憑かれていた。

いや、少なくとも小学校のときはこのゲームに恋してた気がする。

常に頭のどっかでクロノトリガー的な旅を夢見てた。

で、たぶんストーリーにそういう力を与えていた要素の一つが音楽だと思う。

クロノトリガーは名曲揃いだからね。

いちいちメロディーが琴線に触れる。

海底神殿とか黒の夢とか時の回廊とか・・・小2、3の時ずっと口ずさんでた。

今聴きなおすと思い出が噴き出てくる。

こういう感覚はFFにもドラクエにも聖剣伝説にも無い。

クロノトリガーまたやりたくなってきた。

僕のスーファミはまだ生きてるかな。




でね、

ライナーノーツ読んで衝撃を受けたのが、クロノトリガーの音楽を作曲した光田康典はソフト発売当時22歳だったこと。

当時スクウェアの作曲部みたいなとこにいたっぽい。

この人、すぎやまこういちとか植松伸夫みたいな大ベテランだと思っていたけど、クロトリがデビュー作だったなんて知らなかった。

今の僕と一つしか違わないこの歳でこの大作を手がけたなんて信じがたい。


もしこれがミュージシャンだとしたら22歳なんて珍しくなくて、そのこと考えたら椎名林檎とかは10代に自作自演で大ヒット飛ばしてるわけです。

でもそういうミュージシャンと比して何がすごいって、光田さんは22歳(あるいはそれ以下の年齢)にしてクロノトリガーっていうビッグプロジェクトに抜擢され、鳥山明、坂口博信、堀井雄二っていう大御所に「音楽作ってよ」って任せられたってことだ。

そういう周りからの信頼やそれに応えるだけの実力を持っていたっていうすごさ。

若いうちから組織の中でそういう高い位置づけにいたっていうすごさ。


しかも、光田さん自身も言ってるけど、ゲーム音楽って曲数は多いし、ファンの年齢層が幅広いから色々な音楽を学ばなければならない。

確かにゲーム音楽はただ表現するだけではなく色々な制約があると思う。

そんな中でクロノトリガーの世界観にマッチした名曲の数々をつくり出した彼を尊敬する。




Fun Factory / I Wanna B With U

アイドル

2007-12-19 23:59:59 | 芸能


昼代を浮かせる方法を発明しました。

食わない、なんていう選択肢はもうナウじゃない。



先日のレッドカーペットでの鳥居みゆきの滑りっぷりにガックリきて寝込みかけました。

確かに彼女はパソコンのディスプレイ・サイズで見てた方が笑えるっていうのは、ちょっとはあるのかもしれません。

でももっと面白いネタをまさこネタに限らずたくさん持ってるので、徐々に出していってほしいと思います。

個人的にはすごく好きなんで応援してます。



Perfume / Computer city

なんつーか、全てのクオリティが高い・・・

曲もPVもかっこいいし3人ともかわいいし。

アイドルってなんだろね。

曲を書かない歌手=アイドルか?

この人たち見てたらよくわかんなくなってきた。

ナキムシ

2007-12-15 19:21:15 | Weblog
昨日クリーニング屋に服を出しにいったら店員が何言ってるのか聞こえなくて3回も聞きなおしてしまった。

恥ずかしかった。

「お名前は?」って言ってたらしい。

店員の滑舌が悪かったのか?

僕の耳に不自由があったのか?





最近「乳酸菌ラブレ」を続けてる。

14日間続けてみろ。

パンテーンの14日間は嘘だけど、こっちの14日間はモノホン。

まじ快腸。

おすすめ。





この曲めちゃめちゃ良い。特に歌詞。

風味堂/ナキムシのうた


ただ、このこの曲にこのPVはあんま良いとは思わない。

テーマを転校に限定しちゃうのはちょっとね・・・。

まあこのPVでも感動はするのは間違いないけど、この曲はいろんな境遇の人に向けられたもっと広い意味での応援ソングであるべきだ思うから。

映像でやたら味付けするべきじゃない。


ただ、PVだけ見るといい話。

俺は転校多かったからすっぽりと感情移入できる。

そっか、今は別れの時にはCD-ROM渡すのか。

僕は手紙たくさんもらってた。

すごい分かるよ、この涙は。

この寂しさとか友達の暖かさって、卒業とはまた違うんだよな。


でも転入はものすごく楽しかった。

2学期から転入の予定だったのに、夏休みのプール掃除から参加したことがある僕です笑


いつの間にか自分の話になってる。

おあとがよろしいようで。

ニコ動一周年

2007-12-12 23:59:59 | サブ・カルチャー
今日でニコニコ動画一周年。

おめでとー。



以前日本産業デザイン振興会の人に取材をした時に、グッドデザイン賞の意義について熱く語ってもらったことがあるんだけど、その後ニコ動が登場して「これってグッドデザインもんだよなー」とか冗談半分で考えてたらほんとにグッドデザイン賞受賞しちゃったもんね。

確かにニコ動はインターネット上の新しいコミュニケーションや表現方法を提案しました。



ニコ動にはいろんな「動画職人」による作品が投稿されていて、クオリティ高いのも多い。

組曲『ニコニコ動画』

→組曲『ニコニコ動画』(ウィキペディアの解説)


これは主にアニソンをつなぎ合わせて作った組曲なんだけど、つなげ方とか、アレンジとかまじですごい。

曲構成のドラマチックさはクイーンのボヘミアンラプソディをも彷彿とさせる。

いや、ほんとに。

実はもともとアニソンってその辺のJPOPよりもクオリティ高いからなおさら。

これ聴くとDJやりたくなる。

できないけど。

台湾中央大学の学生数百人が合唱したバージョンとかが投稿されたりして海外からの反響も大きい。

で、それに対して日本からは台湾へのお礼の特別バージョンが投稿される。

もはや文化圏つくってるよな。


まだこういう文化に対する風当たりって意外と(意外だ)強いけど、もっと評価されて良いと思う。

そりゃ下らないかもしれないけど、一般人が何の報酬も無いのにこんな凝った表現活動するのって世界でもなかなかないよ。

そういう裾野の広さが今の日本のコンテンツ産業の圧倒的な強さに直接つながってると思う。


過剰に保護する必要は無いと思うけど、マスコミとかが面白おかしく伝えてバカにすんのはまじでやめてほしい。

特に日本は新聞とテレビが情報独占してる傾向強いんだから、みんな誤解しちゃう。

見たり聴いたりしないでバッシングしてる人多いもん。

せめて見たり聴いたりしてから批判してほしい。

誤解→バッシング(≠批判)→文化が育たない

この流れだけは怖いから。

批判ならジャンジャンしていいと思います。

俺もたまにキモいって思う物もあるから笑

でもまあ昔は漫画とかも読むとバカになるとか言われて軽蔑されていたことを考えると、オタク文化(この呼称、好きじゃないし定義よく分からないけど敢えて使う)もそのうち日本の誇り?みたいなもんとして迎え入れられるんだろうなーっていうのは簡単に想像できる。

海外で日本のサブカルファンは想像以上に多いようなので、まあ必然じゃないかな。

現に時代はそうなってきてるしね。



こういうお宅文化が日本を中心として世界に広がってきてることもそうだけど、日本って何かと「先進国」だなーって思う。

昔、日本異端論とか流行ったけど、実は日本が世界の未来の姿なんじゃないかなーとか妄想します。

生魚食ってるとかバカにされてたけど今じゃ世界的に流行ってるし、バカ丁寧って言われてた日本式のサービスも普及してきたじゃん。


そういうの抜きにしても、文化はものすごい影響力持ってるし、少子高齢化は世界でダントツで進んでるし、環境技術もトップ。

影響力ある文化を持ってるっていうのは、グローバルとか言われてる世界においてとてつもない強み。

少子高齢社会や環境問題は途上国が先進国になる過程で、おそらく絶対通る道だから、日本は自身のノウハウで世界を先導するポテンシャル持ってるはず。

環境問題に関しては、日本は四大公害病の問題を乗り越えた実績を持ってる。

川や湖も昔に比べて随分きれいになった(昔のは実際見たこと無いけど)。

ハイブリッド車の技術はダントツだし、国全体のエネルギー効率もナンバー1(か2)らしいじゃん。


ソフトに社会問題に環境。

もっと日本が影響力持つチャンスじゃないのかなーとか思いました。





すげーむちゃくちゃ。何の話だっけー笑

永井雄一漏の日記

2007-12-11 00:33:09 | Weblog

どうも、生まれながらのカソリック、吉幾三(量産型)です。
てかまーじ、おざけんなよ(「ふざけんなよ」と「小沢健二」をかけてみました^^)。右手親指を大根おろし紀(鴨長明が書き記したと伝えられる大長編料理ドキュメンタリー)で擦りおろした。いってー。何しろうちの大根おろし紀はプラスチック製なんていう生易しいもんじゃなくて金属製の刃がズラー(小倉智昭)って並んだ「スター☆まるみえチャンネル」タイプ。滲むだとか擦れるだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ。おーいてー。





軽症だけど冗談抜きで痛いです☆



Pixies / Debaser

かっこいい中年デブ。カラオケで歌いたいけど2回しか歌ったこと無い。だってドン引かれるの分かってるから。

Mando Diao / The Band

正直このバンドは好きってとこまではいかないけど、この曲は別格。

キャパ

2007-12-08 00:13:10 | Weblog
すごく共感するたとえ話を聞いた。




あなたは電車の座席に座ってます。

目的地の学校まで2駅。

さあ、ここで目の前にお年寄りがやってきました。

あなたは席を譲りますか?


いや、ぜひ譲ってください。

席を譲ったあなたはいい気分。



それじゃあ場面を変えます。

あなたは電車の座席に座ってます。

満員電車です。

目的地の学校まであと2時間です。

あなたは今朝まで徹夜でレポートを書いていたため、フラフラです。

さあ、ここで目の前にお年寄りがやってきました。

あなたは席を譲りますか?




自分の余裕があるときに出来て、余裕が無いときに出来ないことっていうのは本物とは言えない、と。

まあ、ちょくちょく限界にチャレンジして、長い目でキャパ押し上げてきましょ。


鳥居みゆき/妄想結婚式

2日間の価値は・・・

2007-12-05 00:52:31 | 大学生活


師走ですね。

・・・なんていう風に、12月になると思い出したように旧暦で呼び出す奴、いるよねー。

はい、僕です。


冷えきった手をあたためる缶スープとか朝の布団の温もりとか、冬だけの小さな快感が日を追うごとに増えていって、俄然冬を感じるここ最近。


昨日今日とゼミのみんなで、半ば思いつきの日光旅行に行って来た。

山々も俺の気分もコウヨウしてたんだよね。

この洒落、思いのほか滑ったけど。


中禅寺湖、いろは坂、華厳の滝、飲酒、阿鼻叫喚、宇都宮の餃子。

今思い出してみてもめちゃめちゃ濃くて長かった2日間。

なんだかんだで布団に入っても寝なかったし、めっちゃ楽しかったもんなー。

ボロ宿という最高のステージがありながら、怪談が出来なかったのだけ心残り。



2日だけで一週間分生きたな・・・

そんな今週の出だし。




布袋寅泰/スリル

ミーム

2007-12-02 21:40:17 | Weblog



ミーム(meme)とは、いわゆる文化的遺伝子で、文化内の「変異」が「遺伝(伝達)」的に承継され、「自然選択(淘汰)」される様子を進化になぞらえたとき、遺伝子に相当する仮想の主体である。例として災害時に飛び交うデマ、流行語、ファッション、言語など、すべてミームという仮想の主体を用いて説明できるとする。例えば「ジーパンを履く」という風習が広がった過程をミームの視点から捉え直せば、『1840年代後半のアメリカで「ジーパンを履く」というミームが突然変異により発生し、以後このミームは口コミ、商店でのディスプレイ、メディアなどを通して世界中の人々の脳あるいは心に数多くの自己の複製を送り込むことに成功した。』となる。訳語としては 摸倣子、摸伝子、意伝子 がある。

(『ウィキペディア(Wikipedia)』)



世の中には出来あいの結論が100位あって、ほとんどの文章やメディアの情報の大半はそれをもとに分類できてしまう。

ミームというのは思考や考えの塊だ。

遺伝子が自分を複製しようとするのと同じように、ミームも自分を複製する。

そんであっちこっちに広まる。

あらゆるメディアは何らかのミームを伝えるための道具である。



あああああああああああああああ、頭がこんがらがった。

というかうまく表現できない。

やり直し。



要は、なんか既存の結論があって、そこに話をこじつけて持っていくことばかりみんな考えてる。

んなことばっかりやってるんで、自分のやってるこじつけがこじつけになっているかどうかを検討する能力すらみんな失ってる。

決まった結論に落とせただけでほっとして安心しちゃってる。

その結果、みんな結論さえ聞き慣れたものなら、そこに至るプロセスの整合性はほとんど考えない。

その証拠に、大半の文やメディアといった情報は無くても全然構わないゴミと化してる。

「情報化、ああアレですか」「サブプライム、ああアレですか」「初音ミク、ああアレですか」

全部「アレ化」して面白さもトキメキも失われて、みんな単語にしか反応しなくなる。

単語出せば満足の世界になっちゃてる気がしなくも無い。

「アレ」になった瞬間、その話題からはすべてのフックが失われて、その文は頭を素通りする。





・・・っていう今日の文章は、前回の木下優樹菜の記事と通底する部分があります。