だりゅんのXXX

最近の(・∀・)イイ!!を気の赴くままに。

沈思黙考

2005-10-09 | 
羽生善治の決断力を読みました。

今でも新聞の将棋・囲碁欄は必ず頭の中で棋譜を並べてしまうぐらい将棋・囲碁は結構好きなんですよね。まあ両方とも下手の横好きってヤツなんですけど。

そんな自分なので羽生は世代が近いと言うこともあってファンだったりします。

その羽生が如何に決断というものをするのか、というのを楽しみに買って読んでみたのですけど、どちらかというと内容は「自分で考える事の大切さ」説いているのではないかと思います。その蓄積が後々の決断に繋がるということではないかと。良い意味で自分の予想を裏切ってくれました。

でもそれは自分にとっては考えさせられましたね。

最近、仕事に忙殺されてその場その場の判断で色々物事を判断して、せっかちな人間ってことも手伝って、それを言い訳にしてじっくり物事を考えるという事から逃げていた気がします

これを機に仕事のやり方、そして自分というもののあり方を見つめ直す良い機会かもしれません。

反省の念をこめて、備忘録として一部の内容をメモ。

P156
自ら努力せずに効率よくやろうとすると、身に付くことが少ない気がしている。近道思考で簡単に手に入れたものは、もしかしたらメッキかもしれない。メッキはすぐに剥げてしまうだろう。

P170
以前、私は、才能は一瞬のきらめきだと思っていた。しかし今は、十年とか二十年、三十年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。

P190
年齢とともに勉強法を変えることは、自分を前に進めるための必須条件だと考えている。

良い事を言いますね。社会人になって何年経っても、仕事がうまく行かずに迷走することばかりですが、めげないでもちっと頑張りますか。