DALI Piano AGILEの良いところ 悪いところ

2023-03-09 23:35:04 | 音響機材/音楽再生

Uさん、こんばんは。

 

疲れもあり、もう眠くて仕方ないのですが、小さな記事を一つ上げてから寝ることにします。

 

AGILEのレビューは過去にしていますけれど、その音を改めて聞き直して気が付いたことを書きましょう。

 

B&Wほど明瞭・明晰な音ではありませんが、その柔らかい音の中に、なかなか良い定位を感じます。

これは、小口径のユニットのためではないかと思われます。

所謂、点音源的な効果です。

 

小口径ユニットの利点の一つかもしれませんが、音が早く感じます。

曲によって異なりますが、アップテンポなポップスなどでは、ボーカルがスパッと耳に飛び込んでくることがあります。

 

これがなかなか面白いです。

大口のユニットのようにドロンとした音ではありません。

 

綺麗な高音も時には出ますが、決してきつくはありません。

ソフトドームだからでしょうか。

 

でもキンキンの権化であるB&Wの音も嫌いではありませんし、時に欲しくなりますからオカシなものです。

 

構造上、重低音は出ません。

以前にも書きましたが、元々AV向けということもあり、それなりの量感は得られますので決定的な問題にはなりません。

 

細身で背が高く、フットベースも華奢ですから安定性に欠けます。

少しの地震でもすぐに転倒しそうです。

 

スピーカーターミナルがフットベースの真裏です。

これも前に書きました。

 

スピーカーの底裏に端子があるのはこのスピーカーぐらいかと思っていましたら、他のメーカー(確かJBL)でも、このようなペンシルスピーカーで同様の設計になっていることを知りました。

 

まぁ、一般的にはスピーカーなんて、そう頻繫に動かしたりケーブルを付け替えたりしませんからね。

それでも問題ないんでしょう。

 

現在の自分の視聴環境では大いに問題にはなりますが。

 

それ以外には、そうですね。

ちょっと品のある造りで、形状も変わっていますから、オーディオに興味が無い人でも、このスピーカーを見たら少し関心を持たれるかもしれません。

 

所謂、色物的な側面ですね。

オーディオ機器という面構えが薄いところがありますから、部屋に置いても威圧感もなく、色々な部屋に馴染みやすいかもしれません。

 

オーディオは十人十色、百人百色、千人千色、万人万色。

 

それでも恐らく、自分が日本でただ一人だと思います。

プライマーにDALIのPianoを繋いで音楽を聴いているのは。

 

いつまでこのセットアップが続くかわかりませんが、少なくともこのスピーカーは当面変えることはないと思います。

買い物下手な自分ですけれど、このスピーカーはそこそこ成功の部類に入るでしょう。

 

と言いますか、スピーカーとしては初めての成功例かもしれません。

それぐらい、行き当たりばったりの買い物をしてきたということですね。

 

余りまとまりのない内容となりました。

 

ではこれで失礼します。

ごきげんよう、さようなら。