だりゅんのXXX

最近の(・∀・)イイ!!を気の赴くままに。

好きこそものの上手なれ

2006-01-31 | 
蝶を育てるアリ―わが昆虫フィールドノートを読みました。

第一部のそもそも昆虫はなぜ翅を持つようになったのかとか、食による棲み分けからもう興味深い話ばかりなのですが、多分この著者の真骨頂は第二部の実際に育ててみての観察結果ですね。

単なる解説本と違い、この著者は疑問に思ったら実際に試す、ということをひたすらやっていて、例えば昆虫の擬態(植物や別の毒を持った昆虫に姿を似せる)は実際に鳥を欺くことができるのか?とか興味が沸いたら実際に鳥と擬態する昆虫を一つの部屋に入れて、とかやっています。めちゃくちゃ面白いです。

多分この著者は自分の興味の赴くままに仕事としてやって、死ぬまで好きなことをやっているんでしょう。(´・ω・`)テラウラヤマシスって感じです。自分もかく在りたいものです。

今年(ってまだ1ヶ月しか経っていないですが)読んだ本の中では圧倒的に一番面白いです。通勤時にこれ読んでいて、降車駅を気づかずに乗り過ごしてしまったぐらい。

多分自分が今年読む本の中でもBest3には入りそうな感じ。お勧め。

弘法筆を

2006-01-31 | つれづれ
スキー板を酷使しすぎたせいか、時々ミシミシ言っているので、乗っているときに折れて怪我する前に、と思って新調しました。

昨シーズンのモデルの試乗会に行ったときはATOMICのLT11が一番お気に入りだったのですが、連続で同じメーカの板というのもツマラナイだろうということで、SALOMONのDemo X2にしました。試乗していないけど、Demoシリーズの後継ということで、まあ外れないだろと決めてしまいました(いい加減ダナ)。

で、この週末に実際に乗ってみたのですが、

・大回りのターン後半の切れ上がりが良い
・板も結構重いので、スピード出ててもぶれない

って感じで、すいているゲレンデでカットビするにはかなりいい感じです。

逆にコブに入ったときは、ターンの切り替え時の荷重のクロスオーバーが適切に出来ていない(要は力で板を回しているだけ)ので、重い板だと回しきれずに簡単にコブに弾かれてしまいました。

以前からこのままではマズイなとは思っていましたが、まあ滑れるからいいやと放置していたのが裏目に出たようです。もう一度基礎からやり直しですね。

でも久々にいいモチベーションが沸いてきました。

少年老いやすく

2006-01-31 | 
国家の品格を読みました。アメリカ的資本主義に陥りつつある日本はこのままでは駄目になると主張していて、今回はいつもとはかなり趣を異にしているので、藤原正彦の軽快なユーモアを楽しみにエッセイなどを読んでいる向きには、アレレ?という感じかもしれません(自分もその一人)

読んでいて確かにその通りと思ったのは

・教育は国語と数学(算数)に主眼を置くべし
・若いときこそ名作を読め

って辺りでしょうか。特に後者については自分自身でもうすうす気がついてはいたのですが、日本の古典もきちんと読んだこと無いんですよね。平安文学、江戸文学は言うに及ばず、漱石、鴎外なども教科書で出てきた分ぐらいだし、三島由紀夫とか本屋で手に取った事もないんですね。

仕事の本とか或いは直近で興味のあるネタ(最近だと社会問題、経済)ばかり手にとって居るわけで。うーん。

難しい...